表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
968/1025

968話 糞とクソの罵り合い


〜マサルside〜




 良く言うと「長年ライバルだった神々の対決」……悪く言うと「ケツも心も汚いクソ神共の罵り合い」が、始まった。


<−−− ガチャッ −−−>



『うおっ、また働神の手下かよ! しかも今度は、キョンシーじゃなく全身に呪符をまとった過労アーマー!』


『うるさいぞ、汚物生産機。貴様のせいで、私まで"脱糞の呪い"に取り憑かれたじゃないか』



 討伐軍のクソ神は、糞神になってしまった闇神に対して、「派閥争いで長年頭を押さえつけられた恨み」と、「呪いをはね返した恨み」があり……


 糞神もクソ神に対して、「大勢で組んで自分を追い落とした恨み」と「先に呪術を仕掛けた恨み」があるため、両者の罵倒合戦は強烈だ。



 逆にドン引きしているのが、互いの憎悪についていけず……かと言って目上にあたる上級神が激ギレモードなので、引き継ぎもできない中級神達。


 彼等は<働神の加護札>を額に貼りつけ、過労キョンシー化しているにも関わらず、その場で棒立ちになるほど「自分が何を成すべきか」分からなくなった。



「あぁ〜、ますます絵面が汚くなった! これじゃあ、サーシャを呼び戻して癒される事なんてできないよ〜!」


 上級神が何方とも脱糞でケツを汚し、慌てて片付けることなくソレを晒している現状に、不満顔のメグミが愚痴っているが……仕方ねぇだろう。


 何方ともクソ成分を強制注入されて「ウンコ愛好者」になっちまったし、このまま放っておけば自滅しそうな状況なんだから、むしろ喜ぶべきだ。



 というか……それを若返ったアスタリア先輩の前で言うのは、報復パワハラされる原因になりかねない爆弾行為だぞ?


 お前にとっちゃ、愛する彼女のサーシャちゃんが「世界の全て」なんだろうが、すぐ側に「その汚物を見ているレディー」がいるんだから配慮しろ。






 とはいえ……メグミが言ったように、もらいゲロしそうなほど絵面が汚いのも事実だ。


 特に討伐軍のクソ神、アンタ……どうして糞の成分はもらっていないのに、関連した呪詛だけで脱糞体質になるのさ?


 糞神の"クソ野郎っぷり"は元からそうで、呪術が成立する前から素養バリバリの状態だったから理解できるけど、アンタは脱糞体質じゃねぇじゃん。



<−−− ミチミチッ、ミチチッミチ……ッ −−−>


<−−− ブリブリブリブリブゥ〜〜〜ブリリリブリブリッ!! −−−>



 そして罵り合いながら、ポテチの食いすぎで硬くなった極太糞(痔付き)と、激辛料理の後遺症下痢(屁付き)をひねり出すんじゃねぇよ!


 そこん所の差別化とか要らねぇから、とっとと殺し合って相打ちになってくれ!!



 俺の願いが通じたのか、(物理的にも)汚い罵り合いを続けながらも、両者は臨戦態勢をとった。


 「珍棒ブラブラ」vs「汚れた加護札の腰布」という構図になっている、下半身対決は悲惨なままだが……腰から上はマトモな絵になったカタチだ。



「おぃ雑魚共。貴様等は壁に貼りついていろ。闇神殺害ミッションは、俺に与えられたノルマなんだ。邪魔するな!」


 現場で命を張り戦ってきた中級神達に対して、これまで奥で偉そうにしているだけだったクソ神が、暴言を吐いているが……神々の世界じゃ神格が絶対。


 ゆえに上位者の命令に従い、過労キョンシーの中級神達は壁の華となる。



 すでに彼等は加護札の餌食となり自我を失っているため、命じられてから動いたが、もし俺があの場にいたら何も言われずとも壁際に逃げていただろう。


 だって汚ねぇもん!


 せまい空間にウンコ星人が2匹もおり、メグミが意図的に換気代をケチっている状況で、防御結界すらなく棒立ちできるほど俺のメンタルは鋼じゃねぇ!






 そして……過程はどうあれ、一応「地獄世界で名を馳せた上級神」の戦いが始まり、ダンスルームはあっと言う間に吹き飛んだ。


 闇神が上級神相手だからとギアを上げた事もあり、メグミが安普請した壁紙が耐えきれなくなったのだ。



<−−− バリッ! バキバキバキッ! −−−>


 とはいえ……壁紙の奥にある空間も、全く同じデザインのダンスルームであり……砂漠床も変わらない"金太郎飴仕様"なので、大きな問題にはならない。



「うわぁ〜、ついに破壊された! 壁はいいけど地面は勘弁してくれよ〜。修理に必要なリソース、バカ高いんだからさ〜!!」


 ただメグミの愚痴が増え、ちょっと出費がかさむだけだ。



 そして……上級神同士の戦いともなれば、互いに余裕がなくリソースの無駄も発生しやすくなるため、メグミと違ってアスタリア先輩の収入は増える。


 元巫女でマナやリソースの扱いに長けた彼女は、ぶつかり合うとき生じる余剰エネルギーが多いほど、コスパ良く稼げるからだ!



「ふふふふふっ、稼ぎ放題♪ メグミ君〜、さっき"お姉さん"の私をスルーしたわよね〜。追加のお小遣いが欲しいなら、ほら……言うことがあるでしょ?」


「ヒエェェェ! 申し訳ございませんでした! アスタリア神、絶対でございますぅ〜!!!!」



 彼女が上級神達からかすめ取った余剰エネルギーは、軽い躾けの後……中級神らしからぬ土下座をかましたメグミに、お小遣いとして降り注ぐ。


 いつの間にか、メグミの中でアスタリア先輩が神格化されているが、汚ねぇ神様ばかりが目に入る状況で、先輩……神になんかなりたくねぇと思うぞ?

読んでくださり、ありがとうございます!


この小説を読んで面白いと思ってくれた、そこの貴方(≧∀≦)

モチベーションUPの為の燃料……ブクマ・評価・感想・レビュー、待ってます!!

作者はお豆腐メンタルなので、燃料に引火させるのはやめてね(・Д・)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ