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うずら  作者: ぱぴさく
2/11

孵化

 孵化には悲しい問題が付きまといます。死に籠り、消化器障害、ペローシス、奇形。残念なことに有精卵9個中、死に籠り3、奇形1、ペローシス1でした。9個中5羽の生存となりました。ペローシスは孵化後すぐ腱をはめて治しました。


 今回は孵化直前の死に籠り1羽をレスキューすれば助けることができたのが心残りです。鳴いていたのだから気室側から割って補助してあげればよかった。一晩様子を見たのが命取りでした。この辺りの判断は難しいです。今回は普通に出てきたのは1羽だけで、あとは多少なり補助してあげました。


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


 平たい方が気室で、ぐるりと体を回しながら割り、ぺろんと取れるとそこから這い出してきます。力の弱い子やペローシスの子はこれができずに鳴き続けることになります。鳴き声が聞こえたら産まれるのが近いので育雛環境の保温などの準備、レスキュー用のピンセットの準備などをします。


挿絵(By みてみん)


 生まれて一晩たった雛たちです。一番懐いてくれる時期です。


 ゴールデン2、シルバー、ホワイト、ノーマル。


「あなたが購入したのは金のうずらですか? 銀のうずらですか? それとも――」

「銀のうずらです」

「では金のうずらをあげましょう」

「そんなー」


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