第100話 北海道生まれの感動ポイント
私は、北海道生まれ、北海道育ちなので。
実は、他の多くの日本人と「感動するポイント」が違っていたりします。
それは、「北海道が歴史が浅いから」ということに影響しています。
つまり、ツーリングやドライブで出かけても、「古い建物がほとんどない」、特に「瓦屋根の建物なんてまず見ない」北海道という地域で育ったのが影響してます。
なので、むしろ本州以南(北海道ではまとめて内地と言います)の地域によくある、瓦屋根の古い家を見ると、それだけで感動します。
まあ、最近はもう見慣れてしまい、別に感動はしなくなりましたが。
なので、京都とか金沢みたいな古い町並みが個人的に好きなんですが、最近はインバウンドがひどすぎて、京都の中心部には行く気もなくなりましたね。
有名な観光地はどこも外国人が多すぎてひどいので、最近はマイナーな「小京都」みたいなところに行きたいのです。
その意味では、東日本よりも、西日本の方がこの小京都的な雰囲気が残っている街は多いと思います。
ちなみに、「全国京都会議」という組織があり、そこが小京都として指定している自治体があります。
主に北海道と沖縄以外の40市町もあるそうです。
なので、ツーリングでもそうした古い町並みを見るのが好きです。古い城とか神社巡りとかも好きです。
もっとも、北海道は、実は暖房が非常に強力で、それに慣れたため、内地の寒い家が苦手で、冬は苦手なので、冬にはまず出かけませんが。
むしろ冬は、コタツにくるまっています。
実はこのコタツという器具自体、北海道ではメジャーではないのです。何しろ石油ストーブが各家に1台どころか、何台もありますからね。
なので、私はこの「コタツ」に妙な憧れがあり、上京して最初の給料で買ったのが、「コタツ」でした。
その後、買い替えをして今もコタツを使ってます。
冬は、都市部にツーリングに行き、トンネルに入っていた方がむしろ暖かいと感じます。
首都高中央環状線(C2)の山手トンネルなんか、何キロもずっとトンネルなので、ずっと走っていたくなります。
それくらい冬は苦手なので、さっさと暖かい春になって欲しいと思う今日この頃。
大体12月~2月(早ければ11月から)までは、特に動きたくないですね。
そりゃ、最近の異常な暑さも嫌ですが、どちらかというと、私はやはり「寒い方が嫌い」で、「暑い方が好き」なタイプ。
何しろ、寒いとすぐ体調を崩すし、すぐトイレに行きたくなるし、すぐ鼻水が出るし、すぐ日が落ちるし、全身にカイロを貼って何枚も重ね着しないといけないし、風呂に入る時に脱ぐのが面倒だし、とにかく面倒なことこの上ないのです。
暑い方がまだテンションが上がるし、暑い中、走って、アイスクリームを食べる方が全然好きだったりします。
その意味では、間違いなく「夏男」で、春から秋にかけては、ツーリングでも一日中走ってます。
冬は、さっさと帰りたくなるか、風呂に入りたくなりますからね。
早く最低気温15度以上、最高気温25度くらいになって欲しいです。30度でもいいくらい。さすがに35度を超えると暑いと感じますが。




