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379話 80期の望む展開に




 80期合流によって魔王業界がやや荒れているなか、邪神が予告どおり「祭り開催」を宣言し……


 僕等が合流したときより、多い数の不定期ミッションを乱発して、魔王同士のバトルを促した。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


〜期間限定ミッション〜


スタンピードを起こして街を滅ぼそう:成果に応じて報酬アリ

【80期限定】先輩魔王とバトルしよう:勝ったら豪華賞品プレゼント

ルーキーの居場所を突き止めよう:正解者にはアイテムプレゼント

配下を奪い合おう:不参加者にはペナルティーあり

成長率を競い合おう:勝者にレアモンスタープレゼント

【70〜80期限定】直接合って握手を交わそう:成果に応じて報酬アリ

【魔王ランキング200位以下限定】上位魔王のダンジョンに泊まろう:成果に応じて報酬アリ


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



 特にムカつくのが"80期限定ミッション"で、僕等が勝っても大していい思いはできないのに、80期の連中が勝ったら豪華賞品がもらえる……という点。


 僕等が合流したときは、「ひたすらザコっぽく見せて存在感を消す」か「目立ってボコられる」かの二択だったのに、これはズル過ぎないっスか?



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


〜【80期限定】先輩魔王とバトルしよう〜


魔王歴が長くてダンジョンも育っている先輩と、普通にバトルするのは割に合わないですよね?


だけど今なら"80期限定"で、先輩を一人倒すごとに、ダンジョン育成に大きく役立つ豪華賞品をプレゼントします。


しかも報酬は即渡しだから……一人倒して報酬をもらい、その報酬を使って勢力を拡大し、その勢力をもって次も……という、短期成り上がりも可能ですよ!


このチャンスは最初だけ、活かすかどうかは貴方次第!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜






 案の定、奴隷化されてポイントを搾り尽くされていた79期は、80期のミッション達成のために"餌"認定され、命まで狩られ始めた。


 勇者排除派が彼等を"反抗する体力もない状態"まで搾取して、飼い殺しにしたうえで"命だけ"残しておいたのは、こういう時のためだもの。



 つい先程も魔王の総数が減り、ランキング最下位の名前がなくなったので……


 79期の子が、<配下を奪い合おうミッション>達成のために、手持ちのモンスターを全て奪われたあと、コアを潰されたか直接殺されたんだと思う。



「なにがウザいって……80期限定ミッションは失敗してもペナルティーがないから、いけいけドンドンで攻めて来そうなところだよ」


 ぶっちゃけ<恵のダンジョン>に来たら、「生きている事を後悔するレベルの地獄を見たうえで、ウ○コに塗れて死ぬ」という……



 ペナルティー同然のシステムはあるのだが、調子に乗っているときって周りが見えず、なんでも自分の都合のいいように考えて動いてしまうもの。


 つまり僕やサーシャの元には、79期を餌として取り込んで地味に成長した80期が、勇者排除派に利用されているとも知らず突っ込んでくるのだ。



 そしていくら丁寧に防御しても、防衛成功によるミッション報酬は80期よりショボイうえ、もし一体でも味方のモンスターを狩られると……


 その子が<配下を奪い合おうミッション>のせいで、奴等の配下にされてしまい、ひどい扱われ方をするかもしれない。



「成長率のやつとかも、伸び代しかない新米に有利なミッションだよね〜。元が低いんだから、そりゃあ伸び代も沢山あるでしょう! って感じ」


「まぁそうだね。邪神が教会勢力と関係の強い80期を、エコ贔屓する理由はないはずだし、バトルの促進が目当て……か」


「だろうね。教会勢力との距離感だけなら、80期じゃなくて私やメグミ君が優遇されているはずだよ」






 というより邪神は、モンティート先輩達がトップとして君臨する、現在の体制をあまり良く思っていないのかもしれない。


 先輩はいい方だけど、<農民>同盟を組んで平和に活動していたら、戦争による消耗が少ないぶん、ライバルより成長してしまい……


 そのままNo.1に君臨し続けて、「強強だけど平和思考」のまま現在に至る、魔王らしさとは程遠いタイプだもん。



 それゆえ邪悪の権化である邪神としては、争いを好まない先輩がトップなのが不満で、かといって狙い撃ちするようなミッションを出すこともできず……


 全体を「魔王は内外で殺し合って、弱肉強食で生き残るもの。減ったら足せばいいだけ」という空気感に、持っていきたい……と思っている気がする。



「うわ〜。ちょっと考え事をしている間に、次々と79期が消えていく。結果論だけど、スティーブはラッキーだったかもな」


「そうだね。メグミ君に助けを求めていなければ、まず間違いなく"彼等と同じ末路"を辿っただろうし、きっと今頃肝を冷やしていると思うよ」

読んでくださり、ありがとうございます!


この小説を読んで面白いと思ってくれた、そこの貴方(≧∀≦)

モチベーションUPの為の燃料……ブクマ・評価・感想・レビュー、待ってます!!

作者はお豆腐メンタルなので、燃料に引火させるのはやめてね(・Д・)

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