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ベルダーシュの勇者  作者: らんた
第八章 ベルダーシュの勇者、旅を終える
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第一話

 「寒い!!」


 ロインはあまりの寒さに吠えた。


 「真冬に逆戻りだ!!」


 村から出て二日目。吹雪が襲っている。


 「水晶の光は?」


 「あっちに出てる」


 吹雪なので竜化身して移動というのも難しい。


 小屋を作るのも難儀する。


 だが、確実に春はやって来ていた。


 そしてニシキ村に到着した。


 ここの村のベルダージュの仮面はアザラシである。


 「へえ、アザラシって俺見たことない」


 「海に行けば見れるよ」


 女→男のベルダージュで名前のウシノという。


 さっそく水道建設に取り組む。


 春が訪れると広大な畑が現れるという。温水で取水すれば冬でも氷結しない。そして暖房器具には本当みんな助かった、助かったと言っている。


「さ、次の村に行くか!」


◇◆◇◆


「ロインは苦労してるみたいだな」


「はい、寒さとの闘いでしょう」


「屋上の祭壇で呪術を行おう」


水牛は用意しているな?


「はい!」


楽師長は屋上の祭壇に行ってバファローを屠った。そしてバファローの心臓を生贄に捧げた


「吹雪よ、氷の神よ、辞めたまえ……」


すると漆黒の竜の仮面の者はふわっと天に昇っていく。


そして空に昇ったかと思うと北に向けて光の矢を放った。


再び地上に降りてくる。


「少しは天候も和らぐことだろう」


(ロイン、がんばれよ……)


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