第106話 コスパのいいバイク
新しいバイク、Vストローム250SX、納車後2回目のツーリングに行ってきたので、感想。
ただ、新車でまだ「慣らし運転中」のため、エンジン回転数を上げられず。つまり、大体5000~5500回転以下に抑えて欲しい、と買ったバイク屋(スズキ量販店)で言われたので。
そうすると、高速道路は実質的に使えず。
昨日は、千葉県の自宅から茨城県を目指したんですが、北千葉道路という無料のバイパスみたいな道を走りました。
ここは流れが速いので、平均時速70キロくらいまで上げると、5000回転に近づきます。なので、かなり抑え気味に、気を使いながら運転。油断するとすぐに5000回転を越えます。
なので、「ゆっくり、のんびり」走れるところということで、霞ヶ浦に行って、霞ヶ浦西岸をのんびり走ってました。
さすがに平日なので、ほとんど釣り人もロードバイク乗りも、バイク乗りもおらず。
そのため、ほとんど自分のペースで動画撮影や、写真撮影をしながらのんびりできました。
とりあえず納車後、2回のツーリングですでに計620キロほど走ったので、感想。というか、気づいたことを挙げてみます。
・単気筒の割に振動が少ない。
単気筒バイクは、ちょっとスピードを出すと、すぐに振動がダイレクトに来るバイクが多いのですが、このバイクに関してはほとんど振動が来ず。ただし、高速道路を走ってないので、時速100キロを超す高速域ではまだ未知数。
・燃費が原付なみにいい。
これは驚きで、確かに慣らし運転中で、回転数を抑え、ゆっくり走ってるとはいえ、実測値でリッター42キロを計測。
タンク容量が12リットルですが、昨日は350キロを走って、8リットルを給油。ガソリン代が約1500円。それでもまだ給油ランプがついてなかったので、あと50キロ以上は走れると思います。つまり、めちゃくちゃ経済的。
・万能バイク。
さすがに大型バイクほどの、加速やパワーはありませんが、別に北海道の荒野を走るのでなければ、これくらいのバイクで十分な性能かと。まだ慣らし運転中のため、オフロードは走ってませんが、ある程度の未舗装路でも行けそうです。
・車体が軽い。
足つきがよくないという欠点がありますが、それ以上に軽いので、仮にバランスを崩しても、そうそう倒すことはなさそう。倒しても起こすのは多分楽で、取り回しもいいです。
・エンストしにくい。
Vストローム650には、「ローRPMアシスト」という、言わばエンストしにくい機能がついてました。確か、Vストローム250SXには、ついてなかったと思いますが、その割には、全然エンストしないのがすごいです。ちょっと油断してエンストしたくらいでした。
・下道マスター
ある意味、Vストローム250が「下道マスター」と言われてたんですが、このVストローム250SXもそれに近いものがあります。低いギアでのトルクがいいというか、エンジンが「粘る」ので、低速域でも楽なのです。なので、渋滞する道や、信号機が多い道でも苦にならず。
・LEDの恩恵。
これは今さらですが、私が前に乗ってたVストローム650XTは、ハロゲンランプ(フロントのみ)だったので、夜間走行は暗くて大変でした。おまけにハロゲンは寿命が短いので。
その点、Vストローム250SXは、LEDな上に、通常のロービームでさえ、かなりの明るさです。夜間走行も苦にならず。
・USBソケットの充電機能がイマイチ。
まあ、これは唯一の欠点かもしれません。全然効率が悪く、結局、普段はモバイルバッテリーを使うことにしました。もっとも、どんなバイクにでも欠点の一つや二つはあるので、些細な問題です。
ということで、「非常に素晴らしいバイク」ですね。
コスパがいい、長距離走れる、オフロードも酷道も走れる。
特に、私は最近、酷道や林道を走りたくて仕方がないという、「変態ライダー」になりつつあるので、こういうバイクの方がいいのです。
かつて、650ccで林道に行って、酷い目に遭いましたからね。
目指すは、四国にある「剣山スーパー林道」。まあ、なかなか行く機会がないのですが。
ということで、慣らしを終えた後、本格的にエンジンを回します。多分、もっと回せば燃費は落ちるでしょうけど、それでもリッター35キロくらいは行くようです。
次回は、週末。最高気温が20度くらいまで上がるらしいです。ちょっと横浜、横須賀、三浦半島方面に行ってみます。その後、日曜日に初回点検予定です。
ちなみに、SSTR2025は無事、エントリーできました。このバイクで行く予定です。去年は参加してないので、2年ぶりのSSTR。今回は亡くなったバイク友達に代わり、別のバイク友達と参加します。せっかくなので、動画も撮ろうと思ってます。5/31に出走予定。




