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2話 久しぶりの王都

 

 翌日の早朝、おじさんと孤児院の子供たちに別れを告げ、ここメラーヴ王国の王都へ向かう。孤児院から約15kmの距離で歩いていくのには限界がある。なので馬車を使って王都へ向かっている。馬車でもかなりの時間がかかるが歩いていくよりましだ。馬車から見える景色はどれも新鮮だった。なぜなら僕は王都で10年、孤児院で3年ほぼどこにも出かけずに暮らしていたので畑などを見るのはほとんど初めてだからだ。旬の野菜が植えてある畑がいくつもある。そして朝早いのに野菜の手入れをしに来ている人がちらほら。ごはんを食べる時は一層感謝しないとな。そんな風に景色を見ながらメルと他愛もない会話を交わしながら王都へ向かった。




 王都へ着くと門がありそこで馬車の運転手と門の警備を任されている兵士が少しのやり取りをした後、門が開き王都へ入れるようになる。王都へ入るとそこは大勢の人がいて活気にあふれていた。屋台のようなものが並び、様々な人が買い物を楽しんでいる。


  王都へ来るのは久しぶりだな


と思っていると、メルが隣で大はしゃぎしていた。何しろメルは別の王国から孤児院へ来たからな。そんなこんなではしゃぐメルを見ていると、王都の馬車乗り場へついてしまった。ここからは徒歩で学校へ向かわないといけない。面倒だ。どうせなら馬に乗って学校まで行きたい。でもまあ王都に来たのは久しぶりだし、どうせなら王都を回って学校へ行くのもありかもしれない。ということで


 「メル、これから王都を少し回ってから学校へ向かわないか?」


 提案してみる。メルはもちろん


 「丁度良かった!私も回りたかったんだよね。」


 意見が一致した。まずはどこへ向かおうか。とりあえず市場にでも行ってみよう。


 

 

 市場についた。市場では色々なものが売ってあったが正直なところお金がないので何も買うことが出来ない。買う気が無いのに商品をまじまじと見るのは申し訳なさがあったが、そこは子供なので許してもらおう。いろいろな店を見て回っているとひと際目に留まったものがあった。そう、杖だ。もちろん高齢の人が使っているあの杖ではなく、魔法の威力や速さ、魔力効率などを補助してくれる杖だ。杖とひとくくりに言っても人のサイズぐらいの大きいものと片手で持てるサイズのものがある。基本的に片手のほうが金額的にも扱いやすさにおいても大きいサイズのものより優秀なので広く普及しているが、大きい杖より補助効果が薄くなってしまう。大きい杖はほとんどの人が持っていない、補助効果自体は片手より優秀だが何せ金銭的に庶民にはきつすぎる。貴族などしか持っていない。日常的に魔物などと戦う冒険者でさえ上澄みのごく一部がたまに持っている程度だ。まあ杖に関する説明はこれぐらいにしておいて、僕が目にとめてしまったのは片手用の小さな杖だ。何せ魔法学校へ入学するのだ。杖ぐらいほしいものだ。隣でメルがつまらなそうにしているが気にしてられない。すると店主とみられるおじいさんが


 「おや、杖が気になるのかい?どんな杖が欲しいのか言ってみなさい、おじさんがぴったりのものを選んであげるよ」


 と、言ってくれた。正直選んでほしかったが、何しろお金がない。


 「すみません。買うお金がありません。それなのにまじまじと見てしまって申し訳ないです。」


 そう僕が伝えるとおじいさんは


 「その感じだと魔法学校へ入学する予定なんだろう?いいんだよ、私からのささやかな入学祝いとして選んであげるから。ささ、言ってみなさいどんなのが欲しいんだい?」


 何とそんなことを言ってくれた。さすがに遠慮したいと思ったが、メルが


 「じゃあこの杖で!」


 と...............。しかもメルの身長以上あるでかい杖を選んでいた。遠慮というものがないのかと思ったが、店主のおじさんは


 「君も選ぶといい。遠慮はいらないよ。子供は遠慮するもんじゃないからね。」


 なんて優しいんだ。このおじいさんは選ぶまでどこへも行かせてくれないような気がしたので


 「じゃあこれでお願いします。」


 僕はさすがに遠慮しちゃって小さい杖を選んだ。このおじいさんは太っ腹だ。太っ腹すぎる。...........とは思いつつも、僕は正直初めて触る杖に心が躍っていた。もっとも、まだ魔法を使うことはできないが。それにしてもかなりの時間過ぎていたようで10時半頃になっていた。ちなみに入学式があるのは12時だ。それまでに入学届の手続きを済ませ、入学式に間に合わないといけない。でもだからと言ってこんな早くから待ちたくはないので最後に教会に行ってみることにした。王都の端の方ではあるが、とても大きな建物で存在感があふれている。ラナッセ教という雷神を信仰する宗教の教会だ。




 メルと雑談をしながら歩いているといつの間にかついていた。人と話すと時の流れが速い気がする。

 早速教会の中へ入ると中では大勢の人が教会の一番奥、そして中心にある雷神の像に向かって祈りをささげていた。教会の入り口で立ち尽くしていると受付と思われる女性から


 「祈りを捧げに来たのですか?それとも回復のポーションや聖水を買いに?」

 

 声をかけられた。僕は


 「い、いえ。ただ見学をしているだけです。初めて教会へ来たものでして...。」


 そう答えるほかなかった。追い出されるのかと思ったが、


 「そうでしたか、どうぞこちらへ。教徒ではなく、見学に来た人のためのスペースがありますので」


 なぜあるんだ。


 そんな風に思っているのが伝わってしまったのか、受付の女性は


 「宗教に興味があるけど入る気はない方など結構多いんですよ。もちろん宗教に入ってくださるとうれしいのですが、この宗教は強制的に入らせたりすることはしておらず、来る人は誰でも受け入れる宗教なんです。君も興味があるならよかったら入ってみない?」


 最後にちゃっかり勧誘をしてきた。僕は神を信じていないので断ったが、見学だけはしていくことにした。雷神というものは興味があったのだ。どんな魔法を撃ったりするのだろう。どんな雷を地上に落とすのだろう。どんな閃光を見せてくれるのだろう。会えるのかは知らないが。




 祈りを見ていて意識が遠のき始めたとき気づいた。今何時だっけ?............まっずい!もう11時50分だ!

とりあえず急いでメルに伝え、急いで教会を出る。そこからは猛ダッシュ。人が多く行く手が阻まれる。人混みを縫うように避けて学校へ向かう。心臓がバクバク音を鳴らし生きた心地がしなかった。

 

 ようやくついたとき、時刻は午前11時55分だった。手続きをしに受付へ急いで向かう。どうやら当日専用の受付窓口があるようで急いでそこに駆け込んだ。幸いほかに誰もいなかったのですぐに入学の手続きを始めることが出来た。二人分あったので間に合うのか焦ったのだが、以外にもすぐに終わった。受付の人は


 「サーベルさんのとこの子供さんですね。大丈夫です。急いで入学式場へ行ってくださいね」


 そう言って僕たちをすぐ入学式場へ向かわせてくれた。事前に鳥でも使って連絡でもしたのだろうか?


 

 

 会場へ来てみるとほとんどの人は席に座っていた。初日受付の人は別のところに席が用意されているようで。席は思っていたより埋まっていた。50ほどある席のうち30程度が埋まっていた。僕たちが急いで席に着くと丁度、入学式が始まった。そしてどこからともなく空中から現れた学校長先生からの長ったらしい話が始まった。


 「未来ある若き諸君、よく我がメラーヴ魔法学校へ来てくれた。まずは心から歓迎しよう。我が学校は自由な学風が特徴だ。校則を守ってくれれば本当に何をするのも個人の判断で自由だ。自分の長所をさらに伸ばすもよし。短所を改善するもよし。どんな学校生活を送ってもいい。私は君たちの判断を尊重しよう。」


 そして一呼吸した後、「さて校則についてだが....」と、続いた。校則は大体要約すると王国にいて法律に触れるようなことをしないこと。って感じなもので、まあ覚えるようなものでもなかった。学校長の挨拶が終わった後はスムーズに進んでいき。13時頃に無事入学式は終了した。




 入学式が終わった後、入学生のほとんどは学校見学をしに校舎へ向かったので僕たちも校舎へ向かうことにした。中は本当に学校なのかと思うほど広く教会に引けを取らないほどだった。学校内では戦闘の実技や、薬草の調合、魔力の授業や魔法の授業など様々なことが行われていた。興味があったのは魔法の授業だったが残念ながら今回は炎属性の授業だった。本当に残念だ。


 ぶらぶらと学校を見学していると、


 「サーベルさんのところからいらっしゃったラベルさんとメルさんですね?これから暮らしていただく寮を案内します。こちらへついてきてください。」


 声をかけられた。後ろへ振り向くとそこにはこの学校の職員と思われる若い女性が立っていた。どうやら寮を案内してくれるっぽい。親切な人だ。


 「お願いします。」


 とだけ言うと、その女性は歩き出した。しばらくして女性は


 「ここが男性用の寮です、これから中も案内しますので引き続きついてきてください。」


 本当にここが寮なのか疑いたくなる大きさの建物だ。もっと寮の外観を見てみたかったが、女性はそそくさ前へ進んでしまうのですぐについていく他なかった。この女性はロボットのような人だ。ちなみにメルには外で待機してもらっている。


 その後女性は部屋まで案内してくれて鍵も渡してくれた。部屋には最初からベッドが置かれていてその下にはものを収納できるスペースまである。窓を開ければ気持ちのいい風が部屋へと入ってくる。窓側には机もありそこで手紙などをかけそうだった。トイレと一体型とはいえ一応お風呂もあるようだった。こんなにいい寮に住むためにいったいいくらかかるのだろうか。ほんとサーベルおじさんには感謝しかない。ちょうどいい、手紙を書いて感謝を伝えるのも悪くないかもしれない。




 窓を開け手紙を書いていると外がざわついてきた。何事だろうと立って窓の外を覗いてみると大勢の人が集まっていて何やら1方向へ向かってほぼ全員が移動しているようだった。なんの騒ぎだろうか。

 自室のドアの外からも人が走って外へ向かう音が聞こえる。

 

 「今外で何があっているんだ?」

 

 「知らないけどなんかみんな行ってるし俺たちも行こうぜ」

 

 そんな会話が聞こえてくる。これが集団心理ってやつなのだろうか。じゃあ僕もその集団心理に乗っかってあげようじゃないか。




 みんなが向かっている会場?に着いた。大勢の人だかりは円を描いて真ん中で今にも決闘しそうな二人を見ているようだ。


 「なあ、こんなただの喧嘩みたいなのでなんでこんな人だかりができてるんだ?」


 やべ、いつもメルがいる位置に振り向いて話しかけたけど今メルいないじゃん!知らない男子生徒に話しかけちゃったみたいになっちゃったし。初対面なのにため口かましちゃったしどうしよ。

 そんな焦りと心配は必要なかったようでその男子生徒は親切にも僕に教えてくれた。


 「お前知らないのか?あれ学校で1位と2位を争うほどの実力がある先生なんだぞ。ほら左の赤い髪色の女の先生は炎魔術を巧みに操る先生で、こっちの筋肉だるまの男の先生は土魔術を使ってとんでもない量の岩を飛ばしてくる先生だぞ。お前もしっかり見ておけ、新入りだろ」


 ........。上級生だった.....。この人が優しくて助かった。それにしても魔術ってなんのことだろうか。それについても一応聞いておこう。


 「すみませんさっきはなれなれしく話しかけちゃって。それと一つお聞きしたいことがあるのですが。魔術とはどんなものなのでしょうか?聞いたことがないものでして」


 「え!?お前魔術っていう言葉自体知らないのかよ。もしかして魔法って言葉も知らないのか?どこかで今まで引きこもってたのか?」


 実際引きこもっていたようなものだが...。


 「魔法は知っています。でも魔術という言葉は聞いたことがなくてですね......」


 「魔術ってのは魔法を含めた魔力を使う現象全般のことを指すんだよ。ちょっと前までは属性とかで区別されてない魔法に名前はなかったんだが最近は魔術って言うようになってきたんだ。そして属性で区別されている魔術も『炎魔術』みたいに、本来魔法というところが魔術って言うようになって来たんだ」


 なるほど。だからわからなかったのか。孤児院での3年間ではほとんど王国に行くこともなかったし知らないのも不思議じゃないか。僕も今度から魔術という呼び方を使っていこうかな。




 しばらくすると決闘の準備が始まったようで二人は互いに離れて位置に着いた。そして赤い髪の先生が飛ばしたコインが地面に着くと同時に決闘は始まった。まだ互いに様子を見あっているようでどちらもそれぞれの属性の下級魔法を撃ちあっている。本当に下級なのか疑いたくなるほどの迫力だ。撃ちあいに気を取られているとみんなが上を向き始めた。何なのだろうか?みんな飽きたのかと思ったが違った。僕も上を向いてみるとそこには巨大な魔法陣が丁度目の前にいる先生の数と同じ2つあった。ここら一帯を吹き飛ばす気かよ。みんな逃げなくても大丈夫なのかと内心焦ったがみんなは逃げる様子はなかった。せめてメルを連れて逃げようかと考えたが後ろから声をかけられた。


 「そうか新人はこれで焦っちまうのか。あの巨大な魔法陣から放たれる魔法はいつも相殺するからこっちまで被害が来ないんだよ。まあ爆風と衝撃は来るけど各自バリアで防ぐから問題ない。建物も学校長がバリア張ってるしな」


 バリアか...。バリアは自衛のため親は子供に覚えさせる義務があり誰でも使えて当たり前なんだけど使うのはいつぶりだろうか。うまく使えるかわからないが久しぶりにやってみよう。

 .......いつくるんだ?戦いは徐々にヒートアップして中級魔法が飛び交っている。だが上空の魔法陣は一向に発動する気配がない。その瞬間上空の魔法陣が一瞬光った。

 今か!

 とっさにバリアの陣を組む。発動の準備をしておかなくては。上空の魔法陣からはそれぞれ巨大な火球と巨大な岩石があらわれた。前を向いていられないほどの風が吹き荒れる。これ本当に大丈夫なのだろうか?死人は出ないよな?

 それぞれの魔法がぶつかる直前。一斉にバリアが張られた。僕もバリアを張ろうと..........!?

 バリアが張れない!?なんでだ?魔法を使ってこなかったからか?


 「新入り下がれ!!」


 声が聞こえた瞬間後ろへ突き飛ばされた。何が起きたのか一瞬わからなかったが、どうやら先輩に助けられたようだった。


 しばらくして爆風と衝撃波は収まった。だが心臓はまだバクバクいっていた。なぜだろう、なぜバリアが使えなかったのだろう。


 「大丈夫か?」


 そんな優しい声が僕を包む。あの先輩だ。


 「はい、大丈夫です。助かりました、本当にありがとうございます」


 本当に助かった。危機一髪だ。


 「お前しばらく魔法自体使ったことなかったろ。魔力の制御がかなり鈍っているようだぞ。まあこの学校でみっちり学んでいきな」


 なるほど制御ができていなかったのか。助かる指摘だ。やはりあの自堕落な生活がだめだったか...。




 寮へ戻り杖を持って外へ出る。まずはバリアを練習しよう。じゃないとこの学校ではやっていけない。あんなのがいつどこで起きるのかわからない学校だなんて。

 まずは集中から。目をつぶり呼吸を整える。心を落ち着かせ、体内の魔力を感じ取る。感じ取れたらそこから魔法陣を作る。魔力で陣を作ったら乱れないよう慎重にバリアを発動する。


 ...失敗した。でもまずは質より量だ。めげずににしていくことが大事だ。




 1時間経過してようやく発動できるようになった。

 数秒だが。


 持続させるためには発動した後も制御し続けなければならない。もっとだ。もっと練習をしないと。



  

 あたりが暗くなった後、ようやくバリアを数分でも持続させられるようになった。昔の感覚を取り戻せただろうか?


 「飯だぞ新入りー!帰ってこーい!」


 寮のほうから声が聞こえる。そう、あの先輩だ。


 


 寮へ帰ると男子寮で生活するほぼ全員が食堂に集まっていた。いろいろな料理がある。どうやらバイキング方式なようで好きなだけとって好きなだけ食べていいらしい。これ寮費いくらかかってるんだろうか。


 「ほら新入りも好きなだけ食べろよ!ここでは上下関係とかあんま無いからさ!」


 隣のあの優しい先輩に勧められ料理を取りに行く。パンやごはんなどの主食はもちろん、から揚げとかハンバーグとか誰もが好きだろうと思われる料理がたくさん並んでいた。これだけでよだれが出てしまう。

 料理を取り終わり席へ向かう。席はどこに座るのも自由、だったらもちろん座るのはあの優しい先輩の隣だ。まだ寮にも慣れていないことだしあの人の隣以外ありえないだろう。


 席についてふと思った。この先輩名前なんだろう?思えばまだ聞いていなかった。


 「先輩、今更なんですが名前聞いてもいいですか?」

 

 「ん、ああそういえば言ってなかったな。俺の名前はパラスンって言うんだ。そっちの名前はなんだ?」


 思えばこっちもまだ名前を伝えていなかった。名前を聞くときまずは自分からだってのに、なんてこった。


 「そういえば自分もまだでしたね。先に名乗るべきでした、すみません。僕はラベルって言うんです」


 「そんなの気にしなくていいって、よろしくなラベル」


 やっぱりこのパラスン先輩と話すときは気が楽だな。




 食事を済ませ部屋の前に着いたとき気づいた。窓開けたまま外でてた。しかもあの爆風の後だ。

 急いでドアを開けると...予想よりはるかにひどい状態だった。部屋に常設されていたと思われる棚は倒れ本は散乱し、椅子やテーブルも変な方向を向いていた。


 「寝られるのはこれ片づけた後かよ...」


 そう独り言をつぶやかずにはいられなかった。

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― 新着の感想 ―
物語の流れがスムーズで、王都の活気や市場の雰囲気、教会の神秘性がしっかりと描写されていて、読んでいて情景が浮かびやすかったです! 気になる点としては、少し説明が長めな部分があるので、特に杖の種類や校則…
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