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羞恥と無選択

はい遅くなりました。ゴメンナサイ

実際一年半投稿しないせいで話を忘れた人もいると思うので書いておきます。

1 アリスに水着買いに誘われた

2 移動中←今ココ

あと小説名を者から者達に変更しました。これは元々達をつけるはずがつけないで登録してほったらかしていたのを後で変更できることに気がついたのでやりました。

では久しぶりの異能日常をご覧あれ。

僕ら三人は電車に乗り、少し遠いところにある水着屋についた。この前のアリスが言ってた[無駄な時間を作りたくない]とはこのことだったのか。確かにこの頃はかなり暑いし、夏の準備じゃなくとも今のうちに買っておくことに越したことはないな。ちなみに、今の僕はアリスと色までほぼ同じ服装である。違いはスカートかズボンかくらいしかない。

それはいい。

それはいいとして・・・・・・。

「ねえアリス?」

「なあに?」

「なんで僕らまで女用の水着屋に来てるの?」

「君たちがそんな容姿だからじゃん。」

「いや、でも、抵抗が・・・。」

「無いよ?」

「無いらしいよ?」

六華、すぐそばにある水着のサイズ見ながら言わないで。こんな時だけは女装慣れしてるのが羨ましい。

「無いって、六華は慣れてるからいいだろうけど、僕は・・・。」

「だいたい」

六華が水着に目を通しながらながら、こちらに言ってくる。

「ぼくらが男子更衣室で服脱ぎ始めたらどうなると思う?」

その一言で全て察した。どうやら逃げ道は無いみたい。

「あー、わかったわかった。お手上げだよ。」

僕の言葉を聞いて、アリスは納得したように大人用の水着売り場に向かって行った。

「さて、どうしたもんかね・・・。」

自分が着る女性用の水着を選ぶなんて一度もなかったし、どうすればいいかわからない。

とりあえず、こういう時に頼れる親友に頼ろう。

「六華、何にすればいいと思う?」

「ん、ぼくらの大事な部分が見えない水着がいいんじゃないかな?ちょうどアレみたいに。」

六華が指を指したところには、様々な色のパレオが飾ってあった。そのほとんどが半透明な色をしてたけど、中にはずっと濃い色のまである。

なるほどあれならスカートみたいなので大事な物を隠せる。

「ならさっさと買いにいこう。」

僕は六華の手を引っ張り向かう。幸いここは女性用水着売り場だったから着くまで男に女の子だと思われて話しかけられることはなかった。

着くやいなや最初から決めていたように六華が深い藍色のパレオを持ってくる。小動物みたいでかわいい。でも男だ。

「ぼくは、これがいいな。」

抵抗0で言える六華がこんな時ばかりは本当に羨ましい。

・・・嘆いていても仕方ない。僕もさっさと決めるか。そう思いながら人通りみようと視線を動かすと、一つのパレオに目がいった。

なんでか知らないけど、異常なほどにこれに固執してる自分がいる。ただ単に気にいったとかじゃなく、これじゃないといけないと思ってしまう。

そんな僕から何を思ったのか、六華が横から手をだしてそのパレオを取り、僕の空いている片手に持たせた。

「いやその六華、これは・・・。」

「素直にそれがいいって言った方が楽になると思うけど?」

その言葉は僕を思っての事なんだろう、よく出来た親友で困る。サイズが合うかとりあえず試着部屋に別々に入る。

「んん、よっと。」

首の紐を結んで、水着をぶら下げた状態から背中で紐を結ぶ。案外簡単にできて嬉しいようなまずいような。そのまましたも着る。

「出来たかーい?」

すぐ隣から六華の声が聞こえる。あっちも難なく着れたらしい。

「アリスさんを待たせるといけないから、決まったなら早く買おう。」

着替えおわったあと、六華に手を引っ張られて、レジに向かう。さっきと立場は真逆である。

六華は平然と、僕は顔を真っ赤っかにして、水着を買った。





今回は割と短い話になりました。というのも最初はアリスの水着選びも描写しようとしたんですがアリスは当日に一華と六華を驚かして楽しみそうだったのであえて削りました。

次の投稿は未定ですが少なくとも夏が終わらないうちにしようと思うので気長に待っていて下さい。

それでわ

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