1話 集会
ゆっくり投稿していきます
俺、宇城道久(ちなみに16才)は暗い部屋の中、椅子に座りテレビを点けた
『――速報です、また、坂田見市のビルで爆発が起こりました。
これにより死者6名、重軽傷23名、行方不明者4名となっております。
警察は先週あった爆破事件と同一犯と見ております
現場の状況を――』
俺はテレビを消した
「どうでもいい・・・」
誰も居ない部屋の中で一人つぶやいた
ピーンポーン
俺の家に電子音が響いた・・・
俺はドアの向こうを覗いて見る
そこには――
「やっほ~
みっちぃ~起きてる?」
「起きてないならドア開けて侵入するよ?」
こいつ等の事を説明しよう、
このやけにテンションの高いこいつは黒沢 美代17才
金髪でポニーテールをしている美少女だ
そしてこの勝手に俺の家に不法侵入しようとしてるバカは霧島 朱音16才
黒髪をダラッと後ろに伸ばし、赤いふちのメガネをしている、こちらも美少女
「侵入まで10秒前、9、8――」
「俺は起きてるぞ・・・・」
俺はドアを開ける
「っち」
不法侵入し損ねたバカは舌打ちしてきた
「お前って何もしなかったら美少女なのにな・・・・」
「うっさい、お前」
「まあ~まあ~二人とも~
そろそろ、``集会``にいくよ~」
そういって美代は車に乗り込む、無免許なのに
集会、俺達はと言うか、俺はその集会には時々いくのだが・・・・
「ついたよ~」
「うぅ吐きそう・・・・なんであんた、あんなスピードだすのよ!うぅ・・・・気持ち悪い」
「あひゃは~ごめんごめんレースゲームしかしたことないから~」
「・・・・・大丈夫か?はい、これ酔い止め」
俺はすこしかわいそうになり酔い止めを渡す
「なんで今なの・・・うぅ意味ないじゃない」
「しょうがない、よいしょっ」
「んな!」
俺は朱音を背負う
「ちっちょっとななななにしてんの!降ろしなさい!・・・・うぅ」
「おお!みっちぃのセクハラ~」
「・・・・・誰がセクハラだ」
俺達はこんな調子で集会所に行った
集会所
何時来ても真っ暗な廃墟、毎回そこで行われる
もうたくさんの人達が来ており俺たちが最後のようだ
俺達は空いてあった席に座る
「・・・ようやく集まったようだな」
中央に座っていた鬼の仮面をつけた男が喋った
通称、鬼
いつも仮面を着けている為、素顔は分からないが声的に20代くらいだ
「司会はいつもの通り私が行う・・・・
では、今回は何を行うのかを話し合おうでわないか・・・・」
「では、私が・・・・今日起こした``爆発事件``の説はありがとうございました。
来週、また坂田見で``爆発``を起こしたいと思います。
今、決まっているメンバーは私と山熊です。」
「おい、なんで俺もはいっとるんや!」
まず、こいつ等を説明
さっきから爆発、爆発言ってるは27才の女、坂口 南
黒髪でショートカット若干、暗い感じ・・・・病んでるなこいつ、説明以上
そして突っ込んでいるこちらも27さいの男、山熊暁
一言、坊主
いっも坂口とつるんで行動して・・・・いや無理やり行動させられている
さっきも言ったがこいつ等が今日起こった爆発事件の犯人
言い忘れたが此処にいる全員がそういうことをしている
そしてみんな一人ずつ異名を持っている
坂口なら``爆弾魔``
山熊なら``ペテン師``
黒沢なら``快楽殺人鬼``
霧島なら``天才ハッカー``
などと言う異名を持っている
「誰か参加する人はいませんか?」
俺も最近、腕がなまって来たしな・・・・
「俺も参加する」
「えっ」
俺が参加すると言うと何人かの人間がびっくりしていた、
「えっ・・・・ダメなのか?」
「そう言う訳じゃあ無いんやが・・・・
``殺し屋殺し``のお前が来るとは思わなかったんや」
ああそう言う事か・・・・
「今回で三週連続で殺るんなら・・・・
そろそろ警察側も面白い奴連れてくるかなって思っただけ・・・」
「ああそう言う事ね、
それなら山熊が対処するから大丈夫」
「なんで俺がせんと行けんのんや!」
それから7人で作戦を開始する事になって集会は終った、
まだ2つストックがありますので
大丈夫かな?