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異世界に出荷された俺は渋々仕事を始めます。  作者: 赤崎のんた
第4章 萌え豚お兄ちゃんによる日常改革①
33/52

幼女からの依頼!?

前回に引き続き投稿しました。

是非読んでくださいネ!ブックマも良ければお願いします!

  「で、何で僕が王国に?」


 田中は立ち上がり、何事も無かったかの様に、椅子に腰掛けマリーに尋ねた。



「それはですね、貴方が魔人を倒した経歴を持った方ですので」


「いや、確かに倒したけど……もしかして、王様直々に褒美を貰えるとか!?」


「違いますよ」


「………」


 少しでも期待してしまった僕が馬鹿だった……でも、だったら何で僕が呼ばれるんだ……?



「今回、魔人を討伐した際に捕虜として捉えた魔神カステラからの話によると、この国に潜伏している魔人は貴方が倒した魔人含め3人いる事が判明しました」


「ーーーーーーー!!」



 考えもしていなかった言葉に僕は驚きを隠せなかった。



「もしかして……その、残り2人の魔人の討伐を僕に手伝えと?!」


「理解が早くて助かります」



 その言葉を聞いた瞬間、田中は慌ててシオンの背後に隠れる様に回り込んだ。



「や、ヤダよ!あんな危ない奴があと2人だって!?馬鹿かよッ!前回は何とかなったけど、次は絶対!死ぬ!殺されるッ!!」


 田中は魔人の討伐の手伝いを強く拒んだ。



「報酬は弾みますよ」


「ど、どれくらいだよ……?」



 田中はその言葉を聞いた瞬間、先程までの態度が一変した。



「最低でも金貨200枚は用意するつもりです」


「ーーーーーー!!!」


 その金額に、その場にいた全員が唖然としていた。


「それに、田中さん以外の方達にも参加していただけるなら、同様にお支払いします」



「手伝うよ!さぁ、王国に急ごう!!」


 

 田中は満面の笑みで即答した。



「お待たせしました、コーヒーになります」


 そんな時、シャルロットがマリーの前にコーヒーを置き、奇妙な笑みをしてその場を後にしていった。


「ご苦労様です」


 そう言ってマリーはコヒーを口に運んだ。


「苦ッ!!」


 マリーは舌を出して悲鳴を上げていた、それを遠目からシャルロットが確認していたらしく、満足した様子で僕にピースサインをしていた。



「よくも、ちんちくりんのクセに……!」


 マリーが悔しそうに叫ぶとシャルロットも負けずと叫ぶ。


「お子ちゃまにはまだ早かったかな〜?」


 2人バチバチと火花を貼らせていた。



 そんな2人は置いといて、僕はフェリたん達に尋ねた。


「皆んなは……どうする?かなり危ないかもだし、僕が手伝うだけで金貨は十分足りるけど……」


「勿論!参加するに決まってるじゃない!金貨200枚よ!?200枚!!」


 アリスは参加する気満々だった。それにつられる様に皆んなも参加を決めた。


「いえ、自分も参加するっすよ!」


「せ、拙者も参加するでござるよォ!」


「では、私も♡」



「店はシーナと私で何とかなるからッ!」


「では、準備してください、すぐ出発ですゥ!」


 シャルロットとマリーはそう言い放って、睨み合いを辞めた。



「じゃ、準備が済んだらココに集合で!」


「分かったわ!」


「了解っす!」


「承知しました♡」


「この服は少々動きづらいので着替えて来るでござるぅぅぅぅ!」



 ーーそうして、各自は王国に向かう支度を始めた。



余り期間を空けずに投稿して行くので宜じぐです。


「体調が崩れる季節になりましたな、秋とか言う季節いらないよ…」


では、次回!

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