世界観説明
◆1. 世界構造 ――多層次元〈レイヤー〉
この世界は、地球と“隣り合う層”が複数重なる 多層次元構造 を持つ。
通常は互いに干渉することはないが、まれに“層の接触”が起こり、
それが 〈歪門〉 として観測される。
ゲートは自然現象に近いが、
近年は“意図的な開閉”を疑わせる異常が増え、
国家規模の危機管理組織〈対域防衛機関(LDF)〉が設立された。
◆2. 敵性存在 ――異層体〈ホロウ〉
ゲートから現れる生命体。
地球の物理法則とは異なるレイヤーを基盤としているため、
姿も動きも法則性が薄い。
●種類
1.通常体
単純な生態パターン。軍や訓練生が対処可能。
2.異質体
形状・軌道が不安定で、特殊能力者の陣技が必要。
3.大型歪曲個体
“存在の軌道”そのものが歪んだ危険体。
第2話で出た巨大影もこのカテゴリ。
4.ナンバーズ(特定番号個体)
異常知性・明確な意志を持つ特殊個体。
複数確認されているが、番号“0”は未確認扱いだった。
◆3. 能力者 ――陣操作〈スタイライズ〉
人間のごく一部は、
隣接層から流れ込む情報素子(陣素子)と同調し、
“力”として扱える。
これを 陣操作(Stylize) と呼ぶ。
個々の能力は
**「感覚系」「運動系」「補助系」「領域系」「構造系」**など
多種多様で、訓練を経て《陣技》として安定化できる。
◆4. LDF ――対域防衛機関
ゲート災害に対応するための国際組織。
日本支部は特に技術が先進し、ランク付け制度が厳しい。
●主要部隊階級
•Sランク部隊:国家級の戦力。数名しかいない。
•Aランク部隊:一部隊だけで大規模ゲートを処理できる。
•Bランク部隊:正規部隊。国内防衛の中核。
•Cランク以下:訓練部隊・候補生。
●日本支部・主な有名部隊
•白鷺ユニオン(Sランク)
絶対防衛能力を持つエリート部隊。
ナンバーズ討伐経験を持つ。
•黒陽フラックス(Aランク)
攻撃特化。殲滅速度は国内最速。
•双嶺エコー(A-ランク)
探索・索敵の専門部隊。
◆5. 本作の舞台 ――LDF日本支部 第三観測管理区〈三観区〉
主人公・凪が所属する訓練区画。
実戦ギリギリの危険なゲートが頻繁に発生するため、
新人の訓練場でありながら、実務の負担も大きい。
ゲート密度の高さから
「日本でもっとも忙しい訓練区」と呼ばれる。




