表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
密やかに想う  作者: 水城雪見
本編
43/109

幕間 森の国にて 4

一条視点。


 さすがに材料の分量までは覚えていなかったので、いくつか試作を作ることになり、苦労はしたが、菓子職人の職業補正のようなものもあるのか、鈴木はシフォンケーキを完成させることができた。

 ユリアの家の料理人が手伝ってくれなければ、もっと時間がかかっていただろう。

 元々はユリアの実家で働いていたという料理人は、転生者の話す料理を再現することに慣れていて、こちらの意図していることをよく理解して協力してくれた。



「ふわふわで美味しいわ。ユイはすごいのね。こっちは何かしら?」



 まずはユリアの食べてもらおうと、シフォンケーキとフレンチトーストを用意した。

 フレンチトーストは、厨房と料理人を貸してくれたことに対する礼だ。

 料理人に確認したら、ユリアの家でも食べられていないようなので、レシピも教えておいた。

 本当はサンドイッチを作ろうと思っていたんだが、食パンがなかった。

 パンがあるのに、食パンがないのは意外だったが、ないものは仕方がないと思い、急遽フレンチトーストに変更した。



「それは俺が作ったフレンチトーストだ。レシピを料理人に教えておいたから、気に入ったなら、また作ってもらうといい。フレンチトーストもロイヤルミルクティーも、俺の家で作られていたのと同じレシピだから、ユリアのお父さんにと思ったんだ」



 もっと色々と作ってやれればいいんだが、いくら自炊していたとはいえ、そこまで作れない。

 ユリアの父に逢えないのなら、せめて元の世界を少しでも感じられる料理をと思い、自分で作れるものを考えた結果が、フレンチトーストとロイヤルミルクティーだった。

 俺の家の料理は、色んな国のものが混ざり合っていたから、ユリアの父の口にあうかどうかはわからない。

 けれど、こちらの世界にはない料理なら、少しは懐かしさを感じたりするのではないだろうか。

 ミルクティーは、家ではニルギリを使っていたが、こちらでも似たような茶葉を見つけたので、前に買っておいたのが役に立った。

 これが、俺がユリアに返せる精一杯の気持ちだ。

 少しでも伝わればいいと思う。



「とても美味しいわ……。優しい味がする。――ありがとう、トモミ。雪が解けたら、実家に顔を出してみるわ。きっと、父も喜んでくれると思うの。本当に、ありがとう」



 少しは伝わったのかもしれない。

 フレンチトーストを一口食べ、ミルクティーを飲んだユリアが、瞳に涙を浮かべたまま綺麗に微笑んだ。



「いつか必ず、ユリアの友人として会いに行くよ。約束する。かなり待たせてしまうことになると思うが、お会いできる日を楽しみにしていると、ユリアのお父さんに伝えてくれ」



 俺がそう言うと、ユリアは言葉もなく何度も頷いてくれた。

 泣き出してしまいそうなユリアを、慰めることはしない。

 俺がそうしたいと思う相手は神楽だけだから。

 だから、気づかない振りでお茶を飲む。



「そういえば、ケーキを焼くための型が必要なんだ。作ってくれそうなところに心当たりはないか?」



 あえて現実的な話を振った。

 俺達では、どこに頼めばいいのかさえわからない。

 


「――そうねぇ。型ってオーブンで使うのだから金属製よね? 鍛冶屋で引き受けてくれるところがあるから、紹介するわ。でも、作るのはいいけれど、どうやってどこで売るのか、それも考えなくてはね。こちらではこういったお菓子を売る店はないのよ。きっと評判になるわ」



 喫茶店もないし、予想通り、貴族街でも菓子を売る店はないのか。

 でも、生徒達が下手に貴族に関わるのは、いくらユリアがいても心配だ。

 俺がずっと面倒を見られるわけではないし、安易に店を作ることに踏み切れない。



「ユリアなら、どういった販売方法を取る?」



 こちらのやり方はわからないので、ユリアに聞いてみる。

 もしかしたら、意外な販売方法があるかもしれない。



「そうねぇ。私なら、料理店のデザートとして売り込んで、毎日注文があった分を納品するとか、注文数だけケーキを作って売るとか、それくらいかしらね。料理店と提携となると、毎日一定数は売れるようになると思うわ。注文制にした場合、貴族だとお茶会で使われたりするんじゃないかしら」



 やはり、喫茶店という考えは出てこないようだ。

 ユリアのいう方法なら、厨房付きの家さえあれば何とかなるような気もする。

 ただ、それらをすべてやるのは鈴木だ。

 俺がしなければいけないことは、鈴木の手伝いをすることであって、すべてをお膳立てすることではない。



「鈴木は? ずっと黙っているが、どうしたい? ケーキを作れただけで満足なのか?」



 俺とユリアのやり取りに入れなかったという理由はあるかもしれないが、ずっと黙り込んだまま、我関せずといった状態の鈴木の態度は、あまり褒められたものではない。

 俺が問いかけると、自分のことであるのに、随分醒めた様子だった。



「ケーキを作れと言われれば作りますけど、注文を取ったりとか無理です。それに、今日は厨房を借りられましたけど、作る場所だってないですし、どうしたらいいのかわかりません」



 シフォンケーキが出来上がった時は、さすがに少し興奮気味だったが、元々、職業が菓子職人だったというだけで、菓子を作るのが好きというわけではなさそうだから、やっぱり、やる気を感じない。

 受身の姿勢は変わりそうになくて、ため息を堪えて、お茶を飲むことで誤魔化した。

 これでは、喫茶店というのを提案しても、鈴木主導では無理だろう。



「厨房付きの家を、私が提供すると言ったら? この屋敷の離れには使っていない厨房があるから、そこを使ってもらってもいいけれど、ユイはケーキを作るのは嫌なのかしら?」



 俺達の様子を見て、ユリアが好意的に申し出てくれる。

 佐々木と比良坂の家を何とかしたいから、もう一軒買うとなるとかなり厳しい。

 セキュリティを考えても、ユリアの家なら問題はないだろうし、住まわせてもらえるならありがたいと思う。

 鈴木の様子を見ると、考え込むように俯いていた。

 ユリアに対して、随分打ち解けてはいたが、まだ完全に心を許せるほどではないのかもしれない。



「迷宮に行くよりは、ケーキを作る方がマシだけど……。お店と契約したりとか、注文を取りに行ったりとかしたくないです。私、一人じゃ無理です」



 言いながら、俯いていた顔を上げて俺を見た。

 俺がいなければ無理だと、視線で訴えられて苦笑する。



「ユリア、悪いんだが、売り上げの何割かはユリアの取り分にしていいから、誰か、間に入って注文を取ったりできる人間を紹介してくれないか? 離れを借りる分の家賃も取ってくれていい。一度や二度の事じゃないから、好意に甘えるばかりというのはよくない。悪いんだが、頼めるか?」



 ユリアにそう頼むと、俺がこれ以上、鈴木に関わるつもりがないことを理解したのか、鈴木が椅子を蹴倒しそうな勢いで席を立つ。



「先生っ! 勝手に決めないでくださいっ……。私は、嫌ですっ、それなら、ケーキなんか作りませんっ! 先生が一緒でないと、いやですっ」



 ヒステリックに泣き叫び、鈴木が駄々を捏ねる。

 自分の思い通りにならないから泣くというのが許されるのは、幼児の内だけだ。

 優しく慰める事だって、やろうと思えばできる。

 けれど、ずっとそばにいて支えることもできないのに、それはするべきじゃない。

 できる限り助けになりたいとは思うが、それにも限界がある。



「俺は旅に出ると言っただろう。それに、すべて人任せにしてどうするんだ? ユリアの申し出は破格で、とても好意的なものだということくらいわかるだろう? 優しく親切にしてくれるからといって、ただ甘えるのか? 親でも兄弟でもない、見ず知らずの他人に、そこまで頼って甘えて生きていくのか? 泣いても何も解決しないと、いい加減に覚えろ」



 あえて厳しい表情や声を作って言い放つ。

 もう、甘やかしていい時期は過ぎた。

 突き放してでも、自立を促すべきだ。



「トモミ、少し時間をおくといいわ。まだ、雪解けまでには時間もあるもの。急いで結論を出さなくても大丈夫でしょう?」



 優しく取り成してくれるユリアの顔を立てて、頷き、席を立った。



「騒がせてすまない。そろそろお暇するよ。今日は厨房を貸してもらえて、とても助かった。俺は貴族街に入ることはできないから、また、いつでも訪ねてきて欲しい。2の鐘の頃なら、大体宿にいるから」



 親身になってくれたのに、醜態を晒す事になったことを詫び、泣き止んだものの黙りこんだままの鈴木を連れて、帰ることにした。



「気にしてないわ。とても美味しいものを食べさせてもらったし、むしろ感謝している。私からも逢いに行くけれど、何かあるときは、貴族街に入る門の門番に、手紙を預けてくれてもいいわ」



 連絡手段を教えてもらい、ユリアの家を出た。

 帰りの馬車の中でも、鈴木はずっと黙ったままで、俺もあえて話しかけることはしなかった。

 先に帰っていた佐々木達は、俺達の様子を不審に思ったようだけど、試作のシフォンケーキを渡したら、久しぶりのケーキということもあって、喜んでくれた。

 鈴木にばかり構ってもいられない。

 雪城のことも何とかしなければと、また頭を悩ませる事になった。




「先生、話したいことがあるので、後で部屋にきてください」



 数日、思いつめたように考え込み、迷宮にも行かずに部屋に篭っていた鈴木が、夕食の前にこっそりと、そう告げてきた。

 今日は日本でいう大晦日で、こちらでも年越しを祝うらしく、外は夜になっても賑やかだ。

 祭りの屋台のようなものも出ているので、比良坂達は夕食の後、外に出かけてしまった。

 俺も誘われたのだが、鈴木の話が先だと思って、後で合流すると伝えてあった。

 仕事の事を真面目に考えて、その結論が出たのだろうと、それならばきちんと話を聞かなければと思って、鈴木の部屋を訪ねる。

 俺は3人部屋だし、人がいるところで話したくない気持ちは理解できたから、あまり気は進まないが、鈴木の部屋に入った。

 宿の個室はそう広くもなく、ベッドと小さなテーブルがあるだけだ。

 ほぼ、ベッドしかないような俺達の部屋よりはマシだろうけれど、簡素な部屋だ。

 日本にいた頃に住んでいた部屋とは、比べ物にならないだろう。

 座る場所がベッドしかないので、壁に凭れて立ったまま話すことにした。

 鈴木も立ったまま、俺を見上げてくる。

 顔色は少し悪く、濃い花の香りがした。

 あの夜、ユリアが漂わせていたのと同じ香りだ。

 その香りだけで、俺の期待は裏切られたのだとわかってしまった。

 妊娠するための薬を飲んで、仕事の話はないだろう。



「先生、私、考えたんです。……ユリアさんにお願いして、お菓子を作る仕事をしようと思います。だから、その前に……」



 一度、言葉を切り、思いつめた表情で鈴木が俺に抱きついてくる。

 


「先生が旅に出るのなら、その前に、一度でいいから抱いてくださいっ……私、初めては先生がいいです。だから、お願いです」



 離れまいとするように抱き縋られても、心が動くはずもない。

 鈴木の両肩を掴んで、強引に引き離した。

 そのまま、まっすぐに瞳を見据える。

 期待するように見つめ返されて、漂う花の香りにため息が漏れそうになる。



「鈴木は、好きでもない相手に、一度でいいから抱かせてくれと言われたら、抱かせるのか? 何か勘違いしてるようだから言うが、男にとって、惚れてもいない女の処女って、そんなにありがたいもんじゃないぞ?」



 まず、自分に置き換えて考えてもらう。

 逆の立場で考えてみれば、自分がどんな無茶を言っているのか、わかるはずだ。

 裏切られたような気持ちがあるからか、言葉がどうしても辛辣になってしまう。

 


「俺が処女で嬉しいと思うのは、過去も未来も独占したい特別な女だけだ。それは鈴木じゃない。だから、抱かない」



 視線を逸らさないまま、きっぱりと言い切る。

 今まで付き合った恋人の、過去に拘った事はない。

 だから、経験があろうがなかろうが、どっちでもいい。

 潔癖と言われるし、自分でもどちらかというとそうなんじゃないかと思っているが、その辺りはまったく気にならない。


 ショックを受けたように何も言えず、固まったままの鈴木をベッドに座らせた。



「大体、こんな避妊もろくにできない世界で、安易に男を誘うな。妊娠したらどうするんだ? 自分がどう生きるのかすら決められないのに、一人で子供を生み育てる事ができるのか?」



 諭すように言うと、妊娠という言葉に、びくっと身を震わせ反応した。

 鈴木が妊娠する事を狙って、俺を誘ったのは間違いないだろう。

 妊娠すれば、俺が旅に出ることもなく、そばにいてくれると思ったんじゃないだろうか。

 安易な考えに、腹が立つというよりは呆れる。

 でも、同時にそこまで追い詰められているのかと、哀れに思う。

 俺に対する好意はあるんだろうが、恋情というよりは執着の方が強いように感じた。

 何か理由があるのか、ただ不安なだけなのか、俺にはわからないが、受け入れられない以上、突き放すしかない。



「俺はもっと違う言葉を期待して、ここにきた。残念で仕方ないよ……」



 最後に一言残して、泣き出した鈴木を放り出し、部屋を出た。

 比良坂達と合流する約束があったが、とてもそんな気になれない。

 今、口を開いたら愚痴とか弱音とか、情けないものが次々に零れそうだ。

 やりきれないような途方に暮れたような、何とも言えない気持ちで外に出ると、ユリアと鉢合わせた。

 年越しということもあって、今夜は朝までお祭り状態だ。

 多分、誘いに来てくれたんだろう。



「出かけるところだった? 先約があるのかしら?」



 首を傾げて問われ、俺も首を振る仕草だけで返事を返した。

 言葉を口にするのも億劫なほど、気持ちが沈んでる。



「何かあったみたいね。大人同士、お酒でも飲みに行く? 今日は何も仕込まないから、安心していいわよ?」



 洒落にならないことを言いながら、ユリアが笑う。

 やっぱり、これくらいの強さを持った女の方が付き合いやすい。



「そうだな、少し、付き合ってくれ。強い酒でも飲みたい気分だ」



 本音を零すと、ほんの少しだけ、呼吸が楽になったような気がした。

 思っていたよりも、ダメージが大きかったようだ。

 鈴木の言動に、怒る気持ちはない。

 いらっときてないと言えば、嘘になるが、まただめだったかと、諦めの気持ちの方が強い。

 どうすれば、俺を切り離して生きることを考えてくれるのかと、これ以上、言葉も手段も思いつかなくて、途方に暮れてる。



「トモミが酔えるようなお酒があったかしらね? どうせなら、美味しい料理もほしいわ。いいお店があるから、行きましょう」



 ユリアに腕を引かれ、いつもと違い人の多い街中を歩き出した。

 途中、比良坂達を見かけたので、飲みに行ってくると伝えておく。

 俺が余程酷い顔をしていたのか、佐々木が気遣うような視線を向けてきたので、安心させるように笑みかけてから別れた。

 その夜、ユリアと飲んだ酒は苦く、散々な気持ちで年越しすることになった。





 年が明けて数日、鈴木はずっと部屋に閉じこもっている。

 みんな何かあったのだろうと感じてはいるが、放っているようだ。

 俺も鈴木にばかり構っていられないので、ひたすら迷宮に篭り、レベル上げと金策をしていた。

 雪城は、ユリアの紹介で、騎士団の救護室で働く事になった。

 騎士団は、ほぼ貴族で構成されているので、救護室で働きながら結婚相手を探すつもりらしい。

 何とも逞しいと思うが、働く気になっただけましかと思っている。

 騎士団に平民街から通うのは無理があり、雪城はユリアの家に住む事になった。

 日永はどうするのか、聞いてみたが、比良坂と同じ店で働いている日永は、貴族街から平民街に通うのが大変なので、ユリアの家は嫌だと言って、まだ宿にいる。

 比良坂と佐々木も交えて話してみたが、工房付きの家を買ったら、そこで3人で暮らすというので、家を早めに探す事にした。

 いつかは、3人で一緒に魔道具の店を開きたいらしい。

 一時期、鬱々とした表情だった日永にも夢ができて、毎日が楽しそうだ。

 一安心といったところだが、こうなると残る問題は鈴木だけだ。

 宿に篭ってばかりでは、そのうち、所持金も尽きるだろうし、そうなる前に何とかしなければならない。



「離れの部屋を使えるようにしたから、ユイも私が引き受けるわ。ユイは少し、トモミと距離を置いた方がいいんじゃないかと思うの。それに、すぐ近くに使える厨房があれば、気持ちに変化があるかもしれないもの。私を信じて、任せてくれないかしら?」



 いつものように宿に顔を出したユリアに、鈴木のことを相談すると、雪城と一緒に預かってくれる事になった。

 ユリアに甘えてばかりで申し訳ないと思うが、鈴木の求めているものを俺が与えられない以上、俺達のやり取りは平行線で、進展がない。

 それはユリアにも感じ取れていたようだ。



「鈴木は、お姉さんと仲が良かったようだから、ユリアが一緒なら気持ちも落ち着くだろう。甘えてばかりで申し訳ないが、これ以上俺にはどうしてもやれないから、頼むよ」



 それに、ユリアの家ならば、実家にいたときに近い生活ができるだろう。

 一人きりで粗末な宿の部屋に篭っているよりも、ずっと精神的に楽になるんじゃないかと思う。

 ユリアの家に行くように言えば、また駄々を捏ねるかもしれないが、このままじゃ、どうしようもないから仕方がない。


 泣かれる覚悟をして、ユリアと一緒に鈴木の部屋を訪ね、ユリアの家に移るように言うと、暗い表情のまま素直に頷いた。

 決して俺を見ようとしないまま、ユリアと一緒に、驚くほどあっさりと宿を出て行く。

 鈴木は鈴木なりに、色々と考え始めたのかもしれない。

 ユリアの家に移ることで、よい方向に進むといいと思う。

 恋人として受け入れる事はできないが、可愛い教え子ではあるから、幸せになって欲しいという気持ちはある。

 その気持ちが、伝わらない事がもどかしい。

 距離を置き、考える時間を与える事で、何らかの変化があることを祈る事しかできなかった。




感想で指摘がありましたが、ロイヤルミルクティーは和製英語ですが、通りがいいので、そのまま使っています。

イメージ的には、古い海外童話に出てくるような、おばあちゃんが淹れてくれる甘いミルクティーなんですが、普通のミルクティーとは淹れ方が違うという意味合いで、ロイヤルミルクティーとしてあります。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ