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マーウェスの二度目の起床は大きなドアのノックの音と共にやってきた。窓の外に目をやると鋭角に差し込む日差しに目を焼かれ、目をそらす。


「おい、マーウェス起きてるか。朝ごはんだぜ」


「わかった。今行くよ」


軽い頭の痛みを振り払うようにして勢いよくベットから立ち上がる。

長い長方形の木製のテーブルには他の面々が既に着席していて、アリスがこちらに向かって手招きをしていた。



「おはようマーウェス、顔を洗ったら早く席に着きなさい」


アリスに従い洗面所に行くと先客がいた。


「おはようアリサ」


アリサは突然入ってきたマーウェスに驚いたようだったが、口を軽く開ける以上のリアクションは見せず口を固く結ぶと、フンと言ってそっぽを向き出て行ってしまった。


「そういえば昨日の風呂への乱入をすっかり忘れてた。あとで謝らないとな」


手を洗って席に着くと上座に座っていたおじいさんが手をあわせると


「それじゃあいただこうかのう」


全員のいただきますがホールに響いた。

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