プロローグ
誤字、脱字すいません。
暗い洞窟内を走る青年。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
どうしてこうなったんだろうか。
どこでどう間違えたんだろうか。
考えるより、走らねば。死ぬ!
遡ること、一ヶ月前。
現世ー自宅ー
「さぁーて、新発売のゲーム
[ワールドサバイバー]やろうかな!」
ウキウキ気分でゲームの準備をするのは、
《羽柴 ゆきと》 二十歳になったばかりの青年だった。
親は19歳のとき 交通事故で亡くし 多大な遺産が入り、やはり当然のニートになってしまった。
時折寂しいと感じることもあるものの、自由を満喫することのほうが幸せのようだ。
[ワールドサバイバー]は、ヘッドギアタイプのバーチャルゲーム。視覚から入り視神経から脳へとダイレクトに繋ぐらしい。今世紀最高のゲームと噂されている。
「コンセントさして…っと、飲み物もオッケー。よし、スタートだ!」
カチッ!!
ブーン!プツン
「あれ?」
カチッ!
ブーン、プツン!
「おいおい、まさか壊れた?」
とりあえず叩いてみる。バシッばしっ!!
ブーン!
「ついた。やっぱなおし方はこうだよな。」
いつの時代だよ。
「キャラメイクか。」
一人でぶつくさ言いながらすすめる。
職業多いな。
剣士、戦士、槍士、弓士…
1.2.3.4…数えると60種以上あるようだ。
「全部やろうとおもったらきついな。無難なのは剣士かなぁー。をを?薬士だって。これは使わないな。」
使わないなと、次を押そうとしたら決定にしてしまう。
「あ、ちょっ」
キャラメイクは進んだ。
「まぁいいか。あとでやり直せばいいし。」
進めていく。
ステータス振り?適当でいいなランダムで。
装備の色?適当でいいな。ランダムで。
「よし。ゲームスタートだ!!」
ブツン!!真っ暗になる。それとともに意識もなくなった。
「うっうう。」
まぶしい。目が少しづつ開く。
「ここはそとか?」
何がどうなったんだろう?
確か少し前は…そうだ。ゲームをしようと…
ここはどこなんだろう。
あたりを見渡す。
あたりには草原が広がる。
なぜか人も多い。それに…モンスター?もいる。
カキン、グジャッ。様々な音が交差する。
まさか…ゲームの中?
「最新のゲームすげぇ。」
感動してしまった。ステータスとかみれるのかな?
と思っていると
ポロン♪ ステータスが開いた。
「おお」
ゆきと レベル1 薬士
HP 10 MP 20
力 10 守り 10
知力 10 精神 10
敏捷 50 運 20
「おお、ランダムひどいな。偏ってんじゃん。まぁいいか。流れを見てみるか。」
といいつつモンスターの方へと歩きだす。
青く丸い生き物。スライムだろう。
高揚感のま殴りかかってみた。
「おりゃー」
数字がでた。赤い文字で1。
スライムは形を変えると殴ってきた。
すると自分の方にも、赤い文字で1。
なるほど。このエフェクトで、ダメージがわかるのか。とりあえず倒そう。ポコポコと殴りあう。
「てってれー」
自分で言ってみた。レベルがあがったわけではない
初モンスター倒した感動を。
それにしても、俊敏が高いおかげか回避が多い。
スライムの攻撃も8割は避けているように感じた。
ただ攻撃が低いのが難点だ。
どうしたものか。
レベル低いから仕方ないか。
地味に狩るしかない。
あっちでポコポコ。こっちでポコポコ。
狩りをすすめる。3匹目のスライムを倒した時。
ファンファーレがなった。ファーファー♪ピロリンピロリンピロリン♪
レベルがあがったようだ。
ゆきと レベル2 薬士
HP 16 MP 29
力 13 守り 13
知力 17 精神 14
敏捷 58 運 22
【スキル】
●採取LV1
●調合LV1
●鑑定LV1
「おお!見事に戦闘系スキルないな。かりに役立たねー。」
だか、スキルをゲットしてから視界がかわる。
辺りに矢印が出ているのだ。
「なんだろう。」
目を凝らすと、薬草と表示が。
とりあえず摘み取る。あちらには、毒消しそうか…
そうこうしていると。あっちでゴソゴソ、こっちでゴソゴソ。すると
ファーファー♪ピロリンピロリン♪
採取でも経験値もらえるのか。
レベルがあがったようだ。
ゆきと レベル3 薬士
HP 21 MP 36
力 17 守り 18
知力 24 精神 19
敏捷 66 運 24
【スキル】
●採取LV2
●調合LV1
●鑑定LV1
●栽培LV1
●アイテム作成LV1
「順調だ。」
次は調合とかもしてみたいなと思うと、メニュー画面が現れる。
薬草×薬草=ポーションか…
ポーションを作ってみた。
ポンっ、!
ポーション品質2
成功だ。少しうれしい。
続けていくかは、気分です。