一言紹介その1
青瓢箪/スズサワ レミ『KENJI先生』
【まるで図書室の奥から出てきた戦前の児童文学のよう】
ラジニ君、KENJI先生と一緒に幻想第四次空間を旅してみませんか?
この物語に漂うのは、ノスタルジィ。
レトロ感あふれる格調高い文章を味わいながら、うっとりと懐かしい世界に浸ってみませんか?
これは、いつもワクワクするような毎日を生きていたあの時代に戻りたい大人たちのための物語。
URL:http://ncode.syosetu.com/n4632cu/
青瓢箪/クロイチハル『六人のクソ野郎』
【君たちはバカだ、しかし私は好きだぜ、クソ野郎どもよ。】
ここまで私たちの胸を震わせ、なおかつ息もつかせぬ展開に目が離せなくなった物語があるだろうか。
公衆トイレ。
仕掛けられた爆弾。
追い詰められた6人の男たち。
ひたすら続く緊迫感。
一瞬の緩みも許されない括約筋。
正義。自尊心。克己心。自己犠牲。
様々な思いが飛び交う中で、男たちが最後に選ぶのは何か。
……そして読み終えた後は。
とりあえず腹筋がイテェ。(笑)
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青瓢箪/ロージア『無名のバレエダンサー』
【頑張るってとっても素敵なこと】
友人に誘われてバレエ教室の見学に行った男子大学生。
そこで彼は今まで縁もゆかりもなかったバレエの世界に魅せられ、傾倒していく。
ひたむきに努力する、ということ。
稽古に打ち込むその姿の美しさ。
一生懸命に頑張る、ていいなあ。
そんな当たり前のことを思い出させてくれる珠玉の物語。
URL:http://ncode.syosetu.com/n4715di/
観月/甲姫『藻ん藻んとした日々』
【生きてるんだもの……藻ん藻んとした日々】
この作品を一言で言い表すのは、なかなかにむづかしいのです。ゆるっとした彼らは、ゆるっとした世界で、ゆるっと、でもなかなかシビアに生きているのです。
なんたってあなた、主人公が藻ですよ?
理科の教科書に載ってた、ミドリムシとか、三日月藻とか、そういう仲間たちですよ?
まあまあ、とにかく最初の一頁……登場人物紹介だけでも覗いてみて下さいな。「藻」LOVE! な気持ちが増殖すること間違いなしです。
URL:http://ncode.syosetu.com/n7881dp/
トファナ水/文学サークル「日和」『マママン』
【動画投稿、親にばれたらどうなる?】
youtube、ニコニコ等の動画サイトを利用する投稿者は多い。ウケを狙った奇抜な作品も数多あるが、もしそれを、偶然にも自分の親が眼にしたら……?
いわゆる「親バレ」をテーマにした作品で、あり得る話だけに、リアリティが感じられる題材だと思います。
単純に説教臭い話ではないので、一度読んでみて下さい。私は妙にほっこりしました。
URL:http://ncode.syosetu.com/n2345dh/