宇宙へ
昔は、青空が見えたらしい。
こうして上を見上げると、広々とした「空」が広がってたって。
そして、鳥や飛行機がその青い空を飛んでたって。
でも僕らが見上げるそこには果てしなく広がる暗闇と、まばらに光る星が見えるだけだ。
「宇宙」
そう、僕らは宇宙に、そこに浮かぶスペースコロニー住んでいる。
かつて地球に住んでいた人類は、紆余曲折を経て宇宙にスペースコロニーを建設し生活している。
もちろん地球に残っている人も多い。
でも、人類が地球上の様々な資源を手当たり次第に消費したあげく、多くの災害を引き起こしてしまった。
そして地球上で人が住める場所は限られてしまった。
そんな中、一部の先進国家は荒れていく地表に見切りをつけて地下都市や海底都市を作って移住を行なって行ったんだけど、結局のところ地球上で暮らすことには変わらないわけで、すぐ限界が訪れた。
このままじゃ限られた土地や水、食料を巡って残った人類で生き残りをかけて争わなくてはならなくなることがほぼ確実視され、国連は人類全体の生き残りのために様々なしがらみをすてて協力し合うことを世界中へ呼びかけた。
有識者に限らず、一般市民からも意見を集め協力してもらい様々な案が検討された。
ちょうどその頃、莫大な量の資源を含んだ小惑星群が発見された。
その量は単純計算にして地球上で取れる資源の数十倍以上相当するらしい。
地球の汚染された地域が住める様になるまで少なくみても60年、しかもほんの0.1、2パーセントの地域。
これでは人類が十分に生活をしていくにはあまりにも少なすぎる。
そこでスペースコロニーを建設する計画が実行に移された。
それから十数年後、小さいながら最初のスペースコロニーが完成した。
人口約10万人のこのスペースコロニーから始まり、180年後の今では約12億の人が暮らすほどになっている。
もう人類が地球でだけ暮らしていた時代を知っている人は、誰もいない。
僕らは、スペースコロニーで暮らしている。
ガンダムだとかマクロスだとか、カウボーイビバップやいろんな宇宙を舞台に繰り広げらる魅力的な作品の数々。
そこに描かれる素敵な物語を楽しむ中で、そこに暮らす人たちの日常ってどんなのなんだろう?って妄想する中、自分の妄想を小説で表してみようとおもって書きました。
ぶっちゃけ妄想ベースなので物理原則やその道の詳しい人たちから見ると、んなわけねーじゃん!ってツッコみたくなる部分がメチャクチャ多いと思います。
楽しけりゃいいってノリなのであまり考証せず書いてますけど、そーじゃなくてこーだ!って指摘は歓迎です。
ストーリーや世界観さえ破綻しなければ、さりげなく取り入れてしれっと書き直してるかもしれませんw