第119話 アフターSSTR2025
ということで、続きです。
結局、前日の夕方に、相方が転倒し、歯を折る負傷。ヘルメットも壊れて、買い直し。
そして、私はゴール後にスマホを落として、前面のガラスフィルムだけ割れてしまい、買い直すため、別行動を取ることに。
スマホのガラスフィルムは、すぐ近くのケーズデンキで買って、後はゆっくり走るつもりが。
友人のいびきがあまりにもうるさすぎて、前日に1時間半から2時間くらいしか眠れず、もう朝からヤバすぎる状態。
あまりにも睡眠不足すぎて、心臓が痛くなる状態。正直、寿命が縮みます。
今後、その人と泊まりがけのツーリングに行く気がしなくなったのと、泊まるなら別室にしないと、私の精神が持ちません。
いい加減、腹が立ってきました。
そもそも肥満の人は、睡眠時無呼吸症候群になりやすいので、反面教師にして、体を鍛えます。私は全然肥満じゃないですが。
ということで、富山県から白川郷方面に行ったんですが、途中からまた雨。前日にホテルでドライヤーで乾かしたのに、またずぶ濡れに。
あまりにもひどいので、高速に乗って逃げようとしたら、間違えて富山県方面に向かってしまい、一旦インターで降りて、また乗って、高山へ。
この判断の間違いも、睡眠不足と悪天候が影響してます。
高山にある、道の駅ななもり清見まで来て、やっと晴れ。
その後は、国道361号から、野麦峠へ。
野麦峠は、かつて飛騨の女性が製糸工場で働くため、登ったという険しい峠。
現代でも、かなりデコボコの多い、細い道の悪路ですが、アドベンチャーバイク好みの道でした。
結局、睡眠不足が影響して、さっさと宿に向かうことに。
国道19号から一気に諏訪湖へ。
上諏訪の温泉つきホテルに到着し、晩飯後に風呂入ってすぐに寝て、真夜中に起きて、 また温泉入って、また寝ました。
結局、10時間以上寝ることに。
普段、5~6時間は寝ないと調子出ないので、さすがにヤバかったです。
さらに翌日。
本来ならやらないことですが、諏訪に来たついでに、諏訪大社下社春宮へ。ここは「縁結び」の神様がいるらしく、あまりにもひどい縁に、「良縁」を祈願。
良縁は、男女どちらも有効だと思うので。
その後、久しぶりに高ボッチ高原に。
アニメ「ゆるキャン」で登場したことでも有名ですが、なかなかの悪路です。大型バイクでは行きにくい場所で、アドベンチャーバイクなら行きやすいと思い。
ついでに頂上まで5分ほど歩いて登りました。
続いて、同じくアニメ「mono」の聖地、鉢伏山へ。
ここは、駐車場代と入山料で400円も取られたので、せっかくなので、山頂へ。
しかし、行きだけで15~20分。
しかも、かなりの登り坂。軽く登山でした。
実は、また林道でラーメンを作って食べるつもりが、時間が遅くなり、仕方がないので、途中のコンビニで昼食。
それから、予定を変更して、長野県に来たついでに、行きたかった場所へ。
川上牧丘林道。
知る人ぞ知る、悪路の林道で、ここもアニメ「mono」に登場。
しかし!
想像を絶するくらいのすごい悪路でした。
特に長野県側から大弛峠までの約10キロがすごく、大きな石がゴロゴロと転がる道を、ひたすら走ります。
もう石が大きすぎて、タイヤがパンクするんじゃないか、と心配になるほど。
ハンドルは取られ、立ち乗りしすぎて足が痛くなり、生きた心地がしない悪路。
ただ、何とか転倒せずに、パンクもせずに制覇。
ちなみに、大弛峠は、標高が2360メートルもあり、マイカーで行ける日本最高地点だったはず。
群馬県・長野県境の、渋峠が国道最高地点として有名ですが、あそこは標高2172メートルなので、そこよりも高いのです。
ただ、さすがに、川上牧丘林道の長野県側はもう行かないかな(笑)
そもそも、Vストローム250SXは、そんなにがっつりオフロードを走るバイクじゃない気がするので。
軽いフラットダートなら楽なんですが。
後は、テキトーに走って、石川PAで晩飯食べて帰りました。
今回は、「人の縁」について考えさせられました。ある意味、あれは「悪縁」です。
しばらくその人とは距離を置こう、と心に誓いました。
というか、来年のSSTRは絶対一人で行くのと、そもそもその人、千里浜の砂の上で絶対バイクで止まりたくないとか言ってる人ですからね。
何のために、SSTRに参加したんだ? と思います。
究極的には、自分と本当に相性がいい人としか、一緒にツーリングしてはいけない、と。
他人に振り回されるのも、気を遣うのも嫌なので、結局、一人で走った方がいいという結論に。
まあ、3日間で1240キロも走ったので、しばらく長距離は走らないのと、6月は通院と用事でバイクを使って、忙しいのと、梅雨なので、ほとんどツーリング行かない予定です。
さすがに今回は、疲れました。目的は達成して、無事故無違反だったのが幸いでした。




