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異世界に出荷された俺は渋々仕事を始めます。  作者: 赤崎のんた
第2章 萌え豚の妹探し
14/52

異世界で迷子の妹を探したいと思います!

前回の話で田中を強キャラにしようか迷って試しに書いて見たけど雑魚い方が良かったかな…?


暑すぎだろ…おうぇ、、



  「まぁ〜取り敢えず中に入れば?」



 シャルロットが呼びかけた。



 そうして、僕たちは店内に戻った。



「ア、アニキ…服はお返しするでござるぅ」



「あ、どうも」



 僕はシオンから服を返してもらった。



「そう言えば!さっき壊したって言ってたけど何を壊したんだ?」



 僕がそう聞くとシオンはデュフフと笑って言った。



「今回、拙者せっしゃは仕事でカラナルの森を抜けてぇ〜丘の上にある一軒の家を破壊するって依頼を受けていたでござるよぉ!!」



 僕は自分の耳を疑った。



「壊したって……家の中を荒らしたって事か?」



 田中はそわそわした様子で訪ねた。



「いえいえ〜跡形も無く家ごと破壊したでござるぅぞぉ!!中に誰も居ないか確認してたらアニキの服を発見したんでござるぅ!!」



(おい、明日から仕事放棄する為の計画が……)



「おい、シャルロット……依頼したのって…」



 シャルロットは満面の笑みで言い放った。



「もちろん!君が仕事をサボらない様に!!準備してたのよ!!!」



「何で僕の家の場所知ってんだよ!!」



 田中は鼻水を垂らして叫ぶ。



「何でって…あんな場所に突然、家が建っていたら皆んな分かるでしょ?」



「確かに……。」



 田中は釈然としなかった。



「じゃ、じゃあ…僕も二階の空き部屋を遣わして貰えるんですかね……?」



「無理よ!」



 即座に拒否された。



「この店の二階は私、シーナ、リオナそして今日からアリスちゃん!」



「じゃ、じゃあ!一階は?」



「無理!」



 シャルロットは即答で拒否した。



「何でだよぉ!!」



 田中は鼻水をすすって言い放った。



「一階はフェリアとネムがいるし!」



 僕はフェリアたんの方を向いた。



「すんませんっす…」



(何だ、この絶望感は……。ネムって誰だよ…男か?男なのか?だとしたら、殺そう、殺すっきゃない!)



「それじゃあ…オーレットさんやデブはどこに?」



「ぽっちゃりでござるぞぉ!!!」



 シオンが叫ぶ。



(んっ……。)



「私は自分の家があるんでね!」



 オーレットさんはそう答えた。



(ちぃ、マイホーム持ちかよ、今さっき破壊されたって宣告された僕の前で軽々しく………)



「じゃ、じゃあ!一晩泊めてもらったりとかって…」



 オーレットさんが頭を下げて言った。



「すまん…田中くん、妻がいるんで無理だ…」



(何だと〜!!こんなパンツに物入れる奴が?おうぇ〜考えるだけで吐き気がする……)



「そ、そうですか……なんか、すみません」



「アニキィ!!拙者せっしゃの家に住めば良いではござらんかぁ!!!」



 シオンが叫び上がった。



(こいつの家か…仕方ない、ホームレスになるよりはマシか)



「じゃ、じゃぁ……頼む」



「喜んでゔぇ!!デュフ、デュフフ…」



「んっ………。」



「では!早速向かいますぞぉ!!!」



 シオンがそう言って立ち上がった、瞬間にシャルロットが呼び止めた。



「ちょいまち〜!」



 シオンはその体制のまま硬直こうちょくしていた。



「その前に仕事の依頼だ!」



「はぁ〜」



 田中はめんどくさそうな反応をした。



「仕事は簡単!今月中に君んとこの妹ちゃんとお友達を探して〜この店の従業員にさせちゃって☆」



 僕はその言葉を聞いてビックリした。



「は、はぁ!!!妹だって!?って、天霧あまぎりあおいの事か!?!?」



 田中は混乱していた。



「まぁまぁ!落ち着いて〜そう!君の妹!!」



 シャルロットがそう言い放つ。



「へぇ〜田中って妹がいるんだぁ〜でも、苗字が違うわね?」



 アリスが聞いてきた。



「ま、まぁ…な!義理の妹だよ…」



 その言葉に硬直していたシオンが反応した。



「な、な、なんと!アニキにはギリ妹がぁ!!!!なんと羨ましすぃーーー!!つまりアニキの妹なら拙者から見て姉さんでは…お姉ちゃんになりますぞぉーーーー!!!デュフ、デュフフ、デュフフフ〜〜」



「誰がお前のお姉ちゃんだよ!ふざけんなよぉ!!」



 店の中はとても騒がしくなった。



「はぁ!!今後、アニキからお兄さんって呼ぶようになるって事でぇござるぅかぁ!!!!」



「こいつ……」



田中がプリケツ丸をさやから抜こうとした時、ある事に気付いた。



(え…刀が抜けない……!)



それに気づいたシーナさんが笑顔で教えてくれた。



「その…下品なお名前の刀は鎧を発動してから数時間は鞘から抜けないようですね!」



(そんなデメリットが……やっぱこの名前下品だよな…神様のネーミングセンス恨むぞ)



「頑張って下さい!」



僕は頷いた。



そんな時、シャルロットが言い放つた。



「まぁ、まぁ〜とにかく!死んだ君を触っちゃった妹ちゃんとお友達も転生しちゃってるから探してきてね〜情報では最近、とんでもない2人組みの傭兵が現れたって噂があるから〜多分その傭兵が妹ちゃん達だと思うから〜!まぁ頼んだよ」



(投げやりな……お友達ってあの時、友達が家に来てたのかよ…最悪だ)



「わ、わかった…」



 田中は依頼を承諾した。



「とにかく…迷子の我が妹とその友達がを探せばいいんだろ!?」



「まぁ〜そだね〜!」



 シャルロットが笑って答えた。



(仕方ないか…)




 そうして、僕はデブと一緒に店を後にした。



是非!田中への感想などあればお願いしますうう

強すぎかな?



「それにしても暑い、そんな日が続く…家の中で過ごそう!→なろう読もう!→【異世界に出荷された俺は渋々仕事を始めます。】読うかな〜!→ブックマーク付けなくちゃ!!!」


では、次回!






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