贈り物受け取っちゃいました…
ぜひ読んで見てくださゔぃ。
今回のサブタイトル微妙?
田中は箱の中を覗いた。
「ん………。」
「ん?どうしたんだい?」
シャルロットが田中の前に出て箱の中を見ようとした。
「んぅ〜〜!!」
だが、シャルロットは田中が持っている箱に手が届かずジャンプをしていた。
「おい!中を見せるんだぁ!!」
ヒョンヒョン必死にジャンプしてるシャルロットに気づいた田中は、父親になった気分で暖かい目で見ていた。
「何も入って無いんだけど…。」
田中は箱をシャルロットに返した。
「本当に空っぽね……」
シーナさんも箱を見て驚いていた。
「忘れてたっす!!」
フィレンが何かを思い出した様に叫んだ。
「コレをかけろってパンドラのおばさんに渡されたポーション忘れてたっす!すんません…」
田中はフィレンの反応を見た瞬間、ブヒった。
(こ、これは…フィレンたんからポーションを受け取って仲良くなるきっかけを作るチャンス!!!)
フィレンは体を触ってポーションの場所を探していた。
(こ、これは…フィレンたんが運んでくれたポーションを受け取れるのか?!)
すると、オーレットがフィレンに続いて思い出した様に叫んだ。
「すまない、フィレン!ポーションは私が途中で預かったんだった!!」
「はっ?!」
田中はフィレンからポーションを受け取ると言う夢を一瞬で破壊された。
「そうだったっすね!忘れてたっす…」
「すまない、田中!ポーションだ!!コレを箱にかけて見てくれ!」
そう言いながら、オーレットはパンツの中に手を入れた。
「え!!?」
オーレットは自分のパンツの中からポーションを取り出して差し出してきた。
(えっ……何この人?パンツの中に人に渡すポーション入れてたの?バカか?バカなのか?ホモか!!?)
「あ、ありがとうございます……」
少し生暖かかった。
(ゔぉえぇ〜〜)
田中はポーションの液体を箱にかけた。
すると!箱が眩く光り、目の前に何かが出てきた。
「コレは……」
田中の目の前には一本の刀と手紙が置いてあった。
「コレが俺の貰った…神の祝福か……?」
田中は手紙を開いて見た。
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今回、田中くんに 神の祝福を送りました。
最近は魔剣グラムとかそう言うカッケー名前の剣を送ったりしたので気分を変えて、俺ちんが今回、刀の名前を新しく名付けました!
『妖刀プリケツ丸』
と名付けました!!!では、プリケツ丸と力を合わせて頑張って下さい。
神様より
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田中は神様の付けた名前のセンスの無さに絶望した。
「で、でもあの紙には確か…神の祝福は黒の鎧って書いてあったのに、何で刀なんだ?」
アリスは不思議そうに言った。
「そ、そうだ!さっきは黒の方ってあったし…この刀は、何かの手違えだろ!?」
田中は涙目でシャルロットに問い掛けた。
「その、刀を持って見なさい!」
シャルロットは田中に刀を持つよう指示した。
「まぁー待つくらいなら………。
田中は刀を持って鞘を抜いた。
「カッコイイ……。」
田中の口からそんな言葉が溢れた。
プリケツ丸は黒く輝いた黒刀で、全く刃こぼれなどもなく美しい刀だった。
「鎧が欲しいって考えなさい!」
シャルロットがまた指示を出して来た。
「わ、分かったよ……」
(黒い鎧が欲しい…後はフィレンたんと仲良くなりたい!)
ーーすると、田中の足元に魔法陣が浮かび上がって来た。
そして、眩しい光に覆われた。
田中が目を見開いた時、ある事に気付いた。
「あれ…何かすごい体が軽い感じがあるぞ……」
シーナさんが大きな鏡を持って来てくれた。
「見てみてください!」
田中は鏡の前に立って驚いた。
「えっ!黒い鎧がある……」
「これが君の神の祝福!黒の鎧よ!!」
シャルロットは言い放った。
「あの刀が鎧に変化するなら〜プリケツの鎧っすね!」
フィレンたんがそんな事を言った。
(く、くそダサい……てか、下品だぁ!本当は否定したいけどフィレンたんが名付けてくれたなら仕方あるまいな…アリスが名付けてたら即答却下なのに…)
「それ良いよ!フィレンたん!!そう呼ばして貰うよ!!!」
「そんな下品な名前でいいんすか?まぁ〜気に入って貰えたなら良かったっすけど!」
俺は今にも鼻水垂らしながら泣きたい気持ちだった。
「う、うん…気に入っちゃって……。」
俺は渋々だが、愛刀の名前を『妖刀プリケツ丸』と
名付ける事になった。
最後まで見ていただきありがとうございます!
次回もぜひ宜しくお願いします。
ここまで読んだならブックマーク&評価&感想
するっきゃない!!!!!お願いします…
「口内炎治った…イエーーーーーイ!!!」




