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異世界に出荷された俺は渋々仕事を始めます。  作者: 赤崎のんた
第5章 王国アルドレア
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スライムを討伐しようと思います。

是非読んでみてください。

良ければブックマお願いします!


ーー長机を囲むように、僕たちは椅子に座った。



「あの、ナッドの容態は…?」



僕は魔人討伐の話をする前に、ハンスとの戦いで負傷した、ナッドの容態を聞いた。



ハンス討伐に参加したギルド、Restiveレスティブ horseホースの1人だ。


余り話したこともないし、親しい間柄でもなかったが、それでも容態が気になった。



「命に別状はない、後で見舞いに行くといい」



ライアスさんの言葉を聞いて、ホッと胸をなでおろした。



「では、今回の目的、魔人討伐について話していきます」



マリーが割り込むように本題を口にした。



「全員揃っていない様に見えるがいいのか?」


「構いません」



ライアスさんが言う様に、全員揃っていないようだ…


大きな長机の周りには、まだ席が数席空いている。



「今回の魔人討伐は、すでに始まっています」



空席を気にすることもなく、マリーは話を始めた。



「すでに!?」



つい聞き返してしまった。

マリーの言葉に皆んなも驚いた表情を浮かべている。



「はい、今回の討伐は2班に分かれて、戦闘に臨みます」



ーーしばらく、無言の時間が流れた。



もう、始まっている?コレって、敵が強すぎるから援軍を!って奴では……


先に向かった人達が倒してくれてる。なんて事は、

まず無いって前回、身をもって経験した…。



「戦局は……?」




しばらくして、僕は恐る恐る、戦局を聞いてみた。



「今はとくに、戦局が悪化している、と言った報告はありませんが」



マリーは、何を怯えている?と言った表情で言った。



戦局が悪いわけじゃ無いのか?って事は、いいとこどりで、終われるのでは……



「そもそも、魔人ってどんな奴なの?」



そんな時、アリスが人差し指を頰に当てて、考えるように質問した。



ほんと、いちいち仕草が可愛いな。



「今回、討伐する魔人は『スライム』です」



「───────!!」



マリーがそう口にすると、僕とアリスはキョトンと、していた。


しかし、他のみんなは驚いた様子で、スライムと言う言葉に動揺していた。



「おい、アリス……スライムって言ったら」


「雑魚キャラでしょ?」


「だよな!?ビビって損したよ……」


「雑魚狩りで高額報酬とか、私たちって、ついてるわね!」


「あぁ!とっとと倒して帰ろう!」



2人はコソコソと話していた。



「よし、早速倒しに行くか!?」



田中は席を立ち上がって、力強く叫んだ。



「なぜ、急にやる気が……?」



マリーは、僕の様子を怪しむように睨んできた。



「いや、別に……」


「また、卑猥な事を考えついたんですね」


「考えてねーーよ!」



フェリたんやリオナさんの冷たい目線が怖い……



くっ……誤解を生むような発言を…ロリっ子恐るべし




「まぁぁ、その意気込みです。」



「じゃ、さっそく!」



「しかし、出発は明日の朝です。こちらも準備がありますので、今日はゆっくり休んでください」



との事で、出発は明日の朝とのことだ。



「そう、気が急かな田中。ナッドの見舞いでも、行ってやるといい」



「そうですね、そうすることにします」



ライアスさんにも説得されて、今日はゆっくり体を休めることにした。



「では、部屋の手配を」



マリーは、部屋の端に立っているメイドに目をやった。



すると、メイドが静かな足取りで近づいて来た。



「あの方達に、お部屋の案内を」


「かしこまりました」



僕たちは、メイドさんに案内してもらい部屋へと向かった。



こうして見ると、同じメイドさんでも全然違う感じだ。リオナさんのメイド服は…コスプレと言うか、露出が高いと言うか……言うなれば、メイド喫茶の服装だ。



つまり、最高のメイド服ってこと。




ーーこうして、僕たちは部屋に案内してもらい、しばしの休息を取ることにした。



投稿したと思ってたらしてませんでした…

のんびり投稿して行きますので、温かい目でお願いします。


「駅のホームで筋トレしてる人がいた……どうでもいいが」


では、次回!


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