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Chapter 9:Part 12 ぐだぐだアフタヌーン

 午後二時。


「……よってお嬢様、統哉様の奪還にレヴィアタン様が乗り込んでくる事はないと思われます」

「ふむ……」


 自室にて、傍らに控える男装の女執事――マルファスから報告を聞いたマモンは顎に軽く指を当てて考えこんだ。

 実はマルファスは、マモンから買い物と一緒に、ある任務を命じられていた。

 ルーシーの監視。それが、任務の内容である。

 アスカとエルゼ、そしてレヴィの動向も気になるものではあったが彼女達はマモンの使い魔である魔界カラス達数匹に任せていいとマモンは判断した。統哉の後輩である眞美とかいう人間は微量の魔力こそあれど、自分達に刃を向けたとしても後れをとる可能性は断じてないと判断、放置する事にした。

 ただ、マモンにとって問題なのは彼女達を遙かに上回る危険因子――ルーシーであった。

 彼女との付き合いは長いが、ルーシー・ヴェルトール――ルシフェルが一体何をやらかすのか未だに理解しきれていないという自覚はある。

 ルーシーは例えるならば巨大な不発弾、心臓に向かう折れた針といっても過言ではないほどの危険因子であり、その一挙一投足に敵はおろか、味方ですら翻弄される事が多々あるのだ。

 彼女の監視に自分の使い魔である魔界カラスを差し向けるのは簡単だ。しかしカラス達にあの堕天使の行動とその意図を見破らせるのは難しい。

 よって自分の信頼できる従者であり、潜入や諜報活動もこなせるマルファスに任せるほかないとマモンは考えていた(ハルファスはどちらかといえば戦闘向きな能力のため、武力制圧や殲滅といった任務の方が適任という事もあったが)。

 そしてマルファスはマモンの指示通りに統哉から買い物を承り、用事を済ませた後、海水浴場へ向かったルーシーと眞美を尾行、監視していたのだ。それも、自らの姿をカラスへと変える事によって。カラスの因子を持つマルファスが備えている能力の一つだが、彼女としては偵察や潜入といった諜報活動に大いに役立つツールとして気に入っている。

 その結果、ルーシーはレヴィに協力を仰いだが彼女は仕事が山場を迎える事からどうしても抜ける事はできないと要請を断り、ルーシーは挫けずにレヴィを根気強く説得し、時には賺し、さらには懐柔しようとあらゆる手段を駆使したが結局レヴィの心が変わる事はなかったという事を報告した。


「ところでお嬢様、使い魔達からの報告は?」

「ええ、アスモデウスさんはアバドンさん――ああ、今は璃遠さんと名乗っているのでしたわね、彼女の店で色々と買い込んでいたそうですわ。おそらく、わたくし達の所へ殴り込みをかけるのに武器を揃えていたのでしょう。まあ、わたくしの城塞は内外ともに堅牢にして盤石ですから全く問題ありませんが」

「ええ。お嬢様の設計なされた城塞はあらゆる面において万全の守りを誇っております」

「ありがとう、マル」


 マモンからの謝意に対し、マルファスは静かに、かつ恭しく頭を下げた。


「ベルゼブブさんは使い魔の蠅を動員してわたくしの城塞の位置を探らせにかかりました。まあわたくしの城塞の周辺に張った結界により、位置とその全容は割り出せないでしょう」

「ですがお嬢様、この城塞を中心にした結界は……」

「ええ。その性質上、正確な位置は割り出せなくても、結界の効果範囲から大体の検討をつけた上で攻め込んでくるでしょう。しかし、たとえ位置が割れたとしてもそれは想定の範囲内なので全く問題ありませんわ」

「はい」

「……そういえば、統哉さんは何をしていますの?」

「はい、それが頼まれていた物をお渡しいたしましたところ、喜々としてお部屋に戻られ、それから一歩もお部屋から出ておりません。様子を見てきましょうか?」

「……いえ、大丈夫でしょう。そろそろティータイムの時間ですし、ハルが準備をしてお部屋へ伺っている頃でしょう。それに、わたくしも後でお部屋へ伺おうと思っている事ですし」

「かしこまりました」

「マル、今は特にする事もありませんし、貴女もしばらく休んでなさい。貴女さえよければ、統哉さんとお話してもよろしくてよ?」


 マモンの言葉にマルファスは少し考えた後、口を開いた。


「……そうですね。そうさせていただきます」


 そう言ってマルファスは踵を返し、部屋を後にしようとした。だが、数歩歩いて立ち止まっり、しばし逡巡した後、彼女は思い切ったように振り返ってマモンに声をかけた。


「……あの、お嬢様」

「なんですの?」


 マルファスに声をかけられ、マモンは優雅な所作で振り返った。


「差し出がましいようですが、その……今後、七大罪の方々に対する監視と警戒はいかがいたしましょうか?」


 どこか不安そうなマルファスの言葉にマモンは少し考えた後、口を開いた。


「最低限でいいでしょう。わたくしの使い魔達を少々放っておく程度で十分ではないかしら。むしろ今は彼女達がわたくしの城塞に攻め込んできた時の事を考えるべきですわ。今日の行動から、最速でも数日以内には攻め込んでくるでしょう。その時に備えて、パーティーの準備はしておくに越した事はありませんからね」

「……かしこまりました。では、失礼いたします」


 マモンの言葉にマルファスは恭しく頭を下げ、部屋を後にした。

 主の部屋を出た後、マルファスは大きく息をつき、黒髪を掻き上げた。そして思い切ったようによしと呟くと足早に統哉の部屋を目指した。




「……うん、うん。よく調べてきてくれたね。ありがとう。また何かあったらお願いするかもわからないから、ゆっくり休んでね」


 一方その頃、八神家リビングにて自分の手の甲に止まらせた数匹の蠅から調査結果を聞いたエルゼは満足そうに頷き、蠅達を労った。蠅達は喜びを全身で表現するかのように身を震わせた後、前足で器用に敬礼してみせた。その後バック転しながら飛び立ち、エルゼが開けた窓から出て行った。

 余談ではあるが、蠅と笑いながら会話する美少女を想像してみてほしい。やっぱり何ともおぞましい光景である。その時、エルゼの肩が叩かれた。


「やあエルゼ、何かわかったかい?」

「あっ、ルーシー。アスカは?」

「お昼寝。まあ彼女には買い物を済ませてきてもらって、その品物を検めるのに立ち会ってもらったからね。今は特にする事がないから休んでもらってる」

「そっか。そうだルーシー、とりあえず今の段階でわかった事を報告するね」


 そう言ってエルゼは側に置いていた地図を手に取り、広げてみせた。

 それはセントラル街の周辺図が記された地図で、それにはエルゼの使い魔による調査結果が書き込まれていた。地図に記された建物や公園といった場所には手がかりがなかった事を示す大きな×印が付けられている。他にも、


「最近オープンしたパン屋。カロリーを抑えながらも素材の風味を活かし、しっかりとした味わいを出している事から女性からの人気が高まっている」

「○○和菓子店が期間限定のきんつばをリリース。あんこに新鮮なレモン果汁をプラスした、甘さの中から現れる爽やかな風味が特徴。要チェック」


 といった、新しいグルメの情報が書き込まれていた。


「……エルゼ、君の使い魔は非常に忠誠心が高いらしいね。マモンの居所の手がかりだけではなく、セントラル街の新しいグルメスポットの情報まで調べてくるとは」

「あ、あははは……」


 おかしさ半分、呆れ半分といった声を出すルーシーに、エルゼは思わず頬を赤く染め、ばつの悪い顔をした。


「それはそうとだ、エルゼ」

 すると、地図を眺めていたルーシーが何かに気付いた様子で尋ねる。


「このエリアだけ、何も書かれていないのはどういう事なんだ?」


 そう言ってルーシーは地図の一角――綺麗な円形をとっており、何も書かれていない区画を指差した。

 その区画はセントラル街に並ぶホテル街で、豪華なホテルが立ち並ぶ区画である。

 ルーシーの質問にエルゼは首を傾げながら答える。


「それがね、どうもよくわからないんだ。蠅達に聞いてみても、『そこには入ってはいけないと思ったから入らなかった』ってみんなが口を揃えて言うんだもん」

「この範囲だけ?」

「この範囲だけ」


 エルゼの返事を聞き、ルーシーは改めて地図を見る。


 エルゼの使い魔が「入ってはいけないと思ったから入らなかった」という範囲は綺麗な円形をとっており、その距離は直径二キロに及んでいた。ルーシーは数度目をぱちぱちさせた後、エルゼに告げた。


「――エルゼ、でかした」

「はえ?」


 いきなりの言葉にエルゼは間抜けな声を上げる。


「マモンの居場所は、ここだ」


 そう言ってルーシーは円の中心――一軒のホテルを指差した。




 マルファスが統哉の部屋の入り口にさしかかったまさにその時、中で何かを叩いたかのような甲高い音と、それに続いて何かが倒れる音を聞きつけ、彼女は即座にバンッと大きな音を立てながら統哉の部屋のドアを開け放った。


「失礼!」


 一言断りを入れた後、マルファスは部屋へ足を踏み入れた。

 そこには、ティータイム用に使う、茶菓子やティーポット、お茶に入れる嗜好品を乗せたワゴンと、ワゴンに隠れてよく見えないが、何かを握ったまま立ち尽くす統哉、そして――


 うつ伏せで倒れるハルファスの姿があった。


「統哉様、何を!」


 叫ぶや否や、マルファスはズボンに巻かれたシースからコンバットナイフを抜き放ち、一踏み込みで一気に統哉への距離を詰めにかかる。


「ちょ、マルちゃんストップストップ!」


 その時突然、倒れていたハルファスが起き上がり、さながらアメフト選手のような勢いでマルファスにタックルし、彼女を押し倒した。


「ハル、何をっ!? いくらお客様といえど今の狼藉を看過するわけには……!」


 ハルファスに押さえ込まれながらもマルファスは叫ぶ。


「今のは私が悪いの! 私が悪かったからこうなったわけで! とりあえずナイフを納めて話を聞いて!」


 マルファスの必死の説得にハルファスは敵意を込めた目で統哉を睨みつけた後、ようやく力を抜いた。


「……わかりました。ただし、ちゃんと私が納得できる理由を話してください」


 マルファスが力を抜いた事にハルファスは息をつき、ようやく彼女を解放した。

 マルファスもふうと溜息をつき、マルファスに取り押さえられながらもしっかりと握り締めていたコンバットナイフをシースへと戻した。


「……で、一体何があったんですか?」




 事の発端は数分前。統哉の部屋のドアがノックされたところから始まる。


『統哉さん、ハルファスですー。お茶をお持ちいたしましたが、いかがいたしましょうか?』

『うん、ありがとう。入ってきて』

『失礼いたしますー』


 ハルファスはティータイム用のワゴンを押しながら部屋へ足を踏み入れた。


『あれ? 統哉さん、なんかご機嫌ですね』


 ハルファスが首を傾げながら尋ねる。


『ああ。マルファスに頼んで買ってきてもらったもので、ちょっとな』

『なんですかなんですかー? 教えてくださいよー』

『まあ落ち着けよ。その時になったら、な』

『? はーい。じゃあ、お茶の準備を始めますね!』


 統哉の意味ありげな答えに首を傾げつつ、彼女は部屋の一角にあるテーブルヘと向かい、てきぱきとティータイムの準備を進め、あっという間に紅茶の準備を整えた。


『いい香りだな』

『はい、今日のお茶はダージリンです♪ 統哉さん、砂糖やミルクはいかがいたしますか?』

『じゃあ、砂糖だけもらえるかな』

『かしこまりました』


 そう言ってハルファスはシュガーポットを手に取った。すると、それを見ていた統哉が突然声をかけた。


『……待った、ハルファス』

『はい、なんでしょうか?』

『それ、何だ』

『砂糖ですよ?』

『じゃあ、その手に持ったポットに貼られたラベルをよーく見てみな』

『え? ラベル?』


 統哉に言われた通り、ハルファスはシュガーポットを見てみる。するとそこには――


「塩」


 と書かれていた。


『『…………』』

 しばしの沈黙。


『…………てへぺろ☆』


 ウィンクをしつつ、おどけたポーズと表情で謝るハルファス。


『古典的かっ!』


 ハルファスが謝るや否や、統哉はどこから取り出したのか、対堕天使用最終兵器――ハリセンを掴み、容赦なくハルファスの頭をひっぱたいた。

 まさにその時、マルファスが部屋を訪ねたのである。




「……なんつーベタな」


 眉間を押さえつつ、マルファスが呆れた声で呟く。


「……とりあえず、事情は理解しました。統哉様、私の早とちりでご迷惑をおかけして、誠に申し訳ありませんでした。何なりと罰をお与えください」


 深々と頭を垂れるマルファスに統哉は慌てて言った。


「いやいや、あれは俺がつい条件反射でやってしまった事だから! むしろ謝らなければいけないのは俺の方だ! ハルファス、マルファス、本当に申し訳ない!」


 今度は統哉が二人に深々と頭を下げた。すると二人は慌てて統哉に近付く。


「統哉さん、そもそも最初に原因を作ったのは私です! どうか頭を上げてください!」

「統哉様、私からもお願いいたします!」


 二人の言葉に統哉はそろそろと頭を上げ、そっと「ありがとう」と呟いた。


「それにしても……」


 その時、マルファスが統哉の手にしていた物――今は床に転がっているハリセンを眺めて怪訝な顔をした。


「ハル、あなたが不意打ちを食らうだなんて珍しい事もあるんですね。それも、ハリセンでなんて。統哉様、あなたが私に頼んだものはあれを作るためだったのですか?」

「ああ」


 マルファスの問いに統哉は至極真面目に答えた。


「いやあ、堕天使達と関わるようになってからとにかくツッコミどころが多くなってさ。だからそのために何かないかと考えたのが、このハリセンっていうわけさ。どうしてハリセンかっていうの事に大した理由はないけどな」

「「は、はあ……」」


 真面目に答える統哉にマルファスとハルファスは声を揃えて気の抜けた返事を返すしかなかった。


「そ、そうだ! お茶を淹れ直しますね! 今のゴタゴタでせっかくのお茶が冷めてしまったでしょうし! こんな事もあろうかと、予備のお湯もバッチリ用意してあります! そうだ、せっかくだしマルちゃんもお茶にしようよ! ね!」


 何とも言えない空気を吹き飛ばそうと、ハルファスが努めて明るい声を上げ、いそいそと紅茶を淹れ直し、お茶請けであるスコーンを並べた。

 お茶の準備が整い、三人は席に着いた。


「「「いただきます」」」


 三人は揃って声を上げ、思い思いに紅茶を味わい、スコーンに舌鼓を打った。


「……ところで、気になってた事があるんだが……」


 紅茶を軽く口に含み、じっくりと味わった後、ゆっくりと飲み込んだ統哉が尋ねた。


「どうして二人は、マモンに仕えているんだ? 二人の口調や態度から見るに、かなり深い忠誠心を持っているって事がわかるけど」


 その問いに、マルファスは手にしていたティーカップを静かに置いた後、呟くように言った。


「仕えるべき主だった、からでしょうか」

「仕えるべき主?」

「はい、お嬢様はかつての私達に道を示し、仕える喜びを与えてくれたんですよ」


 ハルファスが感慨深そうに言う。マルファスが彼女に同調するように頷き、口を開いた。


「昔の私達は、簡単に言うなら『ワル』でした」

「えっ?」


 自嘲気味に笑うマルファスが発した言葉に統哉は目を丸くした。


「昔の私達は、堕天した事で天使としての使命や責務から解放され、自由気ままに生きていました。ですが、その自由のために私達は『やりすぎて』しまったんです」

「やりすぎた?」

「はい、地上で生きるために肉体を得た私達はその身を維持するための糧――すなわち食料や水をはじめとする物資を得る必要がありました。生きるための物資、そしてそれらを手にするための金銭を得るがために、私達はいつしか略奪行為に手を染めていくようになりました」


 突然のカミングアウトに統哉は目を丸くしたまま言葉を失っていた。


「そして、その事が七大罪の方々の耳に入り、私達を罰するために現れたのが、お嬢様――マモン様だったんです」


 過去を懐かしむような目と、穏やかな表情でマルファスは呟いた。


「うんうん、あの時のお嬢様ってば私達のアジトに直接乗り込んできて大暴れした挙げ句、打ち負かした私に向かって『貴女、いい腕をしていますわね。今からわたくしの従者になりなさい!』ですよ? あの状況であんな事言われたら、従うしかないですよ」


 そんな二人の様子に、統哉は自分の内にある好奇心が刺激されたのを感じた。次の瞬間、思わず彼は身を乗り出し、言葉を紡いでいた。


「興味があるな。よかったら聞かせてくれないか?」


 彼の言葉を聞いたマルファスとハルファスは顔を見合わせ、やがて頷いた。


「……そうですね。せっかくですし、お話しいたしましょうか」

「その話、わたくしもご一緒させていただいてもよろしいかしら?」


 マルファスの言葉に重ねるように、別の声が響いた。そこには――


「お嬢様!? いつからそこに!?」


 ハルファスが驚きを隠せない様子で立ち上がった。彼女の視線の先にはいつの間にか部屋にいたのか、マモンが扉の側に立っていた。マモンは三人が驚いている事を意に介さず、静かに三人が座るテーブルへと近付いてきた。


「ついさっきからですわ。貴女達ったら、楽しそうに話をしていてわたくしが来た事に全く気付かないのですもの」


 そして、さも当然といった様子でマモンは空いている席へ腰を下ろした。即座にハルファスが紅茶とスコーンを用意する。


「さて、わたくしと貴女達が出会った時の話でしたかしら? あの頃の貴女達は、本当にやんちゃでじゃじゃ馬でしたわね。鳥の因子を持つ堕天使ですのに。あ゛ーあっあっあっあっあ」

「誰が上手い事言えと言った」


 カラスに漫画やアニメの中のお嬢様がやるような笑いをするマモンに統哉がげんなりとした顔でツッコミを入れる。それを横目に見ながらマルファスは言葉を紡ぎ出した。


「では、始めさせていただきます。あれは、私達が自由を求めて地上界へと堕天し、旅の末に念願の自由を手に入れ、それを謳歌していた時の事でした……」


 そう言うとマルファスはどこか遠くを見るような目をしながら語り始めた――。

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