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僕の聖獣 私の半身  作者: 月見草
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はじまり

 聖獣との契約の儀式。

 この世界では、5歳になると聖獣と契約をするための儀式を受けます。

 聖獣とは生涯を供にし守り支える存在です。

 だけど聖獣と契約できるのは、極僅かな人間だけでした。

 聖なる獣達が何を基準に、どういう条件で契約を行うかは未だ解明されていない謎です。

 少なくとも身分の上下や血筋に関わらないという事は間違いないことです。

 大半の聖獣は小さく言葉を解する事もない存在ですが、中には人以上の知性と強大な能力を秘めた存在もいます。

 伝説上では何体もの聖獣が世界を救ってきた、とてもありがたい存在なのです。

 どれほど小さくとも、聖獣持ちは人々からとても尊敬されています。

 なので身分の上下に関わらず、聖獣の儀式を行うことは国民全員に義務付けられていました。

 それは孤児であろうと、浮浪児であろうと関係ありません。

 御伽噺の中には、孤児が得た聖獣が国を救ったという逸話もいくつも残されています。

 その保護者や面倒を見ている人間、または地域の責任者が必ず受けさせなければならないものでした。

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