第140話 箱根について
唐突ですが、今回は箱根について。
首都圏在住者のオアシス。標高が高く、夏でも涼しく、温泉もあり、魅力的なカーブもある、それが箱根!
ただ、土日はいつも混むんですよね。特に箱根湯本付近が大渋滞。
箱根に初めて行ったのは、私が上京してしばらく経った頃。
確か最初は車で行きました。
まず魅了されたのが、あの連続急カーブ。
年始の箱根駅伝でも有名な国道1号。
これがものすごいカーブを描きながら登って行きます。
かつて「箱根は天下の険」と呼ばれ、江戸時代に東海道の難所として知られていたのがわかります。
元々、近くの足柄峠がメインルートだったんですが、江戸時代に箱根峠が重要視され、ここに関所が置かれたことで、箱根がメインルートになりました。
ちなみに国道1号線の最高地点が箱根にあります。標高874mです。
そして実際、走るとものすごいクネクネカーブ。
逆にそれが面白いんですけどね。
恐らく私が北海道生まれで、カーブより「直線ばかり」の道で育ったからでしょう。ここまですごいカーブは北海道ではあまり見られないので。
ということで、個人的に箱根好きです。
他にも芦ノ湖スカイラインという、富士山を見ながら走れる快適なドライブコースがあったり、箱根湯本の温泉、大涌谷、箱根神社、箱根関所跡、大観山などなど、観光地としては魅力的。
その分、土日を中心に、常に混雑、渋滞していて、平日に行きたい所ですが。
ちなみに、神奈川県箱根町。箱根峠を越えたあたりから静岡県になります。
バイクでのツーリングで言えば、アネスト岩田ターンパイク箱根が有名ですが、湯河原町から伸びる椿ラインという無料のコースも面白いです。
また、国道1号の脇に、県道732号という脇道があり、これが旧東海道なんですが、確か二輪車は土日中心に規制されていて、なかなか通れない道です。
一度、規制期間外に通ったことはあります。古い道なんですが、魅力的です。
ちなみに、箱根峠に行くには4つのルートがあります。箱根新道(国道1号)、アネスト岩田ターンパイク箱根、国道1号、県道732号です。
箱根の注意点と言えば、冬。
下界が晴れていて、雪が降ってなくても、標高が高い箱根は雪が降っていたり、路面凍結したりします。
実際に昔、12月に箱根に行って、路面凍結してコケそうになりました。
伊豆半島自体は、海沿いなら冬でもまず凍らないんですが。
個人的には、秋に行って、紅葉を眺めながら、温泉というのが一番いいんですが、その時期は混むので、絶対平日に行きます。
そもそも首都圏は人口集中しすぎて、パンク気味ですからね。
熱海に行く、国道135号なんて、常に渋滞してます。
箱根には何回も行ってますが、非常に興味深い土地です。
車で行っても、バイクで行っても、面白い、それが箱根。
ということで、また行きたくなりました。




