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6 校外学習当日午前

感想とか評価とかお願いします。あとはほら、レビューとか。

「……ま。……うま。飛雄馬っ」


「あぁー……。一生寝てる……」


「いやそれ永眠だから。死んじゃってるから。いいから起きなさい」


 そう言われ頬をぺしぺしと叩かれる。

 うっとおしくて頭まで布団をかぶり丸くなった。ひゅうまの ぼうぎょりょくが あがった。

 そのまま二度寝をする体制に入る。少し布団を引っ張られたが、脇の下と手のひらでがっちりとつかんで離さない。

 しばらくすると布団も引っ張られなくなった。

 これで心置きなく寝ることができる。

 目をつぶり、先ほど封印されかけた膨大な眠気を解き放つと、すぐにウトウトし始めた。

 と、ガチャッと扉の開く音がした。誰か部屋に入ったのかなぁ……とぼんやりする頭で考える。

 すると突然鳴り響く金属音。カンカンカン! と鼓膜を震わせるその不協和音は部屋いっぱいに響き渡り、反響し、平和な朝の部屋に地獄を作り上げていった。

 その不快度、目覚まし時計の数百倍。もはや兵器レベル。


「っ!? …………っ!!?」


 さすがの俺も動揺し、慌てて耳を塞ぎ、「ぐおぉ……」と悶えに悶える。そして突如襲う浮遊感。布団の上を転げ回ったせいでベッドから落ちたんだなぁと、走馬灯気味に思考。そして着地。その際に左腕の肘のあたりをしたたかに打ち、鈍い痛みを感じた。


「っ……つぅ……!」


 解き放たれた眠気はいつの間にか、厳重に再封印されていた。俺の力だけじゃ解くことは出来なさそうだ。

 肘をおさえながら顔を上に上げると制服の上からエプロンを着た姉さんがいた。萌えポイントだ。

  ただ右手にフライパン、左手にはおたまを持っていて鬼母感がすごい。萌えポイントと差し引きゼロどころかマイナスに転じるほど。


「おっはよ、飛雄馬。よく眠れた?」


「ん……。まあおかげさまで。つーか、こんなに強引な起こし方しなくて良かったと思うんですけど」


「飛雄馬が、明日は校外学習だからいつもよりなんとしても早く起こしてくれって言ったんじゃん」


「にしてもフライパンにおたまを打ち付けるとか……。昭和か」


 言いながら俺は起き上がると、先ほど打った左肘をゆっくりと曲げたり伸ばしたりをする。

 折れてるわけではないようだが、ズキズキと痛んだ。思わず顔をしかめる。


「どったのん? さっき落っこちたとき打った?」


「ああ、体の下敷きにするような感じで」


「大丈夫なの?」


「大丈夫、大丈夫。全治一週間ってとこだな。固定しちゃえばだけど」


「それなにを根拠にしてるのよ……」


 姉さんがふざけているのを諌める時の声を出す。

 だが俺は別にふざけているわけではない。


「根拠は経験則だよ」


 経験則というものはあながち馬鹿にできない。場合によっては教科書や参考書なんかよりも役に立ったりするものだ。


「経験則、ね。まあ飛雄馬がそう言うならいいけど。でも痛かったら無理せずに言いなさいね。病院連れて行ってあげるから」


「いや一人で行けるっつの」


 ちょっと待ってよマイシスター。俺のコミュ力舐めすぎじゃない? 俺、必要なときはちゃんと会話できるから。


「っていうか飛雄馬、時間時間! 遅れちゃうよ。スリリングタイムが始まっちゃうよ!」


「何言ってんだよ……」


 言いつつも時計を確認する。

 あと二十分ほどで家から出ないといけない時間だった。家から出る四十分前に起こすように言ってあったのだが、どうやら俺はだいぶ起きないで粘っていたらしい。

 今からだとかなり急いでギリギリだろうか。まさにスリリング。


「わーお……」


 ちょっと絶望。


「スリリングタイムでしょ?」


「言ってる場合じゃねぇけどな」


「それじゃ急ごー。ハーリー、ハーリー」


 言うが早いか姉さんは部屋から出て行った。さっさと着替えろということらしい。

 さすがに俺も焦らないとまずい。いや、焦りは、いらないところで時間を食う原因となる。落ち着いて急ぐんだ。

 よし、と昨日準備しておいた着替えに左手を伸ばす。ズキッと痛みを感じ顔をしかめる。

 そうだった。これも手当てしとかないとだった。

 ますます二十分という時間が短く感じられて、マジでスリリングタイム。



 ***



 電車を降りて改札を抜けるとやっと一息つけた。

 姉さんが機転を利かせて朝食を持ち運べる形にしてくれたおかげで、家で消費する時間を減らすことができた。

 もちろん、肘も手当てしてきた。今日はこの怪我を使って、できる限り色々サボろうと思います。

 駅からしばらくまっすぐ歩いて行くと、数台のバスが待機していた。

 そのうち、自分のクラスのものに乗り込み、昨日決めた自席に座った。

 俺の席は右側の後ろの方の窓際だ。

 こうした校外学習は、割としょっちゅうある木城高校だが、現地集合が基本である。

 一年の時に行った歌舞伎教室も一、二時間目の授業だけやって解散。十三時に現地に来て下さい、といった感じだった。

 しかしさすがにキャンプ場に集合とはいかなかったようで、今回はバスだ。

 出発十分前である今は、バスの座席の半分くらいが埋まっていた。

 その様子を見ながら姉さんが作ってくれたサンドイッチを食べる。

 鈴丘や功刀が作るような微妙な味ではない、かなり美味い。姉さんすごく女子力高い。もう姉さんに功刀を指導させれば速攻で目的達成するんじゃないの。


「おはよう、武藤君」


 口いっぱいにサンドイッチ、メイドバイマイシスターを詰め込んでいると声をかけられた。

 見ると鈴丘がいる。

 薄い青の膝丈までのワンピースに、薄い黄色のボレロ。山の中でも動きやすそうなブーツといういでたちだ。

 なんかどっかで見たことあるな……。具体的にはこの前の土曜日。


「もがぉう」


「詰め込みすぎだから……」


 鈴丘は困ったように苦笑すると、俺の後ろの席に座った。


「功刀さんと甲斐君は?」


「まだ来てないな。甲斐はあれじゃないか? 朝練」


「今日はないでしょ」


 まあまだ七時半だしな。

 目的地が遠いのかどうかは知らんが今日の集合時間はかなり早いのだ。


「確認しとくけど、今日やることは、俺たちで出来る限り自然に、功刀と甲斐を二人きりにすることだ」


「うん。分かってるよ」


 とはいえ口で言うほど簡単ではない。

 冷静に状況を見極めること、頭を高速で働かせること、そしておかしいと感づかれないようにする演技力も必要だ。


「ところでお前、どのくらいアドリブ利かせられる?」


「私? うーん、ちょっと苦手かなぁ……」


 だろうな。功刀の手帳を見つけた時も顔に出てたくらいだし、いらんこと聞いていらん展開になってるし。演技力も期待できそうもない。


「じゃあ仕方ないな。俺が二人きりになれるように誘導するから、お前はその手伝い頼む」


「う、うん。分かったね」


 俺が二人きりになれるような発言をし、鈴丘が調子を合わせる。この形が有効だろう。

 俺にかかる負担が増えただけな気がするが、まあ仕方ないか。鈴丘に下手な芝居をされて甲斐に感づかれても困る。

 あれ……。別に感づかれてもいいのか……? あいつ俺のこと好きなんじゃないの、と思うと自ずと気になってしまうのではないだろうか。俺は誰も好きになったことがないから分からないな。

 ……考えるのも面倒だからこのままでいいか。

 と、ニコニコとこちらを見る視線に気がついた。


「なんだよ。鈴丘」


「ん? いや、武藤君って凄いなと思って」


「手の抜き方なら姉さんにも凄いって言われたことあるな」


「いや、そうじゃなくて……」


 鈴丘が焦ったように言う。


「じゃあなんだよ?」


「真面目というか、優しいというか。ほら、真剣に功刀さんの相談聞いて、ちゃんと考えてる」


「俺が真剣に考えてるのは放課後に残るのが嫌だからだよ。さっさと終わらせれば残らなくて済むしな」


「それでも人のために真剣になれるのは優しいよね」


 俺はそれを聞いて顔をしかめる。


「それも自分のためだっつの。功刀のためとか全く考えてない」


 鈴丘はそれを聞くと、よりいっそう楽しそうな顔になった。

 だがそれ以上は何も言わずに大人しく自席についた。

 それを機に周りを見渡すと、もうバスの席はあらかた埋まっている。ぼちぼち発車する時間だ。

 前の席には功刀と甲斐もいて仲良く会話していた。今の話、聞かれていなければいいが。


「何の話してたんだ?」


「あ?」


 横を見ると西倉がいた。どうやら一部聞かれていたらしい。


「別にお前には関係ねえっつの」


「えー。なんだよー。教えてくれたっていいだろー。ほらほらぁ。言っちゃえ言っちゃえ」


「ウゼェ……」


 こいつ、バスの走行中に窓から放り投げたい。


「なんだよー。教えてくれねーの? 俺とお前の仲なのにー?」


「うるせえって。それに大して話したことないのに仲もくそもあるか」


「んー、まあいいけどー」


 西倉は追求をやめると俺の隣に座った。

 ちょっと色々面倒臭いこと(主に隣の奴)が多いが、なんとかなると信じよう。

 というわけで、校外学習が始まった。



 ***



 バスの加速度によって三半規管が刺激される。それにより自律神経が失調状態を起こし、俺のハートがブレイクされる。ハートブレード。ハートアンダーブレード。どこの吸血鬼だよ。

 ちょっとふざけたが要するに酔った。

 高校に入ってからバスなんて乗っていなかったせいで、酔い止めを飲むのを忘れていた。

 目的地ーー山というかキャンプ場だったがーーについて、ちょっとした広場に整列させられてもまだ治まらない吐き気。

 正面には俺のクラスの担任の桂先生が、この校外学習について説明していた。だがあいにく俺には余裕がない。何も聞こえなかった。


「む、武藤君……。辛そうだけど、どうしたの?」


 前にいる鈴丘が話しかけてきた。

 そうだ、こいつになんとかしてもらおう。


「よぅぷ……た……」


「酔った」とシンプルに答えようとしたのだが、代わりに変な声が出た。

 なんだよ「よぅぷた」って。新しいポケ○ンか。

 だがそこは鈴丘。表情から読み取ってくれた。


「酔ったの? 大丈夫……じゃないよね。え、と。誰かアメとかガムとか持ってそうな人……」


 女神よ……。まあ車酔いだということは鈴丘でなくても分かりそうだが。

 というかどうして鈴丘以外の人は声かけてくれないんだよ。明らかにやばいだろ。あれか、俺のこと見えてないのか。

 鈴丘はその前にいる功刀にコショコショと耳打ちする。

 どうやら聞いてくれてるらしい。だが功刀は首を横に振った。すると今度は功刀が前にいる奴に耳打ちするのが見えた。

 鈴丘も引き続き隣の奴らに耳打ちして聞いている。

 その聞き込み範囲は広がり、どんどん大事になってきている。

 ていうかこれだけ聞いて誰も持ってないのかよ。

 桂先生の話はもうそろそろ終盤のようだ。俺もそろそろ限界です。平地にいるのに症状が進行するってどういうことだ。

 トイレってどこだっけと考えていると、後ろからトントンと肩を叩かれた。

 青い顔で振り向く。


「あったよ。ほら」


 と、クラスメイトに何かを手渡される。

 軽く頭を下げてそれを受け取る。

 これで助かったとそのブツ確認するとそれはガムテープ。


「………………」


 どう使えと……?

 お前ら一体どういう伝言ゲームしたんだよ。驚くのを通り越して尊敬すらした。

 というかこの校外学習にガムテープって必要? 何人か森の中で捕まえる予定だったとか? 犯罪、ダメ、ゼッタイ。

 とりあえずガムテープで口を塞いでモザイク的なドロドロが出てこないようにした。

 そして先生の話が終わるや否や、俺はトイレへと全力疾走をしたのだった。



 ***



「それじゃあ、武藤君と俺で薪を持ってこよう。西倉君と功刀さんたちは食材と調理器具を取りに行ってくれ」


 班行動が始まるとすぐ、甲斐が仕切り始める。

 薪と食材、調理器具は違う場所にあるので二手に別れなければならない。

 調理器具には飯ごうや大きい鍋もあった。薪に関してもそこそこ重い上に数がある。だから男子の配分的に、甲斐のは良い判断だろう。

 だが一つ問題がある。


「あぁ俺、今日朝姉さんに起こされた時にベッドから落ちて左腕怪我したんだ。だから右手しか使えない」


「え!? 大丈夫なの?」


 真っ先に反応したのは鈴丘だった。

 ガチで心配そうな顔しててちょっと恥ずかしいんだが。


「大丈夫だよ。全治一週間」


「何を根拠に……」


 超デジャヴ。


「根拠は俺の経験則だ」


「それって結局無根拠ってことじゃない……」


「病院、行った方がいいよ?」


 功刀の言葉に鈴丘は頷く。それどころか病院行きを勧められた。


「嫌だよ。そんな事で外出たくない」


「そんなことって……」


「あのー、もういいかな?」


 甲斐は呆れたように言った。

 それでも顔が薄く笑ってるあたり、こいつはすごい。俺にも作り笑いと分かったが。


「そういうことなら、西倉君と武藤君を交代しよう」


「いや今の俺は片手が封印されてるんだぞ? はっきり言ってその戦闘力は女子未満だ」


「んんー、そうか。だったら功刀さんか鈴丘さんのどっちか、俺と一緒に……」


「私が行くわ」


 食い気味で功刀が言う。

 なんというクイックレスポンス。


「そうだな、功刀が行っとけ。鈴丘よりも力がありそうだ」


「それってどういう意味よ!?」


「いや特に何の意味もないが……」


 強いて言うなら君と甲斐を二人きりにする意味はあった。気づけ。


「じゃあ功刀さん、頼む。そんじゃ行動開始!」


 甲斐の号令で全員動き出した。

 ひとまず甲斐と功刀を二人きりにすることには成功だ。あとは功刀の努力次第。

 俺はとりあえず、離れたところでアリを駆逐していた西倉を呼びに行くことにした。



 ***



 全員が戻るとカレーを作り始める。

 水道近くの調理場(野外)のようなところで、主に女子が野菜を切ったりする。甲斐は料理が一応できるらしいのでそっちに行ってもらった。

 ちなみに料理のできない女子力が低い男子であるところの俺と西倉は火おこしだ。

 新聞紙を丸めて、それを囲むように薪を置き、中にある新聞紙に火を付ける。

 あとはうちわであおいで薪を足したりしていればいい感じになるはずだ。


「いやー、五月の始め、しかも山でかなり涼しいのに火の近くだと暑いんだなー」


「…………」


「ぅおうっ!? 熱っ! 何!? 火の粉飛んできたんだけど! ちょっと火マジで怖いわー」


「…………」


「なあこれ超燃えてるけど薪足りるかな? 追加でもらってきた方がいいかな?」


「…………」


 こいつ超うるせぇ……。

 ずっと一人で喋ってる。一人ラジオができるほどだ。

 黙ってほしくて仕方が無い。


「ところで武藤、この前の俺の幼馴染が一途すぎる観た?」


「観た。リアルタイムで観た。録画でももう三回ほど観た。あれは神作品だろ」


 やっぱ黙らなくていいやこいつ。


「やっぱりそう思うかー。俺昨日、原作まとめ買いしたから今度貸してやろうか?」


「ナイスだ西倉。代わりに『異世界式神を召喚する方法』を貸してやろう」


『異世界式神を召喚する方法』もライトノベル原作のアニメだ。二クールで今年の三月までやってた。

 思いもよらない敵や、心理戦、ヒューマンドラマがあり、三話を観た時点で、「オラ、原作のまとめ買いさするだ」と決心したほど。

 ちなみにヒロインが黒髪セミロングと異世界ものでは珍しいタイプで、俺が好きなタイプの女の子だった。


「お、武藤あれ持ってるのか! ぜひ頼む!」


「ああ、明日持って行く」


「ずいぶん仲良く話してるね」


「うわぉうっ!?」


 不意に後ろから声がした。思わず変な声が出てしまう。西倉から。

 後ろから近づかれたの俺なんだけどな……。

 振り返ると飯ごうを持った鈴丘がいる。


「別に仲が良いわけではないけどな」


「あれそうなの?」


 だからなんで君がリアクションするのかな西倉クン。


「えー、でも武藤君があんなに楽しそうに会話するの見たことないけどなぁ。こういつもと違って正のオーラが出てたというか」


「お前、今けっこう酷いこと言ってるからな?」


「い、いやいつもの武藤君が常にマイナス思考みたいなことを言ってるわけじゃなくてね!」


「俺、そこまで言ってねぇよ……」


 さすがにいつもマイナス思考じゃない。

 成績上がらないかなぁとか考えてる。でもそれって現状成績悪いってことだよなぁ。

 ……あれ?


「まあ好きなアニメの話なら誰が相手だろうと割と楽しいもんだろ」


「そ、そういうものなの?」


「多分な」


「多分なんだ……」


 なんとも微妙な笑顔を浮かべながら、鈴丘が飯ごうを火にかける。

 というかこいつ、ナチュラルに甲斐と功刀を二人きりにしてるな。なかなかに自然で少し見直したぞ。

 しばらくすると西倉が口を開く。


「鈴丘さんもアニメ観んのー?」


「ううん、私は観ないけど。でもちょっと観てみようかな。最初に観るなら何がいいかな?」


「最初ならあまり内容が過激じゃないやつ……。何がいいと思う? 武藤」


「は? 俺? 過激じゃないやつで鈴丘が好きそうなやつ、か……」


『俺の幼馴染が一途すぎる』を勧めたいところだが、テンプレネタ多いからなぁあれ。それにちょいちょいラッキースケベ的なシーンもある……。最初にはハードルが高いか。

 となると例の週刊少年誌のものとかが無難……。

 いや待て。確か今期は少女漫画原作のアニメがあるじゃないか。

 恋愛ものは鈴丘は好きそうだ。それにあれはそこまで過激じゃない。なんというベストアンサー。

 俺は鈴丘に、そのアニメを教えた。

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