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この連載作品は未完結のまま約2年以上の間、更新されていません。
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結婚したくない君と僕!!〜お見合いを断ったもの同士が結婚に至るまで〜

作者:黒瀬カナン
木波裕人(きなみひろと)は独身の25歳だ。
そんな彼に母からお見合い話が持ち込まれる。

まだまだ独身を謳歌したい彼だったが、母の持ってきた話に付き合わないわけにはいかず、断りを入れる前提でお見合いを受けることにした。

そんな裕人だったが、お見合い当日の彼は見ず知らずの女性と話さないといけないと言う緊張と断りを入れなければいけないと言う申し訳なさから落ち着かなかった。

だが相手も同様だったようで障子の向こうでは母に押されてこちらに向かってくる女性の声が聞こえてくる。

障子が開いて目の当たりにしたのは同じ会社の先輩、藤間みかんの姿だった。

職場では地味で無口で人付き合いが悪いと陰口を叩かれる彼女の突然の登場に裕人は面食らってしまったが、彼女も同様だったようで気まずい空気が二人の間に流れる。

会社で一緒に働く事はあってもプライベートの会話をした事のない二人に会話が成立するはずもなく、時間だけが無駄に過ぎていく。

「ご、ご趣味は……」
俺がどうにか絞り出した質問に彼女の顔色が曇る。

聞かれたくない質問だったのだろうか?
いや、人間一つくらい趣味はあってもいいはずなのに、彼女は特に無いと言った。

その答えに何処か違和感を覚えつつ、自分も大っぴらにできない趣味があった。

その後、お見合いが終わり双方断りを入れ、話は破談となるが、会社で会わなければならないと言う気まずい空気に裕人は深くため息をついていた。

そんな二人が隠していた趣味が織りなす二人の結婚までのラブストーリー。


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