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Re Birth  作者: あそび人の錬
3/5

3話

かくして、不況ですることのなかった。

造船、宇宙、軍備企業の本気が始まった。


3年後

できましたー。

秘密裡に進められた総理官邸からそう遠くないところにプラネタ

リウムの施設を思わせる

半球の建物があった。

建前上は民間企業KMHILの施設であるので野党からの反対もなく出来上がった。

4年後、太陽破壊のニュースを知ると、

関係者たちは、なんとか自分や家族をねじ込めないものか攻略を始めた。

誰一人かなわなかった。


KMHIL職員寮

男50人女50人の100人の大所帯である。

プラネタリウムの外側に同心円に幅2mのドーナツ状の居住区があり、

男女50人づつが1週間交代で入れ替わりながら暮らしている。

彼らは自衛隊の騎士訓練課程を終えた者たちで、1年間ここで暮らす。


その1年は給与は2倍になる。

大災害などで日本が危ないときに、

何としても生き残り、日本を再興するためのじんざいだからだ。


プラネタリウム状の建物は半球ではなく球状で、

外殻をあらゆる放射線から遮るよう作られている

球の下側はアンカーで地球とつながれており

内部からロックを外せる機構が組み込まれている。

天変地異が起こり外部が海水で満たされても内部は安泰だ。


そして地球滅亡の日はやってきた。


轟音とともにほんろうされて外側が海水でみたされて浮き上がる

洗濯機の洗濯槽の中で揉まれるような感覚があり

アンカーによりその場に縛りつけられているのがわかる。

揺れが収まるのを待つ以外できない。


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