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霧の向こう  作者: こせよしこ
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霧間に浮かぶ旅館~1~

やはり読みにくいかもしれません。

その時はごめんなさい。

8月5日午後2時7分。陽射しの眩しい中、山中町駅前に1人の男が立っていた。

男は長身で細身の引き締まった体格に手足は長く色白で、モデルの様な姿をしている。

その漆黒の髪は短くその彫りの深い目元には瞳が見える位の薄い黒の縁なしサングラスを掛け、黒の上下のスーツに同系色の革靴、インナーと靴下だけが灰色という田舎では目立つ格好をしている。

その為、男はここへ来るまでの間電車で乗り合わせた乗客達に胡散臭い目で見られ続けた。

それでも、その様な事は日常茶飯事であり、自分は好きでこの格好をしているのだからと全く気にしていなかった。

しかし、そんな彼も今回ばかりは自分の格好に後悔し始めていた。

迎えの車にこれ程待たされると思っていなかった男は、暑さ対策を全くしておらず、ここへ来た時に買ったスポーツドリンクを少しずつ飲みながら、日影を出入りし迎えの車を1時間以上待ち続けていた。

黒のスーツは陽の光を吸収し中に熱がこもり、実際の気温より暑く感じる。長時間立ち続けたのと暑さでバテてしまった男はその場にしゃがみこみ、迎えの車に何かあったのかと確認する為に携帯電話を取り出し開くと、その前に古い小型のワンボックスカーが1台ゆっくりと停車した。

男が立ち上がり見ると、濃紺のその車体には白文字で『奥山旅館』と書かれ、その運転席からは車と同様に旅館名の刺繍された紺の法被を着た小柄な男が現れた。

小柄な男は駅前に居る男の前へ立つと、

「本日当旅館にお泊まりになる霧島様でございますね?」

と確認し、

「お迎えが遅れてしまい大変申し訳ございません。私、番頭を致しております田口と申します。本日は遠路はるばる起こし頂き誠にありがとうございます」

と深々と頭を下げた。

霧島と呼ばれた男が携帯電話をしまい、残っていたスポーツドリンクを飲み干し、空のペットボトルをリサイクルボックスへ入れていると、田口という男は霧島の荷物を車に載せて、霧島を助手席に乗せて自分は運転席に戻りシートベルトを締めゆっくりと車を発進させた。

はじめましての方もそうでない方も読んで下さりありがとうございます。

紙に書いたやつの1枚目がやっと書き終わりました。

これが続くと思うとたらり汗が(笑)

頑張ります!

では、次の作品でお会い?しましょう。

ここまで読んで下さりありがとうございました。

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