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名前などない「僕」の詩集

願い ~退会と作品削除をしないでほしい~

作者: 僕

全ての作者様に願う


退会と作品削除を――しないでほしいと




書いていると様々なことがあるんだよね?


リアルの仕事関係だったり


リアルの生活環境の変化だったり


人間関係だったり


メンタル面だったり


モチベーションだったり


それ以外にも、僕が思い付かないような様々な事情があるんだよね?


書きたくない時があるんだよね?


書けない時があるんだよね?


何故書いているのか分からなくなってしまう時もあるのかな?


自分を見失ってしまうこともあるのかな?


辛いのかな? 苦しいのかな?


そんな時はお休みをして下さい


1ヶ月でも、半年でも、1年でも、それ以上でも


ゆっくり休養をして下さい


いつでも、いつまでも


僕は待っています


僕以外にも、たくさんの方が


アナタを待っています


十分なお休みをして


元気になったアナタが帰ってくる日を


――心待ちにしております



だからどうか、お願いです


疲れたらお休みをして下さい


辛くて苦しい時もお休みをして下さい


退会や作品削除ではなく


お休みをして下さい


お休みならば


僕や他の読者さん達も


気長に待ち続けられますから




アナタに退会しないでほしい


アナタの作品を削除しないでほしい


僕のこの二つの願いは残酷だろうか?


図々しいであろうか?


厚かましいであろうか?


烏滸がましい(おこがましい)であろうか?


例え僕の願いが、残酷なのだとしても


それでも僕は願わずにはいられない


だってアナタの作品が好きだから


アナタの作品が面白かったから


アナタの作品に考えさせられたから


アナタの作品に――心奪われたから



そんな大好きな作品を削除されたら


作品を書いたアナタが退会されてしまったら


僕は悲しい


悲しくて悲しくて、辛くてしょうがない


もうアナタの作品が読めないという事実


アナタがいなくなってしまったという喪失感


まるで心に大きな穴が空いたみたい


僕にとって、アナタ自身とアナタの作品は


それほどの存在なんだよ?


アナタはアナタが思っているよりも


誰かに思われていると思うよ


拙い作品だと自己評価している作品だとしても


その作品が僕や読者にとっては


大好きな作品なんだよ


だから、どうか、どうか、お願いです


退会をしないでほしい


作品を削除しないでほしい


この二つの願いに


耳を傾けては頂けないでしょうか?




僕や読者には、作者様を引き留める権利などない


退会するもしないも


作品削除をするもしないも


全ては作者様のお心一つ


読者の僕には、どうすることも出来はしない


出来はしないが、願ってはいる


退会しないでほしいと


作品削除をしないでほしいと


……いや、そう願わずにはいられないんだ


そう願わずにはいられないほど


アナタと、アナタの作品が、


――大好きなんだよ




僕の願いは間違っているだろうか?


僕の願いは自分勝手だろうか?


例え間違っていたとしても


自分勝手な願いかもしれないけれど


でも願わずにはいられない


だって仕方がないんだ


そんな願いを抱いてしまうほどに


アナタと、アナタの作品に、


――心を奪われてしまったのだから


僕の心をこんなにも奪っていったのに


いきなりお別れなんて


そんなのは……あんまりだよ


アナタが退会したら、二度と会えないかもしれない


アナタの作品が削除されてしまったら


好きになった作品なのに、二度と読めないかもしれない


そんなのは嫌だよ、悲しいよ、辛いよ、寂しいよ


だから、どうか、どうか、どうか、お願いです


退会をしないでほしい


作品削除をしないでほしい


僕の願いを……叶えては頂けないでしょうか?




――全ての作者様へ


――読者の僕より




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― 新着の感想 ―
[一言] 私も好きで読んでいた作者さんがいきなり退会されたり、お気に入りの小説が削除されてしまって悲しい気持ちになったことがあります。 作品は勿論書いた作者さんのものですが、発表された瞬間にそれは作者…
[良い点] 心に響く詩でした。 今後「執筆する暇なくなったな」「全然ログインしてないな」という事態になったとしても 退会することだけは避けようと思います。
[良い点] 退会しないでほしい。削除しないでほしい。 わかります。 でも作者は削除しちゃいたくなる時がある。やめたくなる時がある。 でも本当にそれって必要でしょうか? という問いかけに、切実な願いに賛…
感想一覧
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