君の瞳に
君の瞳をじっとみつめる
揺れていた 心細そうに
迷っていた 弱々しく
探している 見つからないものを
君の瞳を覗きみた
君の綴ってきた日記帳が汚れていくのが透える
君の瞳は絶えず揺れて手書きの文字も震えてる
僕には透える君が探しているものが
だから叫んだ
晴れ渡る青空に清浄無垢な星はみえない と
傷つけるつもりはなかった ただ
君の記憶の日記帳に嘘はない それを
知って欲しかっただけ そして
闇を怯える瞳にどうしても 観てもらいたかった
泣きながら書き留めた無数の文字が
夜空にきらめくのを
君の瞳をじっと見つめる
濡れている 嬉しそうに
君の観る美しい星は滲んでることだろう
君の瞳は いま 静止した
読んでくださりありがとうございました。