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プロローグ
世界には“真の光”と“真の闇”を奉る守護者が存在する。
魔は純心、正義は偽り、かつてそう唱えたのは一体誰だったのだろうか。
この先にあるのは過酷な試練ばかりだと、何も知らない少年は、この世に何を自分の証として残すのだろうか。
孤独の中に見出せる眩い光を目の先信じて、今宵も忌み子は自分の存在を周りに求める。
無情な奴だと周りに抱く反感に、恐れず向かう黒い光を見つけて忌み子は今宵も瞼を閉じる。
運命に辿り着こうとしているその指先が、交わる想いをつかむ日は…そう遠くは無い。
――――運命の歯車はゆっくりと、しかしそれは確実にまわり始める…
初投票…!!;
うわっ、簡潔にとか思い描いて書いたのに…ごっちゃやねん(笑
この先どうぞ温かく見守って下さい。