第147話 ツーリング中に出会った生き物
今回はツーリング中に出会った「生き物」について。
ちなみに、最初に言っておきますが、私は田舎育ちですが「虫嫌い」です。特にGとか蜘蛛とか蛾とか。北海道生まれなので、Gなんてほぼいない(道南の一部に小さいのはいるらしい)んですが、あれを上京して、関東で初めて見た時は、ショックでした。
この世の物とは思えない生き物で、おまけに生命力が強く、退治するのも大変。出てきたら、悪夢ですね。
なお、「虫嫌い」な人は、意外と多く、全体の7割から8割に上るとか。特に女性で虫好きな人って、まず聞かないですしね。
ということで、完全に動物編です。
・鹿
鹿は、北海道の道東(根室とか釧路とか)に行くと、いっぱい見れます。実際に道東にツーリングに行った時、1日に10頭くらい見たことがあります。しかも全部、野生の鹿。
稚内まで行って、キャンプした時なんか、キャンプ場に普通に鹿が入ってきました。
ちなみに、鹿は草食動物なので、それほど危険はないですが、車やバイクで鹿とぶつかると、結構危険で、バイクだと飛ばされて怪我します。
鹿は、山梨県や群馬県や千葉県でも見たことがあります。
・猿
野生の猿は、結構狂暴で怖いのですが、何回か見たことがあります。まあ、近づかない、刺激しない方が無難です。
猿は結構厄介な動物なので。
・蛇
蛇自体、結構遭ってますが、これは私が林道によく行くからでしょう。小さいのが多いですが、いきなり道路上に出てきて、焦って曳きそうになったこともあり、思いきり威嚇されました。
毒を持つ蛇だと怖いですね。
あと、蛇はグロテスクで苦手ですが、食べると美味しいです(台湾で食べたことがあります)。
・狐
と言っても、主に見たことがあるのは、キタキツネ。北海道によくいます。何しろ私が生まれ育ったところは、札幌市でも郊外の山みたいなところで、野生のキタキツネによく遭遇しました。遠目で見ると犬みたいで可愛いんですが、あいつらはエキノコックスという寄生虫の病気を持っているので、下手に餌をやると、病気をもらってしまうことがあり、注意が必要。
キャンプ場にも出てきました。
なかなかずる賢い奴らです。
・狸
昔、東京の清瀬市という、外れの街でちょっとだけ仕事をしていた時、夜に見ました。狸自体、可愛いんですが、彼らも結構したたかな生き物。
・牛
牛自体、北海道ならいくらでも見れます。ただし、大抵は牛乳用に飼育されていますけどね。埼玉県の秩父にある、秩父高原牧場でも見ました。
・馬
馬も、北海道が馬産地として有名で、ちょっと郊外に行くと見れます。馬は可愛いんですが、競走馬は気性が荒いのがいるので、後ろに立つと蹴られる可能性があります。昔、JRAで短期バイトをしたことがあり、競走馬のすぐ近くで働いたこともあります。
・豚
元・実家の近くに養豚場があり、これがまた「臭い」。豚は食べるのは好きですが、豚自体は臭いですからね。
・キョン
元々、日本にいない外来種だったと思います。キャンプしている時に、キョンにお菓子を食べられたことがあります。結構面倒な奴らです。
・犬
野生の犬、いわゆる野犬。北海道で学生時代に配達のバイトをしてた時、バイク(スーパーカブ)に乗っていたのに、200mくらい追いかけられたことがありまして。それ以来、犬が苦手になりました。
・猫
野良猫。関東は暖かいので、海辺にいっぱいいます。実は北海道は、寒いから猫より犬の方がよく見ます。
私は、どちらかというと犬より「猫派」で、猫好きですが、野生の猫は大体、逃げられますね。
たまに懐いてくれると嬉しくなります。
関東の近場だと江の島、城ヶ島、あと何故か千葉県の鋸山、神奈川県の箱根のコンビニでも見たことがあります。
ということで、ツーリングで出逢った動物たち。
いきなり道路上に飛び出してきたら、さすがに怖いんですけどね。
ちなみに、北海道生まれでも「野生のヒグマ」には遭ったことがありません。まあ、そんな山に行かないのもありますが。
知床あたりまで行くとよく見れます。
野生ではないヒグマは、のぼりべつクマ牧場という、登別市にある動物園みたいなところに子供の頃、連れていってもらい、見たことがあります。
ヒグマは、狂暴で人間も襲いますからね。
よく「射殺なんてかわいそう」とか抗議してるバカがいますが、そういう連中は、一度、北海道に住んで、ヒグマの恐怖を味わった方がいいです。
ある意味、現代日本では、最強の動物です。
デカいのになると、3m以上になります。本州のツキノワグマとは比較にならないくらい怖い動物なのです。




