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982話 呪いの鎧


〜闇神<スティグマ>side〜




 半分以下とはいえ、上級神のリソースを奪えたのは大きい。


 しかしその代償として、短時間とはいえ本気で動いたため、腸が活発になり屁が溜まり始めた。



<−−− グゥゥ……ギュルルゥゥゥゥ………… −−−>


 スカしっ屁で対処できればいいのだが、先程欲に負けて爆食いしたスナック菓子が早くも糞になり、直腸で栓をしているので出せない!



「(仕方ない。このまま上級神共との戦いになれば、さらにガスが溜まって腸が破裂し、私の死因が"屁"になってしまう)」


 そうなるくらいなら、ここで2神目を狙うより腹の調子を整えて、上級神共との戦いに備えるべきだ!



<−−− ミシッ、ミシミシミシ……ブチチブチチチブチッ! −−−>


 時間的猶予は殆どないので、下半身裸だったことを活かしてその場で排泄し、出したてホヤホヤの"分身"をアイテムボックスへ放りこんだ。



 本音を言えば、トイレで時間をかけてゆっくり済ませたかったが……ここには、敵がつくった<聖なる温水便座>付きの簡易トイレしかないからな。


 アレを使って上級神共の前で聖水浣腸を受け、悶絶して隙をさらすくらいなら、まだ野良排泄→切れ痔のままで戦う方がいい。






「(それに……排泄タイムを使って、呪術を一つ編むこともできた。いい具合に"贄の血"も出たしな)」


 クソ神を殺したとはいえ、まだこの場には討伐軍の上級神が9神残っている。


 ソイツ等全員と私だけで戦うのだから、防戦は避けられないし、タコ殴りにされない為にもそれなりの鎧が必要だ。



 しかし頑丈な鎧は、魔法師タイプの私とは相性が悪いうえ……脱ぎ着が難しく、出したいと思ったときに出せない!


 そのため手軽に排便でき、かつ軽くて攻撃を受けづらくなる、「呪いの鎧」を己の血で編むことにした。



「(鎧を壊されその構成要素である血液を敵に奪われれば、糞神化のときより容赦ない呪術が飛んでくる可能性もある。だが、奴等だけなら……大丈夫だろう)」


 なんせ、討伐軍の中で最も呪術が得意だったクソ神は死んだのだ。


 残りの連中も闇属性持ちの上級神ゆえ、呪術が下手なわけではないが、私の方が格上だし奴等の攻撃ならいなせる。



 ゆえに……たとえ鎧の構成要素である血液を奪われても、敵がそれを素早く効率的に利用するのは難しく、時間が私を有利に導いてくれるはず!


 それに奴等のプライドは天より高いから、同格の神のモノとはいえ、「他者の下血」なんて触るのは我慢ならないだろう。






〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


〜呪いの鎧〜


この鎧に触れる。または特定の条件を満たすと、それに応じた呪術がはね返り加害者を苦しめる。


呪術には加害者のマナが流用されるため、着用者の負担は基本的にないが、鎧が削り取られると構成要素の「血」と「黒マナ」が不足するため、補充の必要性アリ。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


〜発動条件一覧〜


鎧に触れる:

肛門が痒くなる。

蟯虫に住みつかれたような痒さで、鎧を脱いで掻きむしりたい衝動に駆られる。


物理攻撃を加える:

排便したくなる。

極度の下痢が襲いくる感覚に、絶えず悩まされるようになる。


魔法攻撃を加える:

屁が止まらなくなり腸がパンプアップ。

快便者以外は数分で腸が破裂し、腹腔炎祭りへ。


神力で攻撃する:

常識を逸した排便欲を感じ、大声で「ウンコー!!!!」と絶叫してしまう。

きちんと出すまで欲求は治らない。


鎧を破壊する:

鎧の断末魔に取り憑かれ、<糞神>と同じように排便に快感をおぼえる新たな扉を開く。

また<糞神の加護>が与えられ、排便するとエクスタシーを感じ、排便できないと麻薬が切れたときのような禁断症状に苦しめられる。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜






 この<呪いの鎧>は、メグミが働神として呪いを彫りこんだ自販機から着想を得てつくった、私のオリジナル作品だ!


 働神のありがた迷惑な価値観が私にとって耐え難いように、討伐軍の上級神共も、私の「排便を愛する価値観」を理解してはくれないからな。


 私にとっては呪いでもなんでもない日常が、奴等にとっては「死より苦痛と恥辱を感じるスティグマ」となる。



 また精神的苦痛に加えて、排便や放屁で肉体的に不利な状況へ追い込めるのも、この鎧が持つ利点。


 私はもう何度も経験して慣れたが、公衆の面前で出し慣れない上級神共にとっては、屈辱的すぎて羞恥心でケツが締まり……


 出したくても出せず時間をロスるうえ、力の入れ具合も不自然になり、戦闘中の攻防に支障がでるはずだ!



 最終的に鎧を破壊した者は、排便中毒からの強制絶頂で賢者モードに突入し、身体に力を入れられなくなって隙だらけになるから……


 鎧と引き換えに、最低でも一神は屠れるだろう。



「(情熱がおもむくままにデザインしたせいで、股間よりもケツ部分の防衛力が高く、男の尊厳を守るのにやや不安はあるが……仕方ない)」


 初めてにしては良くできた方だし、何事も完璧にはいかないものだ。

読んでくださり、ありがとうございます!


この小説を読んで面白いと思ってくれた、そこの貴方(≧∀≦)

モチベーションUPの為の燃料……ブクマ・評価・感想・レビュー、待ってます!!

作者はお豆腐メンタルなので、燃料に引火させるのはやめてね(・Д・)

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― 新着の感想 ―
まあ、「上級神には」有効だな、この鎧。 が、敵が他にもいるのは失念しているらしい。
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