薔薇でなくとも(後編)
「確認させていただきたいことがございます」
「かまわない」
「ご当主様や奥様はご承知のことでしょうか?」
「大丈夫、許可を得ている」
「ロザリア様は何かおっしゃってましたか?」
「リリーが行ってもいいというのならかまわない、と」
この人、今、私のことリリーって呼んだよね?
そもそも愛称で呼ぶことを許した記憶はないが、それはひとまず置いておいて……。
今回のオリヴァー様との遭遇は、意図的に見逃されたものと考えていいのだろう。ロザリア様のおっしゃった私が選んでいいものに含まれるということか。それとも別の理由で? たとえば他の女性とのデートに付き添いが必要であるとか……それならもっと経験値の高い先輩のほうが最適だから私を選ぶことはないわよね?
本当は別の予定が入っていたけれど、もしかしたら理由を教えてくれるかもしれない。もし言わないようなら無理矢理にでも聞き出そう。そう心に決めて、あくまでも丁寧に隙のないように心がけて私は了承する旨の返事を返した。
そして、当日。謝恩祭のために王都全体が活気付く。
今年の飾り付けのテーマは『真実の愛』だとか。全体的に銀、青やベージュといった落ち着いた色合いがよく使われている。淡い恋や熱烈な愛情を想像させるようなピンクや赤といった色合いをあえて避けたのだろう。
そっと隣を見上げるとそこにはなぜか微笑みを浮かべたオリヴァー様がいた。きっとこれが彼の標準装備。私がはじめて見る表情でもあった。服装は飾りけのない白シャツにトラウザーズを合わせている。庶民的なものを選んだつもりだろうが、にじみ出る気品は隠せていない。それだけでなく整った顔立ちに長い手足は、たしかに目立つし、かっこいいと思う。そのせいか男性達の恨みがましい視線と女性達の羨望の眼差しを独り占めしている。腰に剣を下げているのは護身用ということなのだろうが、護衛の皆さんはどこへ置いてきたの?
「それにしてもリリーは……その格好で行くのか?」
「はい、特に指示はございませんでしたので」
その格好で、というがこれは由緒正しきランカスタ家の侍女の制服です。地は汚れが目立たないように黒を基調としており、大きな白の襟と縁にはレース、袖口と腰にはさりげなく銀糸の飾り紐がついている。巷ではランカスタ家の制服はおしゃれで可愛いからと大人気なのだ。王都に住むほとんどの者がこの制服を着ている女性がランカスタ家の侍女だと知っている、つまり……。
周囲の視線に気がついたオリヴァー様は困ったような表情を浮かべた。
「でもその格好では、俺が誰だかバレてしまう」
そういうことですね。私としてはあくまでも仕事の一環として付いてきているのですから、当然の選択です。
「何か問題がありますか?」
「いや、いい。その制服も君にはよく似合っている」
「……もしかして体調に問題がおありでしょうか? このまま主治医の先生のところで診察を受けられますか?」
オリヴァー様、私を褒めるなんて相当体調が悪いみたいだ。それとも……こんな無理をおしてまで謝恩祭に参加されたのは、きっとそれだけ待ち人に会いたいからなのだろう。うとましい相手にさえ優しくなれる、愛の力ってすごいな!
とはいえ主人の体調管理は使用人の務め。途中でもっと悪くなると困るから、帰りますかと聞いたら悲しそうな顔をされた。ええと、気遣いですら余計なお世話って、そんなに私が嫌いなの?
「いや、体調には問題ない。では行こうか?」
まるで王子様みたいにエスコートの手が差し出される。周囲の女性達から声にならないざわめきが起きた。いや待って、私にこれをどうしろと? 淑女としてはこの手を取らないという選択肢はない。ただし、ここにいる私は使用人の立場だ。しかもオリヴァー様は待ち人がいるはず、つまり相手の女性に誤解されるような行動はひかえるべきなのだ。それを理解できているだろうオリヴァー様が、この手を差し出される理由は? 逡巡したのちに私は素直に尋ねることにした。
「目的はなんでしょうか?」
「目的?」
「はい、私がこの手を取る理由です」
一瞬、固まったオリヴァー様は頬を染める。それから真剣な表情でこう答えた。
「それはっ…………、今後のための練習だ!」
「ああ、なるほど! 承知しました、そういうことなのですね」
想定外の言葉に思考が止まったけれど、再び動き出せば納得した。つまり私で予行練習ということですか。待ち合わせのお嬢様がくるまでの練習台ということですね。待ち合わせの時間が何時かは聞いていないが、これだけの人混みであれば、短時間ならさほど目立たないだろう。優しいと評判のオリヴァー様は、人混みで歩きにくそうだった侍女を致し方なくエスコートしてくれた……うん、この設定でいけそうだな。
「短時間であればかまいません」
「ありがとう、さあ手を」
差し出された手に触れる。剣を振るせいかところどころに固い部分があってこれが男の人の手なのだなと思った、それだけだ。腕に手を添えて歩き出すと、浮かれた口調でオリヴァー様が微笑んだ。
「どこか行きたいところはある、リリー?」
「公子様の行きたい方向でかまいませんが?」
「……オリヴァー、だ」
「はい?」
「あなたにはオリヴァーと呼んで欲しい」
ここまできてようやく名前を呼ぶ許可を得たなんて、本当に今更だとは思う。ただ雇用主が呼べというのならそれに従うしかない。正直、面倒と思わないわけではないが、軽く頭を下げつつ応じた。
「承知いたしました、オリヴァー様」
「…………ぐっ!」
するとオリヴァー様の顔が真っ赤になり、苦しげに胸元を押さえている。ギョッとして、思わずオリヴァー様の手を強く掴んだ。これはもしかして肺や心臓の病? それもかなりの重症、そうよ不治の病に違いない! そうか、だから私にも優しいのか!
「オ、オリヴァー様っ! 今すぐ病院へ、とにかく速やかに病院へ!」
「……っ、いやそうではないんだ!」
「隠さないでください、本当は体調がお悪いのですよね⁉︎」
「いや、これは……病気ではないんだ」
「こんなに苦しそうなのに……本当にご病気ではないのですか?」
「ああ、嘘ではない。むしろ心は元気いっぱいだから安心して欲しい」
ほんのり赤らんだ目元を押さえて、オリヴァー様が苦しげに呟く。苦しそうなのに、元気いっぱいとは……そうか、無理を押してでもお相手の方に会いたいのね。オリヴァー様にここまで言わせるなんて、お相手の方はさぞ素晴らしいお嬢様に違いない。すごいな、恋の力って。彼は深く息を吐くと、なぜか私の手を掴んで握り返した。
「大丈夫だから、まずは買い物をしよう」
「本当に大丈夫ですか? では気分が悪くなったら必ずおっしゃってくださいね?」
「優しいのだな、リリーは……」
「………………恐れ入ります?」
え、怖い。なんなのこの態度の違い?
というか、使用人ならば当然の対応よ? 体調の悪い主人を放置したら問答無用でクビですもの。クビですめばいいけど場合によっては投獄間違いなしよ⁉︎ それをわかって言っているのだとすれば、相変わらず意地が悪いわ。今度苦しそうな顔をしたら問答無用で病院へ連れて行こう。
「買い物ということは御当主様と奥様、それからロザリア様に買われるのですか?」
「それからもう一人、買いたい人がいるのだ」
「ああ、承知しました。ちなみにどのような方なのですか?」
「白百合のような人だ。儚げで、慎ましやかで守ってあげたくなる人」
なるほど、私の真逆ですね! 騎士様だけに、やはり剣を捧げるならばそういう人なのだろう。それなら私が気に入らないというのは納得です。私も愛称がリリーだから百合と喩えられることもあるけれど、守ってあげたいと思われるような性格はしていない。友人からは見た目詐欺と言われているが、誰かに守ってくれと頼んだことは一度もないから詐欺ではないと思うの。
あ、そうか! 人は見た目で九割の印象が決まるということを聞いたことがある。性格の不一致が見た目に現れていたからこその、オリヴァー様の塩対応だったということね! それで納得したかと言われたら微妙だけど、もともと縁がなかったということだろう。そうよ、もう過去になりつつある話だ。
庶民には縁遠い高級店で、オリヴァー様は家族への贈り物を購入された。そして少し待っていて欲しいと言われたので、大人しく店内で待機する。
「待たせた」
三十分くらいだろうか、息を弾ませてオリヴァー様が戻ってきた。カウンターの方から戻ってきたようなので、どうやら別の買い物があったらしい。ああ、この後待ち合わせしているお嬢様の分だろうか。だから年齢の近い私にいろいろと好みの色やデザインを聞いてきたということね。うーん、でもそれなら本人を連れてもう一度くればいいのに?
「ではそろそろ、私は失礼いたします」
「ええっ、もう帰るのか?」
「はい。このあとご予定があるのではありませんか?」
もう昼近く。午後からの予定とすれば、そろそろ待ち合わせの時間のはずだ。怪訝そうに首をかしげると、オリヴァー様はあわてた様子で離した私の手をもう一度掴んだ。
「もう少し、付き合ってくれないか?」
「ですが……」
「そうでないと、その……困る。このあとレストランの予約を入れているから」
そんな捨てられそうな子犬みたいな表情をされると私が困るのです。第一に、このあと待ち合わせされているお嬢様はいいのか? え、待ち合わせなどないと? ではなぜこの場に私を付き合わせた?
「リリーと一緒に昼食を食べようと思っていたから」
「…………なぜでしょうか?」
まさか、これも練習の一環だというのか? この人、どれだけ恋愛初心者なんだよ!
ふと気がつくと、周囲の視線が痛いくらいに刺さる。女性陣からは、何が不満だ喧嘩売ってるのかという殺意混じりの視線が、男性からはこれで断られたら哀れ過ぎる俺じゃなくてよかった的な哀れみの視線が……。顔がいいって得だな! もういい、たしかにお腹空いていたし、こうなったら最後まで付き合いますよ! あとで覚えてなさいよ、絶対ヘタレ笑い話にしてやるからな⁉︎ 女性同士の会話でディスられるとほんとダメージ半端ないからな⁉︎
「わかりました、ご一緒いたします」
たっぷり時間をかけて、そう答えた。するとオリヴァー様の顔がぱっと輝く。ああ、美形の笑顔が眩しい。よかったですね、じゃあもう美味しいものおごってください。公爵家の威信に懸けて私の舌を満足させてくれなければ許しませんよ⁉︎ 貼り付けたような笑顔を浮かべた私がエスコートされた先は、王室も利用されるという歴史あるレストラン。結論から言うと料理はたいそうおいしゅうございました、ええ料理はね!
オリヴァー様は私の普段の過ごし方や趣味を聞いたり、交友関係を根掘り葉掘り……終始ご機嫌でございました。
ようやく食事が終わったあと、店を出たところでふと我に返った。……何やってるんだろうな、私。大嫌いな人に大切な時間を使って、ただ振り回されて疲れ果てて。効率も利益も相乗効果もないというのに、愛想振りまいて付き合う必要ってある? そう思った途端、夢から覚めたように、すっと笑顔が引っ込んだ。店を出たところで、使用人として最上級の礼をとりオリヴァー様へと首を垂れる。
「大変美味でございました。さすが公爵家の選んだお店と感服しております。このようなお心遣いまでいただき、身に余る光栄に存じます。……ですがこれ以上は使用人風情には過ぎたことかと。ですので当初の予定どおり、ご自分のために時間をお使いくださいませ」
つまり、これ以上は私にかまうなという拒絶。頭上でオリヴァー様が息を呑んだ音がした。気分を害したかもしれないが、かまうものか。どうせ契約期間が終われば主従関係も終わる。身分の差を思えば今後一生関わらないことだってあり得るのだ。ああ清々したと思えば、意図せず微笑みが浮かぶ。
するとオリヴァー様の視線が私に釘付けとなった。そんなに私の笑顔が珍しいのかな? 決して出し惜しみをしていたわけではない。ただ気を許した人にしか見せていないというだけのこと。
突然真顔になったオリヴァー様が姿勢を戻した私の手を引いて、すぐ近くにある公園へと誘う。どうせこれきりだと思うと、彼の気の済むまで付き合おうと決めた。薔薇の咲き誇る落ち着いた雰囲気の場所へと連れてくると私の足元へ、いきなりひざまずいたのだ。
「リリー、私と結婚して欲しい」
目の前に差し出される箱は、午前中に訪れた高級店のもの。箱を開けてくれた先にあるのは婚約の記念品と思しきブローチか。見せてもらった商品で私が一番好きだと言ったもの。
ほう……私と結婚を前提にお付き合いしたいというのか、この男は。一瞬にして忍耐と寛容の針が振り切れた。
「相手をお間違えです! ええ、間違いなく人違いですとも! そうでなくては心底オリヴァー様を軽蔑しますわ!」
「い、いきなりどうしたのだ、そんなに声を荒げて⁉︎」
「これが怒らずにいられますか⁉︎ 今まで私に何をしてきたのか、胸に手を当てて思い出してくださいまし!」
オリヴァー様が箱を掲げたままポカンとした顔をしている。
とっても間抜けね、ざまあみなさい!
あれだけ私の評価を下げて、挙げ句それをなかったことにして結婚してくれだと⁉︎ どれだけ人を馬鹿にしているのか! そのうえ自分の行いを恥じることもなく反省するそぶりもなく、これで全てを帳消しにするなんて許さないからな! 怒りが突き抜けた私は、穏やかな表情のままに冷ややかな視線をオリヴァー様へ向ける。知る人ぞ知るこの微笑みは百戦錬磨の騎士でさえ慄かせたらしい。オリヴァー様の表情が固くなり、笑顔が消える。
「オリヴァー様、あなたは私とはじめて会ったときに何と言ったか覚えていらっしゃいますか?」
「それは……」
「華がない、公爵家にはふさわしくない、でしたわね。お断りする理由としてはそれで十分かと?」
私は手元に咲く紅薔薇の花に手を添えた。芳しい香り、そしてロザリア様のように気高く豪奢で、ため息がこぼれるほどに美しい。そして少し奥にある白薔薇へと視線を移す。そう、オリヴァー様もランカスタだ。紅薔薇に負けず劣らず清廉で透き通るような花弁は色気すらあって、こちらもまた匂い立つように美しい。
……だからなんだ? 世の中、それが全てじゃない。
「オリヴァー様。薔薇でなくとも花なのです」
オリヴァー様がハッと目を見開いた。この期に及んで、ようやく私も花であることに思い至ったらしい。遅い、全てが遅すぎる。彼は初手で完全に私の価値を見誤ったのだ。ただ薔薇でないという外面に気を取られて、私を弱く自分が庇護すべき者だと決めつけた。あの私を貶めるような行為は全て、私を守ろうとする気持ちが見当違いの方向へ暴走した結果だったのだ。
「どんな花にも心があるのです。大輪の花を咲かせるには、水が、そして肥料だって必要です。そうしてようやく花は咲き、実をつける。与えることもなく奪うばかりで、そこに愛が生まれると本気で思われますか?」
これで会うのも最後であろう、それを知っている私は自分ができる一番美しい礼の姿勢をとった。オリヴァー様に厳しく叱られて何度も泣きながら練習したもので、絶対に負けるものかという根性と反発心だけを糧に身につけたものだ。ロザリア様にも褒められるこの礼儀が身についた、その一端はたしかにこの方にある。
だけど……感謝するならそれだけだ。儚げで、慎ましやかで、守ってもらうだけの存在では決して手に入れられなかったもの――――自信を手に入れた私は、幸せを目指して自分の力で歩いていける。
「薔薇でないからといって、侮らないでいただきたい」
あなたの支えなど私には必要ないのです。揺らぐことなくオリヴァー様を見つめ、そう締めくくった。使用人として礼を尽くし、言葉を失ったオリヴァー様を薔薇の傍らに残して立ち去る。
そんなに薔薇が好きなら、薔薇と結婚すればいいじゃない。妻のように薔薇を慈しむオリヴァー様の姿を想像したら、思いのほかお似合いで、余計に腹立たしくなった。だから遠慮なく、まるごと思考回路から追い出すのだった。
そして、謝恩祭から一週間後。
契約満了の本日、晴れてお役御免となった私は当初の予定どおりにランカスタ家から実家へと戻ることになっている。予想したように、オリヴァー様とは謝恩祭で別れたきりで一度も会うことはなかった。そこにロザリア様の意図があるのか、オリヴァー様が私を避けたからなのかはわからないけれど、心残りは全くない。
侍女の先輩方へお礼を伝えて、他の使用人に別れを告げて、最後に玄関前でロザリア様と向き合う。ロザリア様は慈しむように私の手を握った。丹精をこめた末に咲いた花を喜ぶような、そんな顔だ。この方ならきっと王家の一員として民を愛し、素晴らしい働きをしてくださるに違いない。
「リリー、おつかれさま。それから婚約おめでとう!」
「ありがとうございます!」
同時に私の婚約も整った。お相手は隣国の侯爵家のご子息。文官として城に勤め、次期宰相候補としても期待されている優秀な方だ。その一方で普段の性格はおおらかな気遣いもできる優しい人。ええ、初見で相手を見下すなんてことは決してなさらない、つまりオリヴァー様とは正反対。容姿も正反対で洗練されているが柔和な顔立ちをされており、話し方も相手のペースに合わせてゆっくりと話される。それでいて剣の腕も鍛錬を怠らないからなかなかのものだということで……文武両道で素敵過ぎる、侍女仲間からも非の打ちどころがないと評判ですわ!
彼には出会った瞬間にプロポーズされ、別の意味で驚かされた。あとで理由を聞くと、この機会を逃したら別の誰かに取られてしまうと思ってしまった、なんて照れた顔で情熱的なことをおっしゃるから、ときめきが止まりません!
ちなみに、この方とはロザリア様経由で紹介され知り合った。つまりロザリア様が選んでもいいとおっしゃったものの、ひとつ。最初から最後までランカスタ家に振り回された感は否めませんが仕方ありません。格下の家の扱いなんてこんなものですし、結果的には幸せですからロザリア様には感謝しております。
実家に戻ったら一ヶ月ほど家族と過ごして……本当は謝恩祭の日に家族で最後に過ごす予定でした。なのに、あのよくわからないイベントのせいで潰れましたけれど、来月には婚約者として隣国へ向かい、そこから三ヶ月後には結婚式の予定です。
「落ち着いたら手紙をちょうだいね」
「はい、もちろんです! 結婚式の日取りも正式に決まりましたらお知らせいたします」
「ええ、楽しみにしているわ」
さて荷物は馬車に積み終わったので、これで失礼いたしましょう。この家で学んだことの集大成とばかりに、心を込めて別れの挨拶をしました。
「さすがね、リリー。薔薇にも負けないくらいに美しいわ」
ロザリア様の感嘆したような声に、私は心からの微笑みを返すのでした。
こういう設定も楽しいですよね。お楽しみいただけるとうれしいです。