この世界に消費豚を!?
昨日投稿するの忘れてました……。
是非読んで見てください!
良かったらブックマお願いしますねー!
しばらくして、2人がシャルシナへ帰ってきた。
「えっ!田中の手伝いッ!!」
ジャルロットから話を聞いたアリスは面倒くさそうな様子だった。
「自分は良いっすけど……えっと、田中くんって呼べば良いっすか?」
よく考えたら、フィリたんと話したことは無いに等しい……名前も呼ばれたこと無かったな、、、よく考えるんだ僕!田中くんでお願い何て選択肢は………『ない』!!!
「いや、田中きゅんで頼む!僕の住んでいた場所ではきゅんって付けて呼ぶのが当たり前なんだよ……」
田中は平然と息を吸うように嘘をついた、そんな時アリスが言い放った。
「日本にそんな風習無いわよッ!」
「そ、そうなんっすか?」
ヤバい……完全にアリスも転生者って事忘れてた、どうする……諦めるか、だが夢をドリームを……諦めるわけには、こうなったら押し切るしかッ!!
「おい、おい、アリス……お前呼ばれた事ないのか〜?友達同士で『きゅん』付けで名前呼ぶだろ普通〜?!」
「ーーーーッ!」
アリスの顔色が変わって行くのが見て分かった。
そ、そうだったの?でも、パパやママのお友達は『きゅん』何て付けてなかった……はぁッ!
パパやママのお友達はあくまでビジネス仲間だから?!本当のお友達には、『きゅん』付けをするって事だったのね!!
「そ、そうだったわね……うっかりしてたわ!」
そんの返答に僕は驚いた。
そ、そうなのか?今頃の子は友達に『きゅん』とか呼ぶのか?イヤ待て、アリスはハーフだ……外国では『きゅん』付けは当たり前なのかも知れない!どちらにせよ、話が通ったぞッ!!
「いや〜そう言うことだからフェリたんは僕の事は田中きゅんか健太きゅんで頼むよ!」
「はい!宜しくっす、田中きゅん!」
「ズキューーーーン!」
田中は喜びと興奮で白目になって失神していた。
「目を覚ましなさいッ!」
アリスが言い放ったと同時に田中の頭に拳銃を当てられ、慌てて謝った。
「で、金貨2000枚稼ぐ当てがあるんですか?」
そんな時、リオナが田中に金貨二千の当てを聞くと、腕を組んで答え始めた。
「もちろん!ここに着くまでに閃いちゃいました!」
「方法は?」
「ど〜しても、聞きたいって言うなら〜教えッ!!」
アリスが即座に田中の頭に拳銃を突きつけた。
「早く!」
アリスに脅されながら、田中は正座をして話し始めた。
「稼ぐ方法はある……この世界にはラノベと呼ばれるジャンルの本が存在しない!」
「ラノベ?」
「初めて聞くっすね」
「私はもちろん知ってるわよ!」
アリスは嬉しそうに胸を張って言った。
頭に拳銃突きつけながら、笑うなよ……あぶねーよ!
田中は咳払いをして話を進めた。
「そのラノベってジャンルの本を書いて儲けるんだ!」
「内容は?」
アリスがそう聞いた瞬間、田中は拳銃を払いのけ立ち上がった。
「簡単だろ!?この世界にはラノベが存在しない……つまり、僕たちの世界に存在していたラノベを丸コピして販売すれば?」
「ーーーーーッ!」
アリスは拳銃を腰に収めて、笑みを浮かべた。
「売れてるラノベを丸コピ……」
「そう、更に驚けアリスよ!この世界にはフィギュアやポスターと言ったグッズが存在しないッ!!!」
「ーーーーッ!!」
田中とアリスは握手を交わした。
「ラノベも売れてグッズも売れる!」
「あぁ!この、世界の人々を僕たちの手で『消費豚』にするんだッ!!!」
「で、その……ラノベ?と呼ばれるものを作る為に私達は何をすれば?」
リオナの質問を聞いて、はしゃいでいた田中は一息ついて説明を始めた。
「ん〜……この街に書いたものを写したりする機械って存在するの?」
「機械は存在しませんが、紙に文字を移す程度の魔法なら存在しますが……」
「そんな便利な魔法が!?」
田中が驚いたようで訪ねた。
「ハイっす!自分とリオナは使えるっすよ!」
「じゃ、2人には僕が書いたラノベをどんどん量産してくれ!」
「了解っす!」
ーーこうして、田中達のラノベ制作が始まった。
久々の投稿になっちゃいましたな……週3.4回くらいで投稿してくんで! よろじぐおねがいじまーす!
「毎日アイス食べてる!」
では、次回!




