第5章―苦難―
うわーやべーw
★あらすじ★
ケイと付き合い始めた、ラン。けれどペンが事故にあいランが
ケイを捨てて走りだした・・・ケイがとった行動とは!?
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ケイ 「ちくしょ・・・。」
ケイが顔を手でふさいだ。
そして、ランの携帯を拾って階段を下りた。
その頃、ランは必死で走っていた。
ラン 「・・・・ペン!!ごめん!!!あたしが悪かったの・・・!!今行くから・・・ね!?」
息を荒々しくしながら言った。
そしてやっと「緊急病院」という看板が見えてきた。
ランは、ちょっとした凹凸でも転びそうになりながら、走り、病院にかけこんだ。
ラン 「あのっ・・・えっと・・・坂田ペンは!!どこなの・・・!!」
受付人は少し戸惑ったが、すぐ手元を動かして書類を見た。
受付人 「えっと・・・ペンさんはただいま治療を受けています。相当はでな事故みたいで・・・。」
受付人が、手のひらを重ね合わせながら言った。
ラン 「え・・・・・・・はでな事故って・・・・例えば・・・どこか・・・・・・・・・・?」
受付人 「まだ私もわからないんですが・・・ね。あなた、ペンさんのお友達?どこかで見たことあるような・・・。」
ちょっとほほ笑みが出た。
ラン 「あぁ、自慢じゃないんですけど、毎回雑誌に出てます・・アハハ。それと・・・
私とペンの関係は・・・・・普通の・・・・・・・友・・・達・・・です。」
ランは少し言葉がつまった。
すると、『あの、』と誰かが来た。
そこにいたのはペンの母だった。
ラン 「あ!!お母さん・・・ペンは・・・・・」
お母さんはちょっと笑うと、すぐ下を向いた。そして口を開いた。
ペンの母 「・・・・・はでな事故で・・・・・」
ラン 「どんな事故だったんですか!?」
ペンのお母さんはもっと困った顔をした。
ペンの母 「じゃあ、ちょっとそこの席に座りましょうか。」
といってお母さんは話をし始めた。
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それは16:14に起こった出来事・・・。
ペンはコンビニでジュースを買った後に、信号を渡ろうとしていた。
そして 青になったとき、ペンが歩き始めたとき・・・・・・・・・・・・・・
それから悪夢が始まったのだ。
まず車道の信号は赤なのに、1台のトラックがペンの渡っている横断歩道めがけて
来たらしい。
そしてペンはトラックの下敷きにされた。
その時、トラックが急ブレーキをかったため 後ろに並んでいた車7台が前から順に前の車めがけて衝突した。
=図で表すと |[トラック]←[車1]←[車2]←[車3]・・・という事だ。
衝突したそのはずみで、トラックが押し出され 次はペンは車1の下敷きになった。
またのはずみで車1が押し出され、次はペンは車2の下敷きになったと・・・・・・。いうことだ。
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ランは思わず 口に手を当てた。
ペンの母 「それでね・・・・・・相当はでな事故だったのよ。」
ラン 「それで・・・・・ペンは・・・・!・・・」
すると、ペンの母がランの手を取って小声でささやいた。
ペンの母 「耳が・・・聞こえなくなったの。」
ラン 「・・・・・えっ?・・・・・」
ランは一瞬お母さんの言葉を疑った。
まさか、そんな事・・・起こるとは思っていなかったからだ。
ペンの母 「それとね、」
ペンの母がかばんからハンカチを出して顔を押さえた。
ペンの母 「う・・・・・・・・・・・うっでが・・・・・・・・っっっ」
ランはまさかと思った。
すごい!続きを楽しみにしててね☆