表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
49/50

その名は寝待月

ふと目が覚めて 窓の外

昇り始めた 淡い月

雲が流れて 見え隠れ

瞬きさえも のろくなる


目を覚まさなきゃ 良かったな

何もないのに 離れない

逸らしているのに 隠れない

背中を照らす 寝待月


わからないんだ 見たくない

拒否反応を 許してよ

皮肉を込めて そのあだ名

「下弦デブ月」と 呟いて


それでいいのと 聞かれてる

いつまで眠って いるのかと

道は待っては くれないと

月の光が 手を握る



わかっているよ 見えている

臆病なんだ 許してよ

君が照らして いるのなら

道がきちんと あるのだと


君が照らして くれるなら

歩かなければと また覚悟


(小学生の時にきいた「上弦デブ」「下弦デブ」という呼称が妙に耳に残ってます)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ