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Chapter 6:Part 09 旅館でのひととき

「「「「本当にすいませんでした」」」」


 統哉の目の前では四人の堕天使が土下座をして統哉に謝っていた。


「うん、もう大丈夫だから顔を上げてくれよ。な?」


 統哉は穏やかな口調で四人に語りかけた。

 あれから統哉は意識を吹っ飛ばされた後、部屋で目覚めた。

 目覚めた時、統哉の眼前には浴衣姿で正座している四人の堕天使の姿があった。

 かと思いきや、いきなり生粋の日本人である統哉もびっくりするぐらい綺麗な土下座と謝罪をされたので、統哉はさらにびっくりした。

 謝罪の内容はもちろん、先程温泉で故意でなかったとはいえ統哉を思い切りぶっ飛ばしてしまった事についてだ。

 今になって思い返してみれば、アクシデントだったとはいえ、堕天使達からの報復は凄まじいものであった。何せ、掌打と蹴りのラッシュ、高圧の電撃、吹き荒ぶ烈風が一斉に飛んできたのだから。

 正直言って、風呂桶や石鹸、湯水をぶつけられる方が遙かにマシだった。いくら彼女達が手加減をしていたとはいえ、自分が<天士>でなかったならば少なくとも数回は死ねていただろう。

 後で彼女達に話を聞くと、天国と地獄を連れ回された統哉はあの後、気絶した所を彼女達によって救出され、手早く体を拭かれ、浴衣を羽織わされた状態で部屋に担ぎ込んだとの事だった。

 途中で女将や従業員に見つかった時は大層驚かれたが、彼女達が様子がおかしい事に気付いた自分達がすぐさま温泉から上がって様子を見に行くと、どうやら温泉で湯あたりしたらしい統哉を発見したと、上手く言いくるめてくれたそうだ。

 ちなみに素肌の上から浴衣を羽織らされただけだったので、その事に気付いた統哉は即座に堕天使達をいったん部屋から出し、急いで下着を身に付けたのは別の話である。


「統哉、本当にすまなかった。その、具合は大丈夫なのか?」


 ルーシーがおそるおそる尋ねる。そんな彼女に統哉は笑って答えた。


「ああ、もう大丈夫だ。大復活だよ。さっきよりも調子がいいくらいさ」


 と、おどけた様子を交えて答えた統哉に堕天使達は胸を撫で下ろした。


「……まあ、痛い目を見た分結構なものを見せてもらったしさ」

「ばばばバカヤロー!」


 苦笑しながらそう言うと、堕天使達はボンッという音と共に顔を赤くしたのであった。




 それから時間は経ち、午後七時半。統哉達は大部屋で夕食をとっていた。


「スシ! テンプラ! ゲイシャ! おーいしー!」

「アスカ、落ち着け。それにしても、本当に美味いな、これ。下味や隠し味に何を使ってるんだろう? 食材への火の通し方も、このベルの炎に匹敵するほどの精妙さがある」

「うーん、素材の味が自己主張しつつも、お互いにそれを邪魔する事なく、いや、むしろ引き立て合っている……実にいい仕事してるね! まさに和食の神髄といった所だね!」

「ヒラメがシャッキリポンと舌の上で踊る~!」

「……シャッキリポンってどんな表現だよ」


 すかさずツッコミを入れる統哉をよそに、ルーシーがヒラメの刺身に舌鼓を打つ。ベル、アスカ、エルゼも満足そうな表情で豊富な料理を味わっている。

 今夜のメニューは種類が豊富な刺身、吸い物、漬け物、鶏肉と野菜の煮物に野菜や山菜の天ぷら、陶器の小型コンロに小鍋を乗せたすき焼き、そして炊き込みご飯だ。


(しかし、料理の質もさる事ながら、量も凄いな……)


 統哉は箸を進めながら、料理の量に驚いていた。何せ、五人分よりも明らかに多いのだ。だがそれでいて、料理が残らないよう絶妙に配分されている。


(食う量が多いエルゼがいる事を考えても、本当にいい感じの量だな……)


 旅館側の手際の良さに感心しつつ、統哉は堕天使達を見た。


「刺身も美味しいなー! 鮮度抜群、ぴちぴちピッチだね!」

「おいエルゼ、マグロの刺身が美味いのはわかるがマグロばかり食べるのもよくないぞ」

「んー? 何で?」

「マグロばっかり食べていると、せっかく先制攻撃を仕掛けても、尻尾で迎撃された上に駄目押しのブレス攻撃で瞬殺されてしまうぞ」

「ひいぃなにそれこわい」

「何の話だ……」


 何やら変な話を始めたルーシーと、彼女の話を聞いて震え上がるエルゼに統哉がツッコむ。

 普段とは違うシチュエーション食事中でも相変わらずな堕天使達の様子に溜息をついたその時、統哉は見てしまった。

 ベルが食べようとしていた刺身に、ワサビをたっぷりと塗りたくった光景を。

 そしてベルは自然な動作で、ワサビがたっぷりと塗られている刺身を箸で掴んだ。


「おい、待て……」

「はむ」


 統哉が止めたのも空しく、ベルは刺身を口に放り込んだ。そして――


「…………? ! ~~~~~~~~っ!?」


 見る見るうちにベルの顔が真っ赤に……いや、ワサビ色に染まっていく。


「ふ、ふおおおおっ!? ふぃ、ふぃふうぅっ!?、ふぁさふぃふぇふぇふごふゅみょうふぁふぁっふぁふぃぃっ!?(意訳:し、死ぬうぅっ!? ワサビでベルの寿命がマッハにぃっ!?)」


 涙目になりながら鼻の頭を押さえるベル。


「何やってんだよ、大丈夫か? ああもうほら、野菜食え。野菜食ったら辛みが和らぐんだ」


 統哉がアドバイスすると、ベルは煮物を一気に掴み、ガバッと口へ放り込み、咀嚼して飲み込んだ。


「……ぶはーっ」

「……だ、大丈夫か?」

「ら、らいひょうふら、ふぉんふぁいふぁい……」(意訳:大丈夫だ、問題ない)


 呂律の回っていない口調と共にサムズアップしてみせるベル。だがその表情は凄絶な泣き笑いに彩られ、凄い事になっていた。

 そんなこんなで一行が食事を楽しんでいると。


(……ちらっ)

「ん?」


 統哉は自分に対する視線に気が付き、周りを見た。すると――


(……ちらっちらっ)


 と、その時統哉は堕天使達が箸を止めて自分の方をちらちらと見ている事に気が付いた。


「どうしたんだよ、みんな? もう腹いっぱいなのか? まだいっぱい残ってるじゃないか」


 統哉の言葉に、堕天使達は視線を交錯させた後、統哉を見て、再び視線を交錯させた。


「……やはり、考える事は皆同じか」

「……くっ、先手を打とうとしたのに」

「誰だってそーするよ~。わたしだってそーする~」

「……うん、流石にこの状況だとね」


 と、統哉をよそにひそひそと会話を交わす堕天使達の様子を訝しげに思った統哉が声をかけた。


「どうしたんだよ、みんな? ひそひそ話なんかして」


 すると、統哉の声に堕天使達が一斉に統哉の方へ振り返った。彼女達のただならぬ雰囲気に統哉は思わず気圧されてしまう。


「と、統哉君? さっきのはハプニングだったとはいえ、流石にやりすぎたから、せめてものお詫びに、ね?」

「いや、先程の川遊びでも統哉にはやってもらったからな。せめて返礼をせねば申し訳が立たない」

「というわけで~♪」

「統哉……」


 ルーシーの一言を皮切りに、ルーシーは肉を、ベルは天ぷらを、アスカは炊き込みご飯を、エルゼは刺身を箸につまみ――


「「「「あーん」」」」


 と、かけ声を綺麗にハモらせながら、それぞれが箸につまんだ料理を統哉の口元に差し出した。


(……待て待て待て、どうしてこうなった?)


 統哉は突然の出来事でろくに働かなくなった頭をフル回転させながら考えた。そして、彼女達の好意を無下にするのも悪いと考えた統哉は観念したように口を開いた。


「……じゃあ、ルーシーのから」


 ひとまず一番近くにいたルーシーに声をかける。


「やった!」


 片手でガッツポーズするルーシー。一方、あとの三人は面白くなさそうな顔だ。


「それじゃあ統哉……あーん♪」

「……ん」


 統哉はルーシーが差し出した肉にぱくついた。しばらく咀嚼し、飲み込む。


「統哉、美味しいかい?」

「ああ」


 統哉の答えにルーシーは満面の笑みを浮かべた。


「そうかそうか、それはよかった」


 と、それを見た三人も我慢できなくなったのか、一斉に箸を差し出してきた。


「統哉、次は私だろ?」

「ちがうよべるべる~、わたしからでしょ~」

「と、統哉君、あたしのも!」

「ああもう待て待て! 順番! 順番だ!」


 ……こうして、楽しい楽しい(?)夕食のひとときは過ぎていったのであった。




 夕食後、統哉達は思い思いに旅館の夜を堪能していた。膳が下げられた後、堕天使達は修学旅行生よろしく「自由時間だぜヒャッハー!」と叫びつつ一斉に部屋の外へと飛び出していき、後には統哉一人が残された。


「……本当にあいつら元気いっぱい……いや、元気限界突破だなぁ」


 統哉は溜息を一つつき、しばらく窓際で夜風に当たっていたが、


「……待てよ? あいつら何か変な事しやしないだろうな? いや、あいつらだからこそ、何かしかねないじゃないか!」


 いてもたってもいられず、統哉は部屋を出た。同時に、修学旅行時における引率の先生の苦労がよくわかった気がした。




 まず統哉は売店や遊技場の集中する一階から見に行く事にした。


「……あいつら、旅館の人に迷惑かけてなきゃいいけど……ん?」


 そう呟いた矢先に、ふと遊技場を見るとベルとエルゼが卓球に興じていた。ちょうど、エルゼの放ったスマッシュがベルのコートへと突き刺さった所だった。


「イヤーッ!」

「グワーッ!」


 スマッシュを受け切れず、体勢を崩すベル。そしてベルはすぐに立ち上がり、回転のかかったサーブを繰り出した。

 もっとも、堕天使の力や反応速度は人間とは比べものにならないため、もはや超人卓球と化していた。

 何せ、ラケットを振るう腕は超高速で振るわれるせいで肘から先が霞んで見えるし、スマッシュが打ち込まれた卓球台や壁にはピンポン玉が打ち込まれた後が弾痕のようにくっきりと残っている。

 オリンピック選手もあれじゃ土下座して降参した上で裸足で逃げ出しそうだな、と統哉は思った。


「……って、何やってんだーっ!?」


 統哉は近くに転がっていたピンポン玉を手に取ると、デコピンの要領で二人の頭めがけて射出した。


「ひーとっ!?」

「とりがーっ!?」


 放たれたピンポン玉は寸分の狂いもなく一直線に突き進み、頭にぶち当たった。その衝撃に二人はすっ転んだ。


「し、指弾……だと……?」

「と、統哉君、そんな技まで会得していたの?」


 頭を押さえる二人に構わず、統哉はつかつかと歩み寄る。


「うるさいよ! それより二人共全力出し過ぎだろ! 卓球台や壁に穴を開ける卓球なんて聞いた事がねえよ!?」


「いやー、ついつい熱くなっちゃってさー。ねえ、ベル?」

「ああ、私は常に熱いけどな。炎の堕天使だけに」


 ごっ。

 ごっ。


「「マジですいませんでした」」


 統哉の拳骨をもらい、即座に頭を下げる二人。


「はあ……二人共、後で女将さんにしっかり謝っておけよ? そうだ二人共、ルーシーとアスカは?」

「ルーシーは知らないが、アスカならあそこだ」


 統哉の問いに、ベルは向こうの方を指さした。

 その方向を見ると、


「フルーツ牛乳ウマ~」


 なんて台詞を言いながらフルーツ牛乳を飲み、マッサージチェアにどっかりと腰を下ろしたアスカの姿があった。

 その表情はマッサージのおかげか完全にリラックスしきっており、そばのテーブルには空になったフルーツ牛乳の瓶が数本置いてあった。どうやら完全にフルーツ牛乳にはまったらしい。


「……」


 すっかりご満悦といった様子のアスカに声をかけるのも悪いと感じた統哉はそっとしておく事にした。


「さて、勝負が中断されてしまったがそろそろ再開と行こうか? 遊んでやろう。おいで、エルゼ」


 余裕を伺わせる口調でベルが手招きをする。


「望むところ! ワンモアセッ!」


 エルゼはそう言い放つと強烈なサーブを繰り出し、そしてまた超人卓球が始まった。


「……あ~、この一杯のために生きてるなぁ~」


 そして向こうでは、おやじ臭い台詞を言いながらすっかりマッサージチェアの主となったアスカ。


 そんな三人を眺めて統哉はただ一言、


「……ま、まあ、ほどほどにしておけよ」


 そう気の抜けた台詞を残し、その場を後にしたのだった。




(しかしルーシーの奴、一体どこにいるんだ?)


 ベル達と別れてから、統哉は旅館を一回りしたもののルーシーを見つけられないでいた。流石に歩き回っているのも疲れてきたので、統哉は一階ロビーの椅子に座って休む事にした。

 そして、気晴らしに立派な日本庭園を眺めていると――


「統哉」


「――ん?」

 声をかけられ、振り返るとそこにルーシーが立っていた。


「ルーシー、一体どこにいたんだよ? なかなか姿が見えなかったけど」

「ああ、私ものんびりぶらぶらと旅館の中を歩いてたんだ」

「何だ、お前の事だから卓球でもやっているのかと思ったけど」

「……あー、それも考えたがベルとエルゼの様子見てたらやる気が失せてしまったよ」

「……わかる、その気持ち」


 苦笑する統哉。ルーシーも苦笑しながら統哉の側へと歩み寄る。


「隣、いいかな? 一人がいいなら遠慮するが」

「いや、大丈夫だよ。ちょうど話し相手も欲しかったし」

「ん、ありがとう。それじゃあ遠慮なく」


 一言礼を言うと、ルーシーは統哉の向かいの席に腰を下ろした。


「温泉旅行というのは初めて行ったが、なかなかいいものだな」

「え? 温泉旅行に行った事なかったのか?」


 驚愕する統哉にルーシーは頷いた。


「よその風呂に入ったと言っても、せいぜい銭湯ぐらいだよ。前の世界にいた頃はオタク文化を学ぶ事でいっぱいいっぱいだったからね。それに、温泉という文化の奥深さを知ったのも、マンガからなんだ。古代ローマ時代の温泉はタイムマシンだったのかと昔は本気で信じていたよ」

「どういう解釈したらそうなるんだよ……でも、堕天してからは旅行行き放題だったんじゃないのか?」


 統哉の疑問に、ルーシーは窓の外に顔を向け、遠い目をして言った。


「そうもいかなかったのさ。堕天してからは、私は天界と戦うための準備をはじめ、人間達をまとめ上げたり、他の堕天使達との協議や交渉、そして前線での戦闘と、忙殺される日々だったのさ」


 そう語るルーシーの横顔がどこか寂しそうな表情に見えた。だがそれも一瞬の事で、統哉の方へ向き直った時にはいつもの明るい表情に戻っていた。


「でも、今回の旅行は本当に来てよかったよ。こうして純粋に、それも同胞達と共に温泉旅行を楽しむ事ができるのも、君のおかげだ。ありがとう」


 そう言って、屈託のない笑みを統哉に向けた。その表情に統哉は胸が高鳴るのを感じつつ――


「……こちらこそ、ありがとう」


 はにかみつつも礼を返す統哉。その言葉は自然と発せられていた。

 と、ルーシーが壁の時計に目をやった。


「……ぼちぼちいい時間だな。そろそろ部屋に戻ろうか?」

「ああ、そうだな」


 統哉は頷き、立ち上がった。それを見たルーシーも立ち上がる。そして、部屋へと引き上げていく。


「統哉、統哉」

「どうした?」

「統哉、旅館といったら枕投げだよな?」

「やらないからな」

「瞬殺!?」


 他愛もない会話をしながら部屋へと戻る二人。そんな二人は最後まで気付かなかった。衝立の陰から女将が覗いていた事に。




「……何だ、これは」


 部屋に戻ってきた統哉は呆気に取られた声を上げた。

 そこには、五つの布団が横一列に敷かれていた。と、先に部屋に戻っていた三人の堕天使が一斉に統哉達に顔を向けた。


「遅かったな、二人共」

「あ~、二人共おかえり~」

「布団敷いておいたよー」

「お、サンキュー」

「……」


 礼を言うルーシーに対し、統哉は呆然と立ち竦んでいた。


「……ちょっと、いいか?」

「ん~? どうしたのとーやくん?」

「何でこういう風に布団が敷かれているのかな?」

「大部屋だから」

「おかしいだろ! なんで引っ付けるんだ!? こんな状況で寝られるか! 俺は一人で寝かせてもらう!」

「でも統哉君、あたし達の部屋はここだけだよ? それに、こうしないとスペース的にキツいよね?」

「う……」


 エルゼに指摘され、統哉はどもった。すると並べられた布団を見てアスカが一言呟いた。

「これって有名な川の字ってやつだよね~」

「川の字ってレベルじゃないよな、これ。どう見ても二本多いよな?」


 精神的疲労がじわじわと浸食してくるのを感じつつも、統哉はツッコまずにはいられなかった。


「……で? 俺の布団は?」


 吐き出すように尋ねる統哉。すると堕天使達は一斉に中央の布団を指さした。それを見た統哉は大きな溜息をつき、全てを悟った。


(そういう……オチなのね……)


 そんな統哉をよそに、堕天使達はと言うと――


「さて諸君、布団の場所を確保するためのジャンケンと行こうじゃないか? 誰が勝とうが恨みっこなし! 統哉の隣をゲットできるのは誰かな~?」

「ベルだな」

「わたし~」

「あたし!」

「さあ、それでは……レッツジャンケン!」

「……もう好きにしてくれ」


 統哉の呟きはジャンケンに夢中になっている堕天使達の耳には届かなかった。

 こうして、旅行一日目の夜は賑やかに更けていった――。




 その日の深夜。

 明かりが消され、誰もいない温泉の水面が大きく波立った。

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