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バカ探偵の再登場
その直後だった。
「やっぱりあなたね。」
後ろから声が聞こえた。
私が振り返ると、そこにいたのは、私がさっき絡まれたバカ探偵とその友達らしき人だった。
確か、バカ探偵のほうは凛花、友達は結菜って言ったかな。
「なんでっここにっ!」
私のことは同い年だと思ってるんじゃ・・・・・。
私のことばれてたの!?
「あなたのことは知らないけど、私は3日前から登校・下校を見てたけどあなたの姿は見当たらなかった。
今日初めて見たから潜入者か関係者だと思った。でもあなたはこの学校の生徒だと名乗った。
確かに休んでいる可能性もあるけど、小学6年生で休みの人はいないって校長先生に聞いてたの。だから怪しいとはあなたしかいないし、行くなら屋上だと思っただけ。」
訂正。
この探偵は馬鹿じゃなかった・・・かもしれない。
「あとは瑠香さんよろしくね!私たちは解決祝いにアイス食べよ!!!」
前言撤回、この人は頭は回るけど結局は馬鹿。
凛花「な!?結局は凜バカなの!?そんなこと言わないでよ~」
結菜「バカなんだからしょうがない」
真莉紗「その通り。」