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1087話 据え膳神<メグミ>の目覚め


〜メグミside〜




「ふわぁ……。もう朝……かぁ…………。ダメだ、二日酔いで頭が痛い。薬……薬…………あっ、そうだ。僕、上級神になったんだった」


 じゃあ、チートな肉体と回復魔法で治せるね。



「って、あれ? 世界一を飛び越えて神様のヒエラルキートップなのに、回復しても気怠さが消えないって……。一体、僕はどれだけ飲ん…………」


 あぁ、飲んだんじゃないわ。



 討伐軍の活力を削ぐために、回復魔法で粗チンを活性化させエンドレス・エクスタシーさせたのを、画面越しに観戦していたサーシャに目撃され……


 それを応用したアレやコレやを、プライベートでも活用できないかと強要されて、カラッカラに干からびたんだった。



「(それで腰の感覚がないのね。というか、よく"二日酔いと大差ない気怠さ"だけで済んだな。普通の男だったら、アレ……死んでいるぞ)」


 まぁサーシャも殺す気で喰った訳じゃないだろうし、干からびるのも毎度のことだから構わないけど、次からは「墓穴を掘る戦法」は控えるようにしよっと。



「それで、現在の状況は……? とりあえず、闇神と討伐軍の上級神共は全員滅ぼしたんだよな」


 僕がこうしてゆっくり<ピー>でき、精魂尽き果てた後も惰眠を貪れたということは、「神復活」みたいな糞イベントも起きていないはず。



 なら急いで起きることもないかな。


 このパターンで慌てて皆と合流すると、「喰われた〜」云々でイジられた後、復活したサーシャに第二弾を貪られる事になるから……


 少し身体を休めて、第二弾をくらったとしても耐えられる状態になってから、鋼メンタルを付与して外へ出るべきだ!






「だけど一応、最低限の仕事だけはやっておくか。働神として、プライベートな理由でのサボりは許容できないし」


 ダンジョンの修繕や管理業務をおこなうと、一発で僕が起きたとバレて詰むので、寝ている間に何が起きたかの確認から。



「マニュアルモード! ヒッキー、僕が上級神との戦い後に先輩方と合流してから、何が起きたか教えてくれ。ハッスルし過ぎて半分以上記憶が飛んじゃった」


『かしこまりました。監視カメラの映像からご主人様の行動履歴を調べ、記憶を補完いたします。まず<農民>同盟の皆様と合流したときに〜〜〜』



 ほとんど覚えていないのだが、<ヒッキー>によると、僕は晩酌するつもりが先輩やモンスター達に飲まされ、ベロンベロンに酔ってしまったらしい。


 上級神が酔うってどういう状況よ!?


 と思うが……自分の身長より大きな杯で、ドラゴン達に酒を勧められガブ飲みしたそうなので、チートな肉体とはいえ限界を超えたのだろう。



「(漏らさなかっただけ良しとするか)」


 これでウッカリ漏らした日には、僕のアダ名が「闇神2世」とか「ションベンニキ」になってしまうので、潰れただけで済んで幸いである。



『その後、いつものように酔ったサーシャ様が"お持ち帰り"なさって……部屋の中で何が起きたかも、追います? 一応、監視カメラの映像はありますけど』


「追わなくていい! その映像は、僕とサーシャしか見ちゃいけないやつだから!!」


『かしこまりました。(まぁ部屋の外に付いている監視カメラにも、音はバッチリ入っていたので追えますけどね。ザックリ、いつもの25倍でしたよ)』



 なんか含みのある間だが……そこを深掘っても地獄しかなさそうなので、次へ進もう。


「僕が私室にこもって寝ている間、先輩達と<小鬼>メンバーはどうしていたの? サーシャは、もう復活したんだよね」



『はい。2時間前に、ツヤツヤのお肌になって部屋をお出になられましたよ。現在は、アスタリア様・ミライさんと一緒にガールズトーク中です』


 あっ、僕の尊厳終わった……絶対ネタにされているやつじゃん!



 闇神に落とし前をつけて消滅し、<恵のダンジョン>所属の<ハイ・オートマタ>として転生した、ミライさんが楽しめるのはいい事だが……


 その代償に、僕の精神のHPが削られ黒歴史が刻まれていく。






『大丈夫です。ご主人様に削られるような尊厳、そもそも残っていませんから。そしてマサル様は〜〜〜』


 ねぇちょっと、<ヒッキー>酷くない!?


 いや、事実なのは理解できるけど……そういうセンシティブな部分は、もう少しオブラートに包んで…………。



『神々との戦いで能力を多用したため、その補充をおこなうとおっしゃり私室にこもっておられます』


 あっハイ、僕の心の声は無視ですか……了解デス。


 マサルは、僕等にバフを盛る分含めて<スキル図鑑>を多用したから、その後遺症は相当なものだろう。



「(あの能力、何気に制約のオンパレードで大変なんだよな〜。禁欲とか断食とか童貞強制とか、三代欲求と結びつくタイプの副作用も多いし)」


 まぁここで暮らす限り、マサルのセカンド童貞ライフは続くんで、その辺の制約は問題ないけど……


 ギフト玉を創るのに使う血の補充や、断食デバフの消化など、普通に辛いヤツもあるし、しばらくソッとしておく方が良さそうだ。

読んでくださり、ありがとうございます!


この小説を読んで面白いと思ってくれた、そこの貴方(≧∀≦)

モチベーションUPの為の燃料……ブクマ・評価・感想・レビュー、待ってます!!

作者はお豆腐メンタルなので、燃料に引火させるのはやめてね(・Д・)

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