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ベルダーシュの勇者  作者: らんた
第七章 おまえら本当しつこいな!
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第四話

 「寒波とな?」


 玉座でカルが尋ねた。


 「はい、北国で寒波が襲いそれを邪術のせいだとして『ラディア』が起きています」


 「そうか」


 「メイ、メイは居るか?」


 「はい、カル様。何でしょう?」


 女→男のベルダーシュが呼ばれた。


 「勇者ロインとともに行動してくれるか?」


 「え!? 勇者様と。あの歌に歌われる伝説の勇者様とですか?」


 「私は魔力の弱いベルダーシュです。足手まといになる気が……」


 「しかし、そなたは厨房機器を応用して暖房器具を作ったではないか」


 「あ、あれは弱い炎魔法と弱い風魔法を組み合わせただけ」


 「それでいいのだ」


 「土魔法は出来るな?」


 「はい、魔石も探せます」


 「決まりだな」


 「セヤは居るか?」


 「セヤ、こちらに」


 「ベルダーシュの顧問になってくれるか?」


 「私めでよろしいのでしょうか?」


 「私は前回の戦いでロインやゾイから逃げ回った『恥のベルダーシュ』でございます」


 「出来る魔法も転移魔法と幻惑の術と簡単な炎の術ぐらい」


 「構わぬ」


 「命令とあらば」


 メイはビーバーの仮面、セヤはタヌキの仮面を持った。


 「期待してるぞ」


 「はい、師よ」


 「我も一緒に行こう。もっとも断れたらダメだがな」


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