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za man  作者: NUJAWAKISI
2/7

―第2章 サクラ―

「運命の操作は最終的に私みたいにどんな状況でもできる必要がありますが、」

 阿奴田はビルの35階の風景を見ながら爽やかな笑顔で言う。

「最初のうちは様々な形で試す事により、徐々に慣れていく事が大事。そこで」

 阿奴田は振り返った。

「またファイティングというのをやりたいと思います。」


「すみませーん、ファイティングってなんですかー?」

 芹澤が手の平を頬につけて阿奴田に届けるかのようなまっすぐした声で質問し、佐鞍に笑顔を提示する。阿奴田は照れ笑いをして首を振りながら言った。

「ああ、そうだね、佐鞍くんがいるから説明が必要だった。昨日やったのは皆で 意識を合わせてザ・マンの力を高めるプレイング。これからやるのは二人で向かい合って互いの運命を操作しあうファイティング。」

 佐鞍は緊張する。

「佐鞍くんは経験者の芹澤くんと組もうか。樋口くんが余っちゃうから、僕とやろうね。」

  そうして椅子が動く音とバタバタ歩く音が聞こえる。佐鞍の前に芹澤が座ってニコリと微笑む。佐鞍はドキリとする。自分と同じくらいの背丈なのにとても物柔らかな身のこなしに驚いていた。今日はシンプルに白いパンツに赤いブラウスだ。樋口は阿奴田と向かい合っている。そして老人の眞鍋は、意思疎通ができるのかもわからない田中と向かい合わせでいた。この老人、本当にやる気ないのだろうな、と佐鞍は思った。

「さあ、佐鞍くん。」

「あ、え、はい。」 佐鞍は芹澤に声掛けられてドギマギしていた。

「あたしとやろ。」

「あ、え、はい。」

「ふふふふ。まず、そうだね、プレイングのポーズをして。」

「えーと・・・・こうですか?」

 佐鞍は両手の平を芹澤に向ける。

「手の平は天井!」

「あ、すみません。」

「トオルちゃんかわいい。」

「え・・・その・・・・」

「あはは。」

 あははと本当に声に出して言う人を始めて見た。芹澤は続けて言う。「それで目を瞑って相手をどうしたいか望むの。」

「そうなのか。」

「ではやりましょ。」

 目を閉じつつ、芹澤は何歳なのだろうと佐鞍は思った。一見してとても若く見えのだが時々老け込んだような影が見えることがある。そんな事よりファイティングだ。芹澤の運命をどうして欲しいか。こういうのは目に見える効果の方がいいのだな、と佐鞍は思い、では仮に、赤のブラウスを青のブラウスにしてみようと、思った。赤のブラウスを青のブラウスにすることで、佐鞍は、自分が阿奴田によって生かされていると知った。阿奴田なしに自分は存在しなかったのだ。頭の中で二重の円の模様のなかで阿奴田の決然とした顔がぐらぐらと揺れている。赤のブラウス。 身体の中に阿奴田が染み渡る。が、僕は佐鞍トオルだ。青のブラウス。そうだ。阿奴田タツヒコではない。佐鞍トオル。赤のブラウス。佐鞍、

「きゃあ!」

 芹澤の悲鳴。佐鞍は驚いた。椅子から崩れ落ちた芹澤のブラウスが赤と青の混合した柄となっていて、非常に異様で不気味な模様となっていたのだ。老人眞鍋が目を見開いて佐鞍を見ていた。傍の田中が微笑んでいて佐鞍は心臓が縮みあがった。

「これはすごい!」

 樋口とのファイティングを中断した阿奴田がズカズカ歩きながら佐鞍の元に向かう。

「初ファイティングで芹澤くんを圧倒するなんて、さすが、私が導いただけのことはある。佐鞍くんは何を芹澤くんに願ったのかな?」

「青色のブラウスにすることです。」

「なるほど、芹澤くんは?」

「佐鞍くんが、自分が幸せだ、と思う様になることです。」

 紫のブラウスの裾をひらひらはためかせながら、やや神経質そうに芹澤は言った。

「佐鞍くんには強い力がある!でも、力が才能になるかどうかは、使い方次第だよ?」佐鞍に向かって右手の人差し指を振りながら阿奴田は言った。 「佐鞍くんにはぜひパンフレットを熟読して、ザ・マンの深みを手にして欲しい。期待している。」

 そういって阿奴田は佐鞍の肩をたたく。



「ねえ、それなあに?」

 仕事仲間で知り合った瑠田ルリが佐鞍のバッグの中から少しはみ出たカラフルな冊子を見て訊ねる。

「あ、いや、なんでもない。街歩いてて受け取ったんだ。」

「そうなんだ。」

 それはまだきちんと読んでいない黄色い落書きのされたパンフレットであった。 後でちゃんと熟読しておこう、と佐鞍は考えつつ瑠田と話す・・・・・


======

☆ザ・マン・プロジェクト☆

パンフレット

~そもそもザ・マンって何だろう?~

著・グレン・アンダーソン 翻訳・阿奴田 タツヒコ

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☆ザ・マン・プロジェクトとは?

 ザ・マンとは英語で「その人」という意味です。私、グレン・アンダーソンは最も優れた人間ザ・マンと出会い、彼から真実についての手ほどきを学びました。ザ・マン・プロジェクトは人間が元来普遍的に持つ自由意志を促進させ、閉塞的な世界からの解放を促し真の自由を手にするヒューマン・エヴォルヴィング・プログラム。ザ・マン・プロジェクトはアメ リカ・日本・イギリス・フランス・ドイツの各地に展開して活動を行っています。そこでは人生に悩みを持つ人、起業したい人、将来の選択を考える人たちが集まって実際に結果を出しています。受講者の感想はパンフレット6ページをご覧下さい。



☆わたしたちの運命ははたして定められている?

自分がどのように生きるべきか考えるにつれ、私たちはしばしば、自分は所詮こういう人間なんだ、あるいはどう頑張ってもそうなる運命なんだ、と考えがちです。このように自分の人生が因果関係の連続であると捉えて妥協している状態はフーリッシュ(愚か)と言えるでしょう。なぜならば、この世をも変える真の自由をすでに私たちは手にしているからです。目を覚まし、因果関係を超えたこの世の摂理をゆっくりと眺めてみ てください。この世の中は時間よりも外に支配するアウトオブタイムの原理が働いてい るのです。私たちが運命が所詮こうであると思うのは、過去に捉われるからです。過去 を変えれば未来が変わる。これがザ・マン・プロジェクトの基本通念です。



☆過去を再構築して幸せになろう!


過去は○○だったな→どうせ今後も○○だ

↑今現在考えている!↑

↑↑現在は変わり続ける!↑↑


過去は○○だったな→☆☆だったんだ→今後は☆☆になるんだ!

↑↑ 過去を再構築 することで 現在と未来を変えていく!


上図で示したように、過去も私たち人間の認識の産物に過ぎないのですから、そこを書きかえれば容易に新しい世界を見ることができます。

Question:

ではこの世界は人間の認識の産物に過ぎない幻想なのでしょうか?



☆世界が認識の産物である事がわかれば、運命を操作できる。

ここで私、世界を旅したビジネス研究家であるグレン・アンダーソンは最初のザ・マンより頂いた驚くべき真実を読者のみなさんにお告げします。わたしたちが過去と呼んでいるものが現在に脳細胞が記憶している認識の産物に過ぎないのだとしたら、同様に世界は認識の産物なのです。つまり、わたしたちがある歴史上の文書や物品を全く変えてしまったら、そ れだけでわたしたちの世界は変わるのです。わたしたちの記憶を変えればわたしたちの生き方も変わる。このプロセスを短縮化し、意思の動きだけであらゆる世界の動きを変える力を手に入れれば、貴方達は他人にすり合わせる事なく思い思いの人生を満喫できます!その力は弛まぬ訓練によって見つけ出すのです!


======





 ・・・次のページをめくればパンフレットの受講者の顔写真と、ザ・マン・プロ ジェクトのおかげで起業が成功したなどの好意的感想文が寄せられていた。しかし 佐鞍トオルはじゃあ自分は何をしたいのか、分からずじまいでいた。他の人はどう考えているのだろうと思い、阿奴田と芹澤以外の3人にも話しかける事にした。


*


「こんにちは。」

 集合時間より前に既に眞鍋と田中がいた。佐鞍が挨拶をしても眞鍋はジロっと睨むだけでまたすぐに無視をした。

「眞鍋さん、あなたはどうしてここに入られたんでしょうか?」

 そう佐鞍が訊ねると眞鍋は佐鞍をしばらくじっと見て言う。

「それ知ってどうするんだ。」

「・・・いえ、その、」佐鞍は口ごもった。「ザ・マン・プロジェクトって、目的があって次に向かうんですよね・・・その、あの、」

「わからない、と?」

「何ていうか、自分は結局ここから何をしたいのかわからないんです。だから他の人が何を考えてここに来たのか知りたいなぁと。」

「他の人が何を考えてここに来たのか、知りたい、か。ふはっ。」

 眞鍋が馬鹿にするように強く鼻笑いする。

「ここにきてる人たち、そんな事が分からないか言わないかどっちかしかない ぞ。」

「え・・・?」

 佐鞍は驚いた。

「しかしお前さんはあのバカ女と違ってとてもよくこのおかしさを分かっているな。気に入った。この前もやっつけてくれてせいせいしたよ。」

「いやあの、その。」

「いいか、運命を変えるというのは言うなれば物語の文章を書き換えるような行為だ。そういうのを一度でも体験したら、何にも意味なんて必要じゃなくなる。意味とか思考だとか、馬鹿馬鹿しくてしょ うがないよ。」

「そうなんですか・・・。」

「それでもお前さんは意味を知りたいらしいな。一体どうしてなんだろうね?バカ女に歯向かうほどの書き換え能力があるのにな。その力で知りたい意味すらなくしてしまう事だってできるのに。」

「ごめんなさい、わかりません。」

「俺も一応力はあるけど、バカ女や教祖みたいに納得させるためにお前に対して力を使おうなんて全然思わん。俺にとってザ・マン・プロジェクトなんて反吐がでるほど嫌いだからだ。」

「じゃあなぜ逃げないのですか?」

「逃げれるものなら逃げてるさ。」眞鍋はそこまで言いかけてしばらく黙り、そしてため息をついた。 「だが、俺はもう老いている。」

 佐鞍は眞鍋からは分からないけど十分な話ができたと思って傍の田中の方に向かう。田中は相変わらず禿げた頭頂部を傾けて床を見続けている。

「田中さん、田中さん。」佐鞍が呼びかける。「田中さん、聞こえますか、田中さん。」

「無駄だ。そいつは全部忘れてて自分の名前を知らない。だから田中タロウという適当な名前なんだ。」 眞鍋がそう冷たく言い放つが、佐鞍は田中のがらんどうの眼をまっすぐ見て言う。

“あなたは、どうして、ここに入られたんでしょうか。”

「え?おい?」

眞鍋が当惑する。何かさっきおかしいことを起こしたらしい。

「え、どうしたのですか?」

「今の声・・・力を使ったのか?」

「え、そうなんですか?」

「突然言葉が、俺の頭の中にも届いたから・・・その・・・」

“あなたは、どうしてここに入られたんでしょうか”

 ふいに頭の中で声が聞こえて佐鞍も思わず頭を押さえる。

「え・・・今の・・・」

「あなたは、どうしてここに入られたんでしょうか?」

 田中が言葉を発していた。佐鞍をまっすぐ見て言った。

「あなたは、どうしてここに入られたのか、が、なぜ気になるのですか?」

「いや・・・その・・・。」佐鞍は口ごもった。

「つまりあなたは望んでいるのでしょう。」田中は満面の笑みを浮かべる。「謎の解決を。」 佐鞍は全く困惑してしまった。眞鍋も驚いて田中を見つめていた。しばらくして扉が開き、阿奴田と芹澤が同時に入ってきた。



*



「樋口くん、樋口くん。」

 帰り際、佐鞍は少年の樋口に話しかける。

「君はどうしてここに来たんだい?」

「どうしてって、ここに来いって、言われたのです。」

相変わらず下手な小役者のような棒読み口調で答えた。

「誰にだい?」

「阿奴田さんにです。」

「そうか・・・。」

「何が、知りたいのでしょう?」

 樋口のその質問は田中の言葉をふと思い出させた。 『あなたは、どうしてここに入られたのか、が、なぜ気になるのですか?』

「いや、なんというか、皆は何を考えているんだろうなーって。」 佐鞍は申し訳なさそうに答えると樋口少年は言った。 「君がこれからどうすればいいのか、そのうち分かる時がくると思います。」

 予想もしない答えが返ってきて佐鞍は驚く。

「え・・・?」

「僕たちは導かれてここにきた。だから辿り着くべき道があるんだ。」 佐鞍はさらに途方に暮れてしまった。樋口は先にエレベーターに向かってしまう。



*


なんなんだ、ザ・マン・プロジェクトの受講生って。変なやつばかりだ。おまけにどうしてここに入ったのかについて回答を得る事ができなかった。誰も彼もなぜ自分が入ったのかを聞き返したのだが、逆にそれが分からないから訊いてるのに、と佐鞍は夜、自室の寝室でイライラとしていた。それとも皆分からないのかな。そういうものなのかな。思い切って彼に聞いてみようか、と佐鞍は思い立ってからようやく安心して眠りに 入る。


*


「よし、今回の訓練はそれまで。樋口くん、大分すごくなったね。芹澤くんよくできた!佐鞍くんめざましい成長だ!観葉植物のサボテンをアジサイに替えてしま うなんでもうすごいじゃないか!皆も頑張るんだぞ!」

「阿奴田さん・・・」

「はいなんだい佐鞍くん。」

 佐鞍は阿奴田にいった。 「ちょっと個人的にお話したいことがあるのですがいいですか?」

「いいだろう。ちょっとこっちきて。」

 二人は普段セミナーに使う植物のある部屋から離れて台所のキッチンに向かう。


「で、話とは?」

「その、すごい思い切った質問いいですか?」

「なんでもどうぞ。」

「阿奴田さんはどうしてザ・マン・プロジェクトを立ち上げた、というか関心を持ったのですか?」

「ああ、留学時代にグレン・アンダーソン先生と会ってね。あのパンフレット書いた人ね。その人から色々素晴らしいことを学んで頂けただよ。」

「どうして、ザ・マンに興味があったのですか?」

「どうして?」

「はい。」

「えっと、どういうことだい?僕がザ・マンに魅せられた理由ってことかい?」

「あ、はい。ちょっといきすぎた質問だったでしょうか。」

「いやいや、大事なことだよ。僕はね、そう、暗い青春時代だったんだ。」

「はぁ。」

「ちょうど君みたいにどうすればいいか分かんなくて人に聞いたりもした。だから今の君には親近感が沸いてしまう。」

「はぁ。」

「でも今はこうして救われて、ザ・マンを伝える仕事をすることになった。」

 阿奴田は佐鞍の背後に回り、両肩をガシリと掴んだ。

「君も」そして丁寧に肩を揉んだ。「僕のように、ザ・マンのすばらしさを色んな人に伝えていけたらいいね。」



*



「瑠田さんは、どうしてザ・マン・プロジェクトに入ったの?」

 カフェで佐鞍が瑠田に訊ねた。

「んーと、佐鞍くんが来てほしいって言ってたからかなー。」

「それだけ?」

「うん、あと面白そうだったっけなー。」

「そうなんだ・・・。」

「佐鞍くんこそ、どうして入ったの?」

「それが知りたくて色んな人に訊くんだけど・・・」

「ふぅん。」

「ほとんどの人が答えてくれないんだ。」

「そうなんだ。芹澤さんとかは訊いたの?」

「え?」

「あの人、目的意識ありそうじゃん。」

「そうねえ・・・」



*



「芹澤さん、お話があります。」

 ワンピースを華奢に着こなす芹澤に佐鞍は話しかけた。

「どうしたの?」

「あの、ちょっと込み入った質問なんですが、芹澤さんはどうしてザ・マン・プロジェクトに興味もたれたんですか?」

「ザ・マン・プロジェクト。」 芹澤は両手をLの字に考え込むような仕草をし、やがて言う。 「あなたはそれを聞いてどうするの?」

「うーん。」

佐鞍はそう言われてみれば、と考え込んだ。

「ザ・マンは運命を書き換えるものよ。動機とか想いとか、そんなものに捉われてしまっては、未来を導くことはできないわ。」

「なるほど。」

「だからつまり私たちは何も知らない羊のよう。ザ・マンによってそのことが明らかになる。」

「うん。」

「あなたはそんなことより力を伸ばした方が先。力の使い道は経験のある阿奴田さんから学ぶといいよ。」

「・・・・わかりました。」




 セミナー帰りに小さな喫茶店「Rulie」に寄ってしばし芹澤から言われた事を考える。そもそも自分がどうしてザ・マンに入ったかという疑問は、ザ・マンによって自由意志を知ってからはもはや無意味。同じ事を眞鍋老人も言っていたな、とその思い当たった時に彼の言葉をふと思い出した。


『それでもお前さんは意味を知りたいらしいな。一体どうしてなんだろうね?』


 むしろその事の方が不思議かもしれない。自分はどうして、ザ・マンの知性を手に入れてもなお、意味に固執するのか。

「ホットコーヒーでございます」

一人店長をする瑠田ルリが佐鞍にコーヒーを渡す。

「ルリちゃんのコーヒーはいつも美味しい。」

「ありがとう。」

「また明日も来ていいかい?」

「うん。」


  ここの心地よい喫茶店に通うためだけにザ・マンを受講するという動機でもありかもしれないな、と佐鞍は思った。ここは、音も無いのに、とても心が穏やかだ。佐鞍はそう思いながらコーヒーを飲む。

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