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遺したい気持ち  作者: bashi
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今日は書けない

今日はなにも思い浮かばない。どうしたものだろう。漠然とした不安に襲われる。昨日のようなモチベーションが全く沸き上がらない。心がワクワクしないし、アップダウンもない。しかし、何か残そうとしないと、何かサボっているようで気持ち悪い感情が沸いてくる。


今日は火曜日。何だか微妙な日だ。まだ週末には程遠い。僕にはあまり関係ないが…。しかし、その漠然とし憂鬱さが心から沸き上がってくる。明日は何か進歩するのか?自分でも分からない。まだ希死観念が残っている。またあの感情だ。明日何も変わらなければ、僕は何のために生きているのか分からない。


もう秋だ。夜になると鈴虫がリンリンリンと鳴いている。暑さも和らぎ、涼しくなってくる。夜も長くなる。しかし、涼しい夜は心に寒い((〃´д`〃))を吹かしているような気がする。砂上の楼閣に立っている僕の脆い感情を風が絶えず揺らして、僕を不安定させる。その心が崩れてしまったら、僕はまた完璧に壊れ、自我を失うであろう。そうしたとき、自分が積み上げて物がすべて失われてしまう気がする。信頼、地位、人間関係、家族、友人。それらが一瞬に消え去ってしまう。あまりにも呆気ない。こうして呆気なく僕は崩壊し、自我は失われて、凄まじい破壊力を持つ怪物になり、ビームを発射するのである…。

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