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異世界に出荷された俺は渋々仕事を始めます。  作者: 赤崎のんた
第5章 王国アルドレア
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この人、一体何者だ・・・!?

是非ん読んでみてください!

良ければブックマお願いします。


僕たちは受付でナッドの病院を聞き、部屋の前までやって来た。



正直、どう話しかければ良いのか分からんな……


「よッ!元気してた〜?」とか、病院で言うセリフじゃないし…



そんな事を扉の前で考えていると、ガラガラガラっと扉が開いた。



「じゃ、お大事に!」



ナッドの病院の扉から、1人の男が出て来た。



「ん……?見ない顔だが、ナッドの見舞に来てくれたのかい?」



スーツ姿の180はあるであろう、背の高い、黒髪かつエルフ耳の男が声をかけて来た。



「は、はい……」


誰だよ、このイケメンはぁ……



「誰か来たのかぁ?」



扉の奥から聞き覚えのある声が聞こえて来た。



「はい、私は飲み物を買って来ますので、また」



そう言って男は部屋を立ち去った。



「か、体の方は大丈夫か…?」


田中がぎこちない様子で病室に入っていった。



「お前は確か……田中?でよかったか?それと……?」



俺はうなずき、横にいるアリスの自己紹介を代弁した。


アリスは暇だから一緒にお見舞いに行くと言って病院へ来たが、緊張して固まっている。



謎のコミュ障発動してるし……発動の基準が分からんのだが…。



「で、体の方は……?」



そう切り出すと、ナッドは肩を撫でながら、苦笑いで話し始めた。



「命に別状はない。今は体が思うように動かないが、リハビリを続ければ、日常生活を送れる体には戻れる」



「ーーーーすまない」



「お前が謝ることじゃない。それに、お前やあおいさん達には感謝してる。あの時、あおいさんが治癒魔法をかけてもらったから、こうして生きている訳だし。」



初めてナッドと会った時、乱暴で、慢心した態度で、なんかやな奴って感じだったが、今こうして話していると、前とは少し性格が変わったように感じた。



「それに、お前がハンスを倒したんだろ!?」



「僕1人の力じゃッ!」



「それでも、カルダやジェフザンのかたきをとってくれて『ありがとう』」



僕は強く拳を握りしめて、グッと歯を食いしばった。



田中は、このような形で感謝されるなどとは思っていなかった。その分、驚きも大きく動揺を隠せなかった。



全力で頭を振り絞って、ぎこちない様子で答えた。



「ど、どういたしまして!」



その言葉を聞いて、ナッドはしばらく、ポカンとした様子で田中を見つめ、笑い出した。


田中も、その笑それにつられて笑い出した。



その光景を、アリスは幻滅した冷たい目で、2人を見ていた。



「騒がしいですね〜」



そう言い放って病室に入ってきたのは、さっき扉の前ですれ違った男だった。



僕は、急にの声でふっと正気に戻った。

それと同時に、恥ずかしさがこみ上げてくる。



「お〜!しんなぎぃ〜」



ナッドは男をそう呼んで手招きする。



「まったく…そんなに笑うと傷が開きますよ」


男はそう言いながらも、どことなく嬉しそうな表情でナッドに飲み物を手渡した。



ナッドに飲み物を手渡した後、男はこちらに目を向けると同時に、ナッドが代わりに自己紹介してくれた。



「おっ!お前は知らないのか…こいつは田中だ!ハンスとの戦いで一緒だった。で、こっちが……がぁ…ぁぁ……。



「アリスよッ!」



ムッと膨れた表情でアリスが言い放ち、すぐに田中の後に隠れるように下がっていった。



そう言う時は話せるんだ……。

毎回思うが、いちいち仕草が可愛いなこいつ。



「す、すまん…」


ナッドは少し同様した様子で謝った。



「私は真薙真冬しんなぎまふゆと申します。よろしくお願いしますね」



「ーーーーーー!!」



僕たちは男の自己紹介を聞いて驚いた。


11月もよろしくお願いします。

11月11日は最高ですよね!!神ですよね!?


「あぁ〜心がぴょんぴょんするのじゃぁ〜」


では、次回!

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