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異世界に出荷された俺は渋々仕事を始めます。  作者: 赤崎のんた
第1章 出荷先は異世界
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理不尽な襲撃はごめんです。

今回も頑張って書いたと思われるので見てください!

俺たちは森の入り口(おしっこの現場)まで来た。



「この森をまっすぐ行けば街に出るのか?」



田中は確認をするとアリスは頷いた。



「それより…あんた!!何よ、その格好は?!」



田中は膝まである黒のローブを羽織って上下は黒の軍服の様な服を着て革手袋まで付けている………。



「何だ?アリスも着たいのか?羨ましいのか?」



「いや……勇者達もそんな格好してないわよ・・・」



「嘘だろ…じゃ、じゃあ…勇者はどんな格好なんだよ?」



「そりゃ〜モンスターを討伐の時は分かんないけど…街にいる時は普通の人と変わらないわよ!」



田中は急いで家に帰ろうとした。



「着替えてくぅ!!!なぁ!!」



田中はローブをアリスに掴まれて転んだ。



「もう、日が暮れちゃうから行くわよ!!」



「そんなぁ…なんで早く教えないんだよ」



「面白いからいいじゃない!」



「よくねーよ!!!!」



ーー俺たちは森の中に入って行くと辺りは薄暗く気味が悪かった。



「おい…アリス、出会った時にこの辺りはモンスターは居ないとか言ってたけど…信じて良いんだよな?」



恐る恐る聞くとアリスはビクビクしながら言い放った。



「し、し、知らないわよ……」



こいつ……適当なこと言ってやがったな…。



「おい、この世界に来てモンスターと戦ったことはあるのかよ?」



「頭の中でシミュレーションしてるから、問題ないわよ…きっと……」



素直に戦った事が無いって言えよっ…




ーーそんな時、急に日が隠れたと思い空を見上げた2人は最悪の状況に遭遇している事に気付いた。



「おい、落ちてきてるよな……」



「こっちに向かってる気が…」



空中には人の顔にそっくりな何かが絶賛落下中だと気付いた。



「に、逃げるぞぉぉおおおおおおお!!!!!」



田中はアリスに呼びかけた。



「アレ…アリス?」



アリスはとっくに走って逃走を始めていた。



「おい、待てってぇ!!!!!」



田中は必死でアリスを追って走った。



そんな時、大きな落下音と共に低い声が響き渡った。



アリスは足を止めてその姿を見ていた。



「や、やっと追いついた、はぁはぁはぁ〜」



田中はアリスが向いてる方向に顔を向けた。


そこには、体は人の体にそっくりだが、背中には大きな羽も尻尾もあり、大きな人の顔をしたドラゴンの姿があった。



『おおおおおおぅうううおおおおぉぉぉ!!!!!」



「おい、初めて戦うモンスターってこんな気持ち悪い奴なのか…そもそも、まだ適正職業ジョブも決まってないのにモンスターって理不尽な………」



「ちょ、ちょ、丁度、肩慣らし…し、した、したいと、思ってたとこ、とこ、だったの、よ!!!」



ぎこちない喋り方でアリスは腰のコルト・パイソンを抜いた。



「おい、倒せるのかよ!?2、3メートルはあるぞ!!」



アリスは銃を構えながら言い放った。



「も、もちろんよ!!地獄に葬ってあげるわ!!!」



アリスはモンスター目掛けで発砲した。



「ん…………」



アリスは唖然としていた。



「おい、何も効いてないぞぉ!!!」



モンスターは立ち上がろうとした瞬間、地面に倒れた。



それを見たアリスは急に元気になった。



「どうよ!?田中!!!コレが私の力よ!凄くない!?やっぱり私はスゴイのよ!!!感謝しなさい!!!!!」



多分、アリスがやったのでは無いと分かった。

モンスターの左足は何かで深く切られ大量に出血していた……これは明らかに拳銃の傷じゃない。



「あ〜はいはい」



「何よ!その反応は!?」



田中が適当に返事をするとアリスは少しふてくされていた。



「よし、あのモンスターを仕留めよう!」



田中が提案するとアリスは渋い顔をした。



「た、倒すって…もうあんなんじゃ襲ってこれないわよ!」



「街で高く売れるかも知れないし、一度はモンスターを倒して見たいだろ?こんな状態のモンスターなら倒せるはずだ!」



「こんな、人にそっくりな顔のモンスター何て気持ち悪いし…なんか不謹慎ふきんしんよ!」



ーーそんな会話をしていた瞬間、モンスターの頭に大きな氷の柱が突き刺さった。



「何よ、コレ………」



「俺が聞きたいよ……」



ーー唖然としている2人の前に誰かが近づいて来た。



「大丈夫ですか?」



2人の前には、氷の結晶が舞い散る中、青い髪をなびかせ、青く冷たい瞳をした1人美女が手を差し伸べてきた。



「すみません、ケガはありませんか?」



俺は慌てて立ち上がり何故か背筋をピン!っときよつけをしていた。



「この氷…あんたがやったの?」



「そうですよ」



彼女はアリスの問いに優しい口調で返事をした。



「こんな場所では何ですし、歩きながら話しましょう」



彼女はゆっくり歩き始めた。



俺とアリスは顔を合わせた。



「取り敢えず付いていけば森を抜けれそうだしついて行ってみよう」



「そうね」



ーー2人は彼女の後を付いて行った。


ブックマークとかして見てください。。


(改)と着いてると思うけど誤字の修正なので内容は変わりませんな!!



では、次回!


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