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遺したい気持ち  作者: bashi
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死にたい

もう何もかもが嫌だ。考えてみてもどんよりする。


死んだら楽になるはずだ。もう辛い。明日がくるのが怖い。


晴れていても全然心は晴れない。外を歩く人を見るのさえ辛くなる。なんであの男は昼間から、うろうろしているのか?そういう目で僕を見てくるからだ。


ありえない。こんなこと。自分が選んだ道はいつも間違いだ。学校も間違えた。仕事も間違えた。人生も間違えた。間違えたから今がある。罪ばかり残る。


人と同じレールにさえ乗れなかった惨めな自分。そもそもレールなんて引かれてさえいなかった。道の先はただの暗闇。


もう消えてしまいたい。

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