全裸!それは自然体
書いてたら突然のフリーズよ(涙)8割くらい消えた・・・涙 く 鼻水
まっ、書き直したので是非読んでください!!!
田中は 妹の考えを嫌々だが聞いてみることにした。
(やだなー どうせロクでもない事なんだろうな……まぁ、話だけは聞いてみるか)
「どんな先制攻撃をするんだよ?」
その瞬間、光に包まれた神々しく威圧を放った杖が妹の手元に現れた。
「そ、それは……」
(す、すげー威圧感だ……)
田中はその杖に圧倒された。
「アレはあおいが手に入れた、神の祝福『ケーリュケイオン』!!!」
夜桜が自分のことの様に自慢して来た。
「その、杖で今から何を……?」
「あおいの事だから、凄い事を思いついたに違いないわよ!」
「だと良いけど…」
「行くわよ!」
そう言い放ち、シオンに杖を向けた。
「リサイクルよ!」
(ようしゃねー……)
そのまま、妹の持つ杖から光がシオン目掛けて放たれた。
「ぶっはぁ!!な、何事でござるかぁ?!!!」
シオンは目を覚ましたらしく自分の置かれている状況が理解出来ていなかった。
「アニキィーーーーーーイィィィーーー!!!!」
爆風と共にシオンは店目掛けて転がっていった。
「さぁ、私たちも続くわよ!」
そう言って妹は丘を下って行く。
「行くわよ!」
転がって行くシオンを眺めてボーッとしていた時、夜桜の声でハッと気が付いた。
「お、おう…行こう」
そうして、僕と夜桜も妹の後に続いて丘を下って行った。
シオンの叫び声に気づいた様子で店の周りから数匹のヘルハウンドが姿を現した。
「へ、ヘルハウンドでは御座らんかぁぁぁ!!!」
転がりながら見えるヘルハウンドを見てシオンは絶叫していた。
「ヤバくないか?!ヘルハウンドが見える!」
田中は驚きながら叫んだ。
「結構多いですね」
夜桜はヘルハウンド警戒した様子で走っていた。
「まぁ、シオンには囮になって貰おう!」
先程と同じく、その決断の早さに夜桜は驚いた。
「ほんと決断が早いですね……」
(まぁ…シオンなら、ほっといて良いだろうな)
「ま、ま〜なぁ!」
ーーそんな時、シオンのパンツが段々と投げている事に気付いた。
(ヤバイ…妹や夜桜がいる前でシオンの汚い物を晒す訳には行かないぃ!!!)
「シオン!!パンツを上げるんだぁ!!!」
田中が叫んだ瞬間、顔に何かが飛んで来た。
「ん?!生暖かい……」
田中はゆっくりと顔に飛んで来た何かを掴んで確認した。
「おゔぇ」
田中はビックリするより先に吐き気に襲われた。
「おい、このブリーフって……」
田中が恐る恐る聞くと、妹と夜桜は頬を赤く染めて足を止めた。
「しね…」
「んっ……」
田中は慌ててシオンに目をやった。
そこには、全裸で転がって行くデブの姿が見えた。
(流石に全裸で転がるデブが前に居たら、僕も2人も気持ち悪くて前に進めない…)
「何か、良い方法は無いのか?!」
田中が2人に聞くと妹が口を開いた。
「この状況は私にも、ちょっぴり責任があるから…何とかして上げても……。」
「な、何か良い方法?!!」
後ろを向いている妹が頷いた。
「でも…こんな事に使うなんて……」
「あおい…良いから早く……」
夜桜がそう言うと、諦めが付いたのか渋々妹は杖を空に向けて叫んだ。
「『refraction』」!!!
その瞬間、シオンの下半身が眩い光の靄で覆われて視界から消えた。
「こ、これは?」
田中の質問に妹はため息を吐いて説明した。
「この魔法は本来、洗脳的攻撃を受けない様に相手の目や指などを見えなくする魔法なのよ…それをこんな事に……ってか!こっちにパンツ近づけんな!!」
「ご、ごめんなさい」
田中は急いでブリーフを投げ捨て足で踏み潰した。
「アニキイーーーーーーイィィィーーーー!!!!」
ーーその時、シオンの叫び声と共にヘルハウンドの鳴き声が聞こえて来た。
慌てて振り返って見ると、扉の前で倒れているシオンと、その場に居た全てのヘルハウンドが倒れていた。
「あれくらいならヘルハウンドでも回避できたんじゃ……?」
すると、夜桜が振り返って説明してくれた。
「refractionは発動者と同じ向きに居た者だけに靄が掛かるのよ…」
「つまり、ヘルハウンドは妹と同じ視界で無かったから光の靄がない状態だった…そのせいで逃げ遅れたと……。」
「だと思う」
夜桜の考えと僕も同じだった。
「普通は全裸で転がる来るデブなんぞ見たら直ぐに逃げるが…けど、扉を守れと命令されていたら、やすやすと逃げる訳にも行かない……その迷いでヘルハウンドは逃げ遅れた」
(もし店を守れなかったら…そんな恐怖心を魔獣に植え付ける奴がこの店の中に……。)
「まぁ!これで周りは片付いたし進みましょ!!」
夜桜がそう言って歩き始めたのを見て、僕と妹も歩き始めた。
マジ上書き保存大事だね!うん…。
今後はこまめに上書き保存を心掛けまーす!
でも、良い勉強になったね…おん。(΄◉◞౪◟◉`)
「次も是非読んでね!」
では、次回!




