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5話
微弱な引力で引き合うのを待つだけでなく、
ロープ付きの銛のようなものを放ち重量物を引き寄せるようにした。
船のアンカー側に集中させて集めたので比例して元の上部側が軽くなりアンカー側に微弱な重力を感じるようになってきた。
重力を感じるようになると、体力の低下を感じるようになり運動することにした。
日本人ならラジオ体操ということで毎時
行うことになった。知らない人がいないところが素晴らしい。曲がかかれば皆始めるのだ。
曲も誰かが適当に吹き込んだものだ。
後に音楽隊が結成されて伴奏がつくようになり、レオタード姿のお姉さん3人と進行のお兄さんか船内モニターに映し出されるようになった。
この音楽隊はことあるごとにバックグラウンドに流すようになった。
今は頻繁に宇宙戦艦ヤマトやウルトラ警備隊のテーマがよく流れている。