表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

王女様の教育係〜虐げられ続けた元伯爵妻は今、王太子殿下から溺愛されています〜

 父であるクルース子爵が友人に騙されて背負った莫大な借金のために困窮し、没落も間近となったミラベルの実家。優秀なミラベルが隣のハセルタイン伯爵家の領地経営を手伝うことを条件に、伯爵家の嫡男ヴィントと結婚し、実家と領地に援助を受けることに。ところがこの結婚を嫌がる夫ヴィントは、ミラベルに指一本触れようとしないどころか、ハセルタイン伯爵一家は総出で嫁のミラベルを使用人同然に扱う。
 夫ヴィントが大っぴらに女性たちと遊ぼうが、義理の家族に虐げられようが、全てはクルース子爵家のため、両親のためと歯を食いしばり、耐えるミラベル。
 しかし数年が経ち、ミラベルの両親が事故で亡くなり、さらにその後ハセルタイン伯爵夫妻が流行り病で亡くなると、状況はますます悪化。爵位を継いだ夫ヴィントは、平民の愛人であるブリジットとともにミラベルを馬車馬のように働かせ、自分たちは浪費を繰り返すように。順風満帆だったハセルタイン伯爵家の家計はすぐに逼迫しはじめた。その後ヴィントはミラベルと離婚し、ブリジットを新たな妻に迎える。正真正銘、ただの使用人となったミラベル。
 ハセルタイン伯爵家のためにとたびたび苦言を呈するミラベルに腹を立てたヴィントは、激しい暴力をふるい、ある日ミラベルは耳に大怪我を負う。ミラベルはそれをきっかけにハセルタイン伯爵家を出ることに。しかし行くあてのないミラベルは、街に出ても途方に暮れるしかなかった。
 そこでミラベルは、一人の少女がトラブルに巻き込まれているところに出くわす。助けに入ったその相手は、実はこのレミーアレン王国の王女様だった。後日王宮に招かれた時に、ミラベルの片耳が聞こえていないことに気付いた王太子セレオンと、王女アリューシャ。アリューシャを庇った時に負った傷のせいだと勘違いする二人に、必死で否定するミラベル。けれどセレオン王太子の強い希望により、王宮に留まり手当を受けることに。
 王女アリューシャはミラベルをことのほか気に入り、やがてミラベルは王女の座学の教育係に任命され、二人の間には徐々に信頼関係が芽生えはじめる。そして王太子セレオンもまた、聡明で前向きなミラベルに対して、特別な感情を抱くように。
 しかし新しい人生を進みはじめたミラベルのことを、追い詰められた元夫ヴィントが執拗に探し続け……。
※この作品はアルファポリス、カクヨムにも投稿しています。


2. さようなら
2024/05/19 16:17
3. 辛い結婚生活
2024/05/19 20:39
4. 悪化の一途
2024/05/20 08:49
5. 王都へ
2024/05/21 08:20
6. 揉め事
2024/05/21 08:21
7. 赤い瞳の少女
2024/05/22 08:46
8. 王宮へ?!
2024/05/23 08:42
12. 打ち明ける
2024/05/25 17:47
13. 急転
2024/05/26 08:08
15. 食事の席での会話
2024/05/27 08:15
24. 二人の令嬢
2024/06/05 08:33
25. 王女の出生
2024/06/06 08:29
28. 王妃陛下のお茶会
2024/06/08 19:35
29. 嫌味合戦
2024/06/09 08:27
31. 王妃陛下の説教
2024/06/11 08:39
32. セレオン殿下の瞳
2024/06/12 07:58
36. 執拗な元夫
2024/06/16 07:09
40. 驚愕
2024/06/20 08:30
41. 強硬手段
2024/06/21 09:06
42. 手当て
2024/06/22 08:01
44. 感謝の贈り物
2024/06/24 08:40
49. 特別じゃない
2024/06/29 08:09
50. 二人のダンス
2024/06/30 08:22
51. 太陽と月
2024/07/01 08:49
53. 絆
2024/07/03 10:48
55. 元領民の証言
2024/07/05 08:45
59. 巡り合わせ
2024/07/09 09:07
61. 交わす心
2024/07/10 08:47
64. 覚悟
2024/07/11 17:40
67. 違和感
2024/07/13 08:24
68. 冷たい床
2024/07/13 17:33
69. 絶望の淵で
2024/07/14 08:57
70. 戻ってきた
2024/07/14 19:06
71. 事件の真相
2024/07/15 08:38
72. 口づけ
2024/07/15 18:40
73. 私の責務
2024/07/16 08:54
74. 幸せにする
2024/07/16 13:05
最終話. 王女様と教育係
2024/07/16 17:15
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ