イザベルさんの憂鬱(DH番外編)
イザベルさんの憂鬱(DH番外編)
本日はイザベルさんと藤原さんが未来から書き手の部屋にやってまいりました。
「あなたが書き手のdさんなのですね?」
初めまして。
「私達兄妹のラブストーリーがいつの間に書き換えられてしまったのですか?」
ラブストーリーを書いていたつもりがありませんが^^;
しかも、兄妹で恋愛を発展させようとも思っていません。
「そうですか。その割には伏線のようなものが多く見え隠れするのですか?」
dは意味不明なイザベルの質問に沈黙する。
「イザベル、dさん、困ってるぞ」
「DHの続きを始動させると言われていたので、私達のラブストーリーがようやく始まるのだと思っていたのに過去の話へと方向性を持っていったdさんには答える責務というものがございます」
「そんなもんか、俺は斬新的で面白いと思ったぞ」
斬新的と言っていただいて嬉しいのですがその日の発想で書き始めてしまいました^^;
「そういうのは外伝とか続とかに普通の小説作品なら後で書くものではありませんか?」
イザベルさん、とりあえず、お紅茶でもどうぞ!
「お兄様、大変です。この紅茶、ピラミッドパワーが注がれているようです」
「イザベル、これはテトラバッグというものだよ」
言われて見れば、ピラミッドですね。
「これを飲むものには恐ろしいパワーが溢れ出るはずです」
そんなパワーを取り込んでいるとしても器が小さいので吸収できていないのかもしれません。
「この香り、なかなか良いものですね」
あっ、それですか?
信じられないかもしれませんがダイソーという100円ショップで販売されている紅茶で今回初めてお試しにアールグレィを購入してみましたが香りはパッケージの表示どおりで癒される香りでしたよ(実話w)
「私が普段飲みなれているものには及びませんがこれが100円とはダイソーというお店、これから行ってみたくなりましたわ」
「イザベル、わがままを言うな。未来でもお前は外出禁止なんだから」
「この世界ならと思いましたがお兄様がそうおっしゃられるなら止めておきます」
安堵したd。
「ところで私達の話はいつ始められる予定ですか?」
それが最初に想像していたよりも長い話になってきているので未定です。
「まさか、始動最初のすべてを過去の方たちだけで終わることはありませんよね?」
まさか・・・・・あるかもしれません。
「お兄様、この世界で政局に出られて、このdという人間を監禁し、強制労働をさせましょう」
「イザベル、お前の考えていることが分からない」
「だから、強制的に未来の話を書かせるのです!」
「はぁ」
「dさん、もう一杯頂きます」
どうぞ。
「この国の政局はどのようになっていますか?」
独裁政権とは言いませんが、政策の施行の速さは国民の声も無視しているのでそれに近いものがあるかもしれません。
「それでは丁度よいですわね、お兄様」
「いや、もしも俺が首相になったとする。反論した人間や対立する人間は多分、リャンミオさんに殺されていくぞ」
「それも合わせて丁度良いと言っているのです」
「イザベル、お前、たまに怖いことを平気で口にするよな」
「いえ、お兄様の意見に反論などありえません。そういうお方には当然の報いを受けていただくのです」
「そういうのを独裁政権というんだよ」
「お兄様の独裁政権なら私は構いません」
「そういう問題じゃなくてなあ」
「どういう問題ですか?」
「まあこの時代で首相になることはないから、これ以上の話はなしだ」
「分かりました」
「ただこの世界には存在するという人工知能については興味があるけどな」
「あの時代のお話は今dさんが書いているところなので私達の時代にどうして人工知能が存在しないのか、分かってくるんじゃないでしょうか?」
「俺は俺たちの時代でも人工知能は存在していると思うぞ」
「そうなのかもしれませんがディープランビング(幾度に渡る学習能力であがる知能)というものが出来ず、共有
化が出来ないものは私達に敵うとは思えません」
「イザベルが言うならそうなんだろうな。マーキュリーやレジスタンスとお前の知能対決を見てみたいものだな」
「それならdさんに頼めばよろしかと」
すいません、話がめんどくさくなるので勘弁してください^^;
「書き手を困らせたら書いてもらえなくなるぞ」
「まったく別の話を書かれているようなので状況の確認に来たわけですがお兄様のお言葉でこの度は引き上げることに致しますがいずれ近いうちに」
まずは過去のDHを書き上げますのでお待ちください。
「それから、次回も紅茶を切らさないで置いてください」
分かりました。
「それでは、dさん、頑張ってください!」
「それでは、御機嫌よう」
ふぅー、何とか対応できたかな?