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ベルダーシュの勇者  作者: らんた
第七章 おまえら本当しつこいな!
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~序~

 ロインは故郷でも水道建設を行っていた。


 「これがほかの村でも行ってきた水道建設だよ」


 「すごい!!」


 「さすがロイン!!」


 ロインは雷の魔石でポンプを動かし、各家庭や農場に水を供給した。共同トイレは水洗、お風呂も共同だった。


 「お風呂は女、男、ベルダーシュの順ね。一人で一時間以上入ったらだめ」


 「はい」


 「そしてこれが一発点火厨房機器。こうやってコックをひねると」


 「本当だ! 火が付いた!」


 「定期的に魔石は買いに行ってね」

 

 「でも魔石購入が出来る村ってはるか遠くの村だよね、ロイン」


 「そうだった……」


 「まあまあ、それでも重労働が消えただけでもすごいよ、それに」


 「見てくれこの大豊作を」


 そう、ロインは村の農業をも変えたのであった。農業用水が村を豊かにしたのであった。


 「この調子で家も樹の材木を使った邸宅にしたいねえ」


 「おーい、ベルダーシュが来たぞ~」


 「あ、ゾイとハル」


 「こんにちは」


 「ちょうどいいとこに来た」


 「魔石の補充、どうしようかと考えてたんだよ」


 「ふふっ、同じ事考えてたのね」


 「実は……じゃーん!」


 「魔石だ!」


 「ゾイは転移魔法が出来るからな」


 「それと報告があってな……出来たんだ」


 「本当か!」


 二人は照れていた。


 「おなかさすってみて」


 「本当だ。音がするよ」


 「ロインもはやくいいベルダーシュか女を見つけないとな」


 (嫁か……)


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